2020/10/01 のログ
■ロヴィーナ > 「いいっ…♥ いい、ですわっ……♥ ここまで、気持ちよく、なれたんですからっ…♥
私のイクところ……っ、く♥ ラティアには特別に、見せてあげます、わっ………っ♥ っくうっ♥」
そうやって強がったセリフを吐いているが、懸命に絶頂を堪えている様が見て取れるだろう。
激しく相手を責め立てて、まずは相手をイカせてから自分がイクという気概。
だが実力伯仲の淫魔同士である。自分の積極性もアダになって、もはやロヴィーナもオーガズムの頂点に達しつつある。
全身からだくだくと汗を流し、雌フェロモンを分泌し続ける。
2人分の濃密な汗が蒸気となって立ち込め、常人が吸えば二度と淫魔以外で勃起できなくなるに違いない。
「……くっ、う、うううっ♥♥ ら、ラティアっ……♥ 私もっ、イッ………ぐうぅ―――――っ♥」
果実のように紅く熟れた2つの淫突起が、融合してしまうほどに激しくぶつかりあえば。
ロヴィーナもラティアと同時に、盛大に潮を吹いた。まるで水風船を割ったように、ばしゅ、ぶしゅ、と湯が溢れる。
絡み合った両の乳首にもビクビクとバイブめいた痙攣が発生し、ミルクの香りを漂わせる。
ラティアのアナルに潜り込んだ指は乱雑に暴れまわり、彼女の絶頂を1秒でも長引かせようと奮闘する。
だがロヴィーナを襲った絶頂の波も相応に高く、潮吹きも水溜りを作るほどに長く激しく続いた。
「………………はぁ……はぁ……ふ、ふふっ……ふふふっ……♥
なかなかお上手ではありませんか、ラティア……。私ともあろうものが、相手と同時にイッてしまうなんて……。
……でも、不思議と屈辱には感じません……ええ………とても清々しいガチイキでした……♪」
至近距離で向き合ったまま、ロヴィーナは屈託のない笑みをラティアに向ける。
熟れた雌の色艶と、聖女のような慈愛を織り交ぜたような笑み。油断の色も見えるそれは、対等の相手として認めた証か。
「………ええ、ですが。これでラティアの弱点はすべて把握しました。
次は……ふふ、次こそは……私に何も手出しできないくらい、弄んで差し上げましょう……♪」
いまだ腰を襲う絶頂の余韻を物ともせず、ふたたびお腹を擦り付けてくるロヴィーナ。
この調子でいけば、何時間、いや数日にもわたりレズセックスバトルを挑んできそうだ。
■ラティア > 強がったセリフを前にしても、もはや絶頂寸前であるのは間近でその顔を見、
肌を擦り合わせ、快楽をぶつけ合っているラティアには丸わかりだった。
実力は完全に拮抗している。雌フェロモンを辺り一帯にまき散らしながら、同時にオーガズムの頂点に達する淫魔達。
「………っふ、はぁ、はぁ……ふぅぅぅ…♥」
お互いのアナルを引っ掻き回し、密着する陰唇からどちらのものともしらぬ潮を大量に吹いて、
やがて水溜まりを作り上げたところで漸く絶頂は落ち着いた。
ロヴィーナとラティアは至近距離で見つめ合い、笑い合って、暫し余韻に浸るように濡れた肌を擦り合わせる。
「あら……ロヴィーナも、上手だったわよ……。
久しぶりに…私もガチイキしちゃったわ……♥ すごく気持ち良かった……♪」
だが、淫魔同士のセックスバトルがここで終わりを迎える筈もない。
再びお腹を擦りつけてくる動きににぃ、と笑うと、ラティアはロヴィーナの肩を押し、その場に仰向けに寝転ばせた。
自身も向かい合うような形で腰を落とすと、両脚を絡めて、グチョグチョに濡れた陰唇同士をばちゅん、とぶつけ合わせる。
「いいわ……私だって、次もその次も、負ける気なんてないわよ……♪」
数時間だろうが数日だろうが。ラティアはものともせず、この対等な相手とのレズセックスに挑むつもりのようだ。
■ロヴィーナ > 「………なっ! わ、私を遺跡の床に直接寝そべらせるなど……ふ、不敬ですわ!
しかも、私とラティアの……ええ、ラティアの潮の上になんて……うう、ぐちゅぐちゅしますっ……!」
第2ラウンドの誘いをかけたロヴィーナだったが、相手にコロリと寝せられてしまうと、露骨に嫌悪感を示す。
……だが、相手が凡百の淫魔や人間であれば即座に痛めつけていたところのはずが、今のロヴィーナは揶揄以上の反撃は見せず。
「………次は、次は私が上ですからねっ!」
すっかりラティアと意気投合してしまった様子。ロヴィーナは決して認めはしないだろうけど。
ご案内:「無名遺跡」からロヴィーナさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からラティアさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にエルファラさんが現れました。
■エルファラ > うにょうにょ うにょうにょうにょ
目の前で触手が蠢いていた。
「これ、食べられるかしら……」
それを見て、真面目な顔でぽつっと零す一人の冒険者にも見えるただの放浪料理人。
■エルファラ > ここはダンジョン化している遺跡の片隅。
古代の要塞なのか城なのか。大規模で堅牢な石造りの建物。
その内部は長き年月を経てごっそりと改造されており、迷宮状態に入り組んだ通路に様々なトラップが仕掛けられている。
全て、ではないが中には淫行トラップも設置されており。
生まれ持った勘の良さで現時点まで引っ掛かってはいないが、今見つけたトラップはぬらぬらと粘液に濡れて怪しく光る無数の触手。すでに誰かが作動させてしまった後なのか、隠される事もなくフルオープンで目の前に立ちはだかっていた。
おもむろに『うにょぅ』と伸びて来た触手を、素手でぶちぃ。ぶっちぎってしげしげと観察し始めた。
「毒は……多分催淫剤的なモノかしら。
そこまで強くなさそうだから毒抜きして、充分加熱すれば……
問題は味ね。触感は……タコの様な感じに思えるわ。
煮たら硬くなる可能性も……」
そこまでぶつぶつと考えを口にしながら呟いていたけれど。
ふと気づく。
そう言えば、このトラップを作動させた人物は大丈夫だったのだろうか。
まだ作動して間もない、鮮度ピチピチな触手の様子に辺りを見回した。
もし、トラップで悶えているなら。
「じっくり眺めさせて頂くも良し。
しっかり助けさせて貰って、恩を売った上で試食人になって貰うも良し」
どう転んでも質の悪い計画を、そらんじる。
人として無利子で助ける、という選択肢にはまだ思い至っていない。
■エルファラ > 「……………。
首尾よく離脱出来たのかしらね」
気配を探ってみるも、付近には誰のモノも察知出来ない。
自力で逃げ出せたのなら、それは何よりだ。
そうなのだが。
「残念……」
誰かが困っていてくれれば、それを出汁に試食人の一本釣りが出来たかも知れないのに。
ほんの小さく息を吐き出して、一人、当面この触手の食材としての価値を追求する。
最高の一皿を作り上げる為に。
「あたしは必ず、宮廷料理人になる」
夢は高く。現実は厳しく。それでも挑戦する者に未来は拓かれる。
かどうかは、また、別の話。
ご案内:「無名遺跡」からエルファラさんが去りました。