2020/02/10 のログ
ご案内:「無名遺跡」にゴ・イゥンさんが現れました。
ゴ・イゥン > 無名遺跡のとある大部屋。
その中からぶぉん、ぶぉん、と何かを振るう大きな音がする。

その音の正体は、大部屋の中のオーク振るう鉄塊が空気を裂く音だ。
あまりにも暇であるが、約束を守るためにこの部屋を離れるわけにもいかない。
いつこの部屋に侵入者が現れ、友と賭けをした宝を奪われるかわからないからだ。

しかし、それはそれとして暇である。
故に体を鍛えようと鉄塊を振るう。

非常に大きな、正面に立てば風圧で吹き飛ばされそうなほどの振り。
びりびりと周囲の壁が揺れ、もし探索者などが近くに居れば、地鳴りのような振動すら感じるだろう。

「―――――!、―――――――!」

言葉も発することのできるその魔物は、ただ無心に己の身体を鍛えている。

ご案内:「無名遺跡」からゴ・イゥンさんが去りました。