2020/09/30 のログ
ご案内:「無名遺跡」にロヴィーナさんが現れました。
ロヴィーナ > 古代の遺跡、中層部。
ここに至る冒険者はそれなりに冒険に慣れたレベルの者か、落とし穴にかかるなどして迷い込んだ初心者などが主となる。
踏破済みの領域は上層部よりも少なくなり、それゆえに珍しい古代の物品など価値の高いアイテムが見つかることも多い。
とはいえそれでも、昨今の冒険者の多さから、すでに漁られている宝箱や棚なども散見される。

そんな静謐の領域を、単身で歩く女性の影。
しゃり、しゃり、と石畳を鳴らすのは質素なサンダル。身に纏うは薄手のチューブトップワンピース。
武器も明かりも所持していない。遺跡探索の冒険者と見るにはあまりにも無防備な格好である。

「………………………ふむ、ふむ………この辺りは探索された跡がありますねぇ……。
 2、3ヶ月くらい前でしょうか?」

暗闇の中、赤い瞳が妖しく光り、周囲の石壁をきょろきょろと舐めるように眺めている。
暗視効果を帯びた瞳は、まるで昼間の室内のように闇を見通す。

「たしかこの壁には………ええ、ありました、ありました。鉄杭の罠でしたね。
 発動した痕跡はありますが、破壊されてしまっているようですねぇ。ふふ……乱暴ですこと……♪」

ブロックを敷き詰められた壁の合間、巧妙に隠された孔。そこを覗き込んで、女は小さく笑う。
彼女の側頭部には一対の角が生えており、牡山羊のそれのようにぐるりと螺旋を描いている。
彼女は魔族である。遺跡においてはさしずめ、ワンダリングモンスターの一種と捉えてよかろうか。

ロヴィーナ > ロヴィーナは、破壊された罠の付近にそっと指を触れる。指先が、ぽう、とほのかな光を放つ。
探知魔術の一種。巧妙に仕組まれた内部のからくり、その現状を検査しているのだ。
数秒程度で罠の全容を調べ終えた女は、指を離すと何らかの呪文を唱え始める。

「………………………………」

指先の空間から、煌々と輝く液体がにじみ出るように現れ、その体積を増していく。
溶解するほどに熱せられた鋼鉄である。赤熱した金属は陽光のごとき熱波を発し、周囲の気温がみるみる上昇する。
十分な体積を『召喚』し終えると、指をついと横に振り……その1モーションだけで、液体金属は槍の形に変化する。
目の前に浮かんだ鋭い槍を罠の穴に差し込めば、熱は引き、つかの間通路を照らした光も消え失せた。

「…………ふふ。今度は前よりも鋭く硬いスパイクになりましたね。プレートアーマーくらいブチぬいてしまうでしょう。
 せっかくだから毒や呪いの1つや2つでも………いえ、そこまではしなくていいでしょうね、この階層なら」

さらに念動力を振るい、再形成された鋼鉄の槍をぐいぐいと穴に押し込んでいき……カチリ、と微かな音が壁から響く。
罠の修理が終わったのだ。
次にこの穴の前を不用意に通った者は、感圧板の作動からコンマ1秒で飛び出す槍に胸を刺し貫かれる運命となる。

放蕩魔族ロヴィーナ、ただいまダンジョンのメンテナンス中。
ちなみにこの遺跡は別に彼女の住居というわけでも、所有物でもない。本来の所有者はとうの昔に没しているはず。
無関係の遺跡になぜわざわざ出向いて面倒な作業をしているのか? 単にヒマだからである。

ご案内:「無名遺跡」にラティアさんが現れました。
ラティア > 人気の無い、罠だらけのダンジョンを歩き回るもう一人の姿。
たまに引っ掛かりそうになって慌てて避ける、その女の恰好もまた、こういう場には似つかわしくないものだ。

「……よく考えられてるわね…」

思わず感心するような声を零し、女は先へ進む。
暗闇だろうが光の下だろうが、大きな影響は受けないらしい。
すいすいと、まるで自分の家を歩くかのような足取りで罠を避け、障害物を退けて進んでいく。

やがて石畳に石造りの壁で囲まれた空間に出ると、正面に気配を覚えた。
さて冒険者かと女が近寄ると、そこにはワンピース姿の女性がいる。
ラティアはその姿を人目見て、同じ魔族だと感づいた。

「……へぇぇ。私以外に誰かいるとは思わなかったわ。こういうのを奇遇って言うのかしら」

ね?と微笑みながらすぅっ…と、ゆっくり彼女に歩み寄っていく。

ロヴィーナ > 「…………………あらぁ?」

古の静寂が支配するダンジョン中層部、そこに新たに現れるひとつの気配。
明かりを持たず、鎧もまとわず………というより、ほとんどロヴィーナと似たような装いの女。
緋色の瞳をそちらに向ければ、にっこり、と柔和な笑みを作り、ぺこりと軽く会釈をする。

「あら、あら、あらあらあら。こんにちわぁ。それともこんばんわでしょうか?
 本当に奇遇ですねぇ、こんなところで他の同族さんと出くわすなんて。うふふ♪」

紡がれるセリフはおっとりとスローペース、言葉遣いも丁寧。
しかし……ここに第3者がいたとすれば、素人にだってわかる。この2人はどちらも魔族なのだ。
しかも、互いに褐色、長身、巨乳。ファッションも似通っている。
もしかすれば姉妹か親族かとも疑ってしまうかもしれない。
――それ以前に、並みの神経の持ち主であればこの場の危険度MAXっぷりに一目散に逃げているかも知れないが。

「私はロヴィーナと申します。ちょっと暇つぶしに、この辺りをお散歩しておりまして。
 アナタは……ふふっ、私によく似たアナタは……ここで何をしてらっしゃるのでしょうか?」

ロヴィーナの側からも歩み寄り。
向ける表情には敵意はまったくないが……どこか相手をナメているような態度がにじみ出ている。

ラティア > 歩み寄りながら、改めて見ると自分と似通った様相、服装、そして背丈…は、相手の方が少しだけ高いか。
親族かと思われるほど似ているし、お互いに魔族なのだが、この二人は今日が初対面。
微笑みを向け合いながら、どちらからともなくゆっくり近寄っていく…

「私はラティアよ。…ふふ、その辺もよく似ているわね。
私も、暇つぶしのちょっとした散歩みたいなものね」

やがて、張り出したお互いの巨乳が触れ合う寸前まで来たところで足を止める。
褐色肌の、長身の女二人が向き合い、にこやかに、しかし多少の緊張感をもって言葉を交わす光景。

「折角こんなところで会えたんだもの。仲良くしましょう?───ロヴィーナ」

ナメられているような態度は気づいていたが、同じ魔族。喧嘩でも売られなければ争うつもりはない。今のところは…。
右手を伸ばした。正面にいる彼女の左手を取り、握手のように指を絡めて握る。

ロヴィーナ > 「ラティアですね、ふふっ。覚えましたわ。
 ――まぁ、私と仲良くしたいのです? あらあら、それはなんとも困りますねぇ……?」

ふにゅっ。チューブトップに覆われた4つの爆乳がソフトに触れ合う。
互いの体温や吐息も感じられるほどの至近距離。
そして、握手と言うには若干情熱的すぎる所作で手指が絡め取られても、ロヴィーナは警戒する様子は微塵も見せず。
……ただ、その顔に貼り付けた笑みに、徐々に妖しい色艶を滲ませはじめて。

「私、あまり馴れ合いというのが好きではありませんので……。
 自由気ままに出歩くのが趣味なのでねぇ……しがらみはあまり増やしたくないのですよねぇ。
 ――仲良くするというのは苦手、と言い換えましょうか?」

などと言いつつ、ロヴィーナの側からももう片手を伸ばし、両手を絡め合う体勢になる。
触れ合った乳房はさらにムニュムニュと押し付けて、互いの柔らかさと弾力を確かめ合うように揺すったり。
小刻みに縦に振って、チューブトップをずりおろそうともしてくる。

「……もちろん、無駄に争う相手を増やすのも好きではありませんからぁ。
 今日は……ふふっ、『探り合い』程度に収めておきませんかぁ?」

まずは文字通りの『乳繰り合い』。そこから、ラティアと名乗る相手がどうアプローチしてくるかを見定める。

ラティア > 「あら…困っちゃうの?それは何とも、残念…ね?」

ふにゅり、と柔らかな感触。
目の前に見える彼女の笑みに、徐々に淫蕩な色が増してくる。
それを見つめるラティアの瞳にも、色艶の雰囲気が増してきていることだろう。

「へぇ。私も、一人でぶらぶら、自由気ままに出歩くのは好きよ。
ふふっ、仲良くしたからといって別にしがらみを作るつもりはないけれど…」

今度は彼女から手が伸びてくる。躊躇することなく受け入れ、両手の指を絡め合って握る体勢に。
乳繰り合う二人。4つの爆乳をムニュムニュと押し付け合い、布から露出したお互いの褐色肌をも擦りつけ合う。

動きを合わせ、下にじわじわとチューブトップがずり落ちれば、弾力のある乳房が露になった。

「ふふ……『探り合い』ねぇ。それもいいわね。
じゃ、たっぷりロヴィーナの体を探って、堪能させてもらおうかし…ら?」

楽しそうに笑いながら、目の前にある紅の瞳を舐めるように見つめる。
露わになった乳房を更に強く押し付け、剥き出しとなった乳首同士をコリコリとこすり合わせた。
それだけでは飽き足らず、少し身体を離してから、クイッと握った両手を引いて正面から爆乳をぶつけ合わせる行為。
刺激と、こすれ合う快感が心地良い。

ロヴィーナ > 「……あん♪ おっぱい、見えちゃいました……♥
 こんなところ、誰かに見られたりしたら……ふふっ………変に思われちゃいますねぇ……♪」

まろび出た爆乳をぶるんぶるんと盛大に揺さぶりながら、互いにこすり合わせる。
正面からぶつかり合う時もあれば、つるりとズレて谷間が噛み合ったり、どちらかが上に乗り上げたり。
まるで相撲かレスリング、あるいは獣のじゃれ合い。

そうして淫靡な柔肉が何度となく擦れ合ううち、互いに汗も帯び始めてきて。
ロヴィーナの谷間や下乳、そして腋や二の腕から、濃厚な雌淫魔のフェロモンが溢れ始める。
同じ淫魔に対しては大した催淫効果はないだろうが、少なくともロヴィーナが昂り始めた証ではある。
同時に、桜色の乳首も徐々に勃起し始め、長さ・径・弾力ともに卑猥さを増していく。

「……ふふっ。ほら……弱い人を友達にしたら、気を遣わなくちゃいけないでしょう?
 そして強い人が相手だと、媚びへつらわなくちゃいけないじゃないですか。面倒ったらないでしょう?
 付き合うなら『全く同じ強さの人』がいいですけれど、そんな人はめったにいませんから……。
 ………んっ、ふ♪ ふふっ、気持ちいいのはおっぱいだけですかぁ?」

しばらくは、ラティアと体の動きを合わせ、互いの爆乳同士でじゃれ合っていたロヴィーナ。
だが、若干その単調さに飽きを感じたロヴィーナの方から、次の手に出る。
乳房を揉み合わせた体勢のまま、絡めた右手を振りほどき、ラティアの下腹部に素早く差し込む。
そして狙い違わず、彼女の陰核を親指と人差し指でつまんでみる。
常人であれば痛く感じるほどの力で、きゅっと圧迫しつつ、コリコリとひねり上げる。

「付き合うのと、互いのことを知るのは別のコトですからね……私もラティアのこと、探らせて貰いますよぉ♪」

そのまま上体も振り子のようにゆすり、乳房同士の絡み合いを続けたまま股間にも刺激を加える。
残る左手の握る力は弱まっている。ラティア側からも同じような責めを繰り出すことは容易だ。
もし陰核摘みをやり返すなら、ロヴィーナの陰部上端にある硬くしこったそら豆大の陰核を捉えられるだろう。
すでにグチョグチョのホカホカに濡れそぼっている。

ラティア > 「あは……大丈夫よ……ここまで来られる誰かがいるとは思えないもの…♥」

爆乳はお互いに、目の前の相手にも引けを取らないレベルだ。
それを盛大に揺さぶり、ぶつけ合い、こすり合わせ、時にムニュムニュと押し付け合う。
そんな柔肉が擦れ合う様を誰かが見ていたなら、それだけで興奮を覚え達してしまうかもしれない。
それくらい淫靡な光景であった。

湧き出てきたロヴィーナのフェロモン。普通の魔族なら骨抜きになってしまうかもしれないが、
ラティアには淫魔の血が流れている。
昂らせる効果こそあったものの、理性が消失するまでには至らない。
いやらしく勃起したお互いの桃色の乳首を絡ませて、濃厚なキスをするかのように擦り合わせた。

「……ふふっ、そうね。面倒なのは同意するわ。私も同じように考えることがあったし。
ロヴィーナと『全く同じ強さの人』……どこにいるのかしらね、ぇ?
…んはぁ♥ やったわね……!」

爆乳同士の戯れの中、手が振りほどかれる。
すると下腹部、秘所の陰核を痛烈に捻り上げられ、ラティアは甘い声を上げて善がった。
常人であれば痛いほどの力でも、この女にとっては快感でしかない。

「もう……好きなだけ探るといいわ。私も、ロヴィーナのこと探らせてもらうけどね♥」

弄られている秘所は興奮と快楽でぐちょぐちょになっている。
負けじとラティアも、絡めていた右手を振りほどいてロヴィーナの股間に手を伸ばした。
そら豆大の、硬く張り出た陰核を摘み、キュウッと捻り上げる。
余った左手は彼女の背に回し、そのむっちりとした尻肉を激しく揉みしだいた。

上体を揺すって爆乳同士を絡み合わせ、陰核を強めにしごき合い、石畳に二人分の愛液がパタパタと滴り落ちていく。

ロヴィーナ > 「あらぁ、残念ですね……♪ こんな綺麗な淫魔2人が半裸で絡み合ってる光景、誰にもお見せできないなんて。
 王都やダイラスの真ん中で繰り広げたら、惰弱な人間の精神なんて融かされて、魔族の奴隷に下る輩が続出ですよぉ……♪
 そういうのは私はあまり興味ありませんけどね………んっ、ふ♪」

4つの褐色の乳房がもつれ合い、目まぐるしく変わる谷間では4つの乳首が高波に溺れるように踊り狂う。
ぶちゅ、びちゅ、と卑猥な音を立てて互いの汗が混ざり合い、飛沫となって散る。
そして乳相撲の下では互いの右腕も絡み合い、股間をまさぐり合っている。
ロヴィーナの大きな陰核にラティアの指が絡みつくと、それだけで陰唇内の温度が上昇し、おびただしい愛液が溢れ落ちる。
淫魔の性臭が色濃く満ち、遺跡内を満たしていく。当然淫魔同士であればそんな匂いは慣れっこなのだけれど。

「ふっ、うんっ…♥ ふ、ふふっ、ラティアの躰、責め、なかなか悪くないですね……っ♥
 淫魔とこうして……っ……真正面から『探り合う』の、久々ですので……いつになく昂ぶっておりますわ……♪」

さらにラティアの左手がお尻に伸び、豊満な尻肉を乱暴に揉みしだかれれば。
自然と互いの肉体はより深く絡み合い、いよいよ唇すらも触れ合いそうなほどの距離へ。
ロヴィーナの褐色の恵体は揉めば揉むだけ熱を帯び、汗をにじませ、柔らかくほぐれていく。
人を蕩かし堕落させる淫魔の躰、ラティアもそれを有しているか確かめるべく、ロヴィーナもまた彼女のお尻に責めの指を這わせる。
両の肉丘をムチムチと歪ませ、そして谷間にも指を滑らせ、2本の指で舐めたり摘んだりして孔の具合も吟味する。

「はふっ……はふっ………ふうっ………♥ 負けません……わよ……!」

鼻を触れ合わせる距離で向き合いながらも、ルビーの瞳はジェットブラックの瞳を真っ直ぐ見つめ続けて。
ぐい、と腰をも密着させると、摘みあった状態のままの陰核同士を強くこすりつけ合う。
指でホールドされて互いに逃げ場のないクリトリスを、執拗にぐりぐりと摩擦させてくる。

ラティア > 「ふふっ……本当ね…? 私達の乳繰り合いを見て、性に狂う人間の姿を見るのも…悪くはないけれど♪
まぁ、今は私達2人で…2人きりで、楽しみましょう♥」

爆乳同士の乳相撲は、動きが激しくなればなるほど快感は増していく。
お互いの混じり合う汗が散り、ぬるぬると肌の滑りを高める。
溢れる愛液を指に絡め、陰核を強く摘んで爪先で引っ掻き、グリグリと扱き上げた。
満ちる淫魔の性臭は、ダンジョンをうろつく雑魚の魔物をも狂わせてしまうほどに濃厚だ。

「ふっ、んんぅ……♥ お褒めに与り光栄、よ……♪
なら、もっと昂らせてあげるわ…ロヴィーナをたっぷり楽しませてあげる♥」

唇が触れ合いそうなほどの近距離。しかし2人はいずれも口付けを交わそうとはせず、至近距離の瞳を真っすぐ見つめ合う。
お尻に這うロヴィーナの攻めの指。ラティアの尻肉は彼女に負けじと豊満で弾力があり、
孔は柔らかく近づいてくる指にねっとりと吸い付き、誘い掛けるように戦慄く。

「はぁぅ……んふ……んんっ♥ 負けないわ………!」

陰核同士が擦れる。
ラティアは彼女の陰核を摘んでいた手で、己の陰核を摘んでいたロヴィーナの手を掴み取った。
そうして自由になったお互いのクリトリスを、正面から激しくこすり合わせる。
逃げ場がないどころか積極的に陰核同士を絡ませ、ぶつけ合うような激しさ。

ロヴィーナ > 「ええ、ええ……♥ いいですよぉ、ラティア。2人きりで。
 ダンジョンの手入れよりはずーっと楽しい暇つぶしになりますから……ふふ、ふふふっ♪」

間近で見つめ合い、腕を絡め、褐色の肉をムチュムチュと擦り合わせる2人の淫魔。
その抱き合い方はまるで恋人同士のように濃厚だが、向き合う唇同士は触れ合うことはなく。
それでも、激しく高ぶる吐息の熱と味はフレンチキスの最中のように互いの肺に満たされていって。
混ざりゆく2人の淫気は確実にダンジョンの空気を浸食し、危険な雰囲気を作り上げていく。

「……っ! っ、ふ、ふうううっ♥ うっ、く、くううんっ……♥ く、くり、クリトリスっ…♥
 擦り合わせるの、すごく、すごく、昂ります、わっ……♥」

豆を摘んでいた互いの指が取り払われ、自由自在に触れ合う形となる2人の陰核。
しかし、お互いの卓越した腰使いによって、これまで以上に淫靡に積極的に絡み合い、電撃めいた性感を発生させていく。
いかにロヴィーナでもそこから発する甘く鋭い快感に痙攣を止めることはできず、骨盤をガクガクと震わせて反応する。
ぷしゅ、ぱしゅ、とスプレーめいて断続的に潮が噴かれ、小規模かつ連続的な絶頂を迎えていることを示す。
しかし擦り合わせる腰の動きは些かも鈍ることなく、同等以上の快楽をラティアに与えようと勢いを増していく。

「はあっ…♥ はあっ…♥ そ、そろそろ、ラティア、イキ…なさいませ……っ♥
 ラティアの、イキっぷり、この私にお見せなさいな……っ♥ くっ、ふううっ♥」

ロヴィーナは相手だけでなく自身をも深い絶頂に導かんと、腰の動きにさらなる情熱を込めて。
ごり、ぐりゅ、と音が鳴るほどに激しくクリトリスを打ち合わせ、尿道すらも抉るほどに陰唇を押し付ける。
お尻を責める指にも力が籠もり、浅く指先が潜り込んでは、括約筋の力を試すように円を描いて。
さらに、跳ね除けられて空いた右手は胸元へと潜り込み、触れ合う2人の乳首をきゅっと摘んで。
まるで縄を綯うようにクリクリとひねって、勃起しきった互いの乳首を絡めるように弄ぶ。
向き合う顔、桜色の唇の端からは涎も溢れ、ロヴィーナの本気の絶頂が近いことを伺わせる。

ラティア > 「ふっ…ふふ♪ ダンジョンの手入れも大事だけど……気持ち良くなることも、同じくらい大事よね…ふふ♥」

汗が浮いてしっとりと吸い付く褐色の肌を、柔肉をムチュムチュと擦り合わせ、女同士の甘く濃厚な快楽に耽る2人。
下手すればダンジョンの外に漏れ出るのではないかという程、混ざりゆく淫気は充満し、近づくだけでも危険な領域が生まれる。

「っ、く…ぅぅぅ♥ すごく、すごくいいわ…♥ あぁ、これ、これっ♥ クリトリス、イイっ♥」

流石淫魔というだけあり、腰使いは他を圧倒するほどに卓越している。
それが2人分、というだけあって強烈な快楽が、性感が全身を走り抜けていく。
ロヴィーナもラティアも、がくがくと骨盤を痙攣させながら、擦り合わせる度にぷしゅ、ぶしゅっ、と潮を吹き、石畳を濡らす。
寄せては押し寄せる波のように小刻みな絶頂を繰り返して、しかし巨大な、本気の絶頂は未だ。
腰の動きは勢いを増し、お互いを果ての果てまで連れていかんとする。

「あっ…♥ はぁっ…♥ ロヴィ、ナ…もっ♥ イっていいわよ…♥
一緒にイって……ロヴィーナのイキっぷり、私に見せなさい…♥ んふぅぅ」

潜り込んでくるロヴィーナの指を、尻肉が、括約筋がキュウッと締め上げて、しかしそれ以上の侵入をも許すように甘く扱き上げる。
彼女の真似をするようにラティアは、陰核から離れた右手で弄られていない方の乳首を摘んだ。
お互いの右手が、2人の乳首を結わうようにコリコリと捻り、絡めて擦り合わせる。

「あっ♥ イクっ、イク♥ ロヴィーナ、私……っく、イクぅぅっ♥」

蕩け切った表情を相手に見せつけながら、一際強く、ごりゅっ、とクリトリスをぶつけ合わせた瞬間。
ラティアの陰唇からぶしゃああっ、と激しい多量の潮が吹きだした。
抱え込んでいた尻肉をギュッ、と力強く握り引き寄せながら、陰唇を密着させて本気の絶頂に浸る。