2019/07/21 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアルブムさんが現れました。
■アルブム > 古よりの黴臭とホコリの匂いが立ち込める遺跡の内部。
この国に多数見かけられる遺跡には永久光源が備わったものもあるが、ここにはない。
杖にオイルランタンを括りつけ、ひとつの小柄な人影が恐る恐る通路を歩いている。
「………うう。出口、こっちであってますよね、《かみさま》……」
ホコリの積もった通路には、奥に向かう足跡が1人分。つい十数分前に自分がつけた足跡だ。
これをたどっていけば少なくとも出口には帰れるだろう。アクシデントさえなければ。
だが、落とし穴、テレポーター、幻覚の罠、魔物の襲撃、etc……。すんなり帰還させない仕掛けだってないとは限らないものだ。
おっかなびっくり、歩調もたどたどしく、数歩歩いては周囲を警戒するように杖を振る。ランタンがカランと鳴る。
そんな感じの、石橋を叩くような帰り道。
「……せっかくいいものがあったんですもの。帰れないと……笑いものですよぉ」
どうしてアルブムはこんなにビクついているのか? 遺跡の奥でヤバいモノと遭遇でもしたのか?
否、その逆である。収穫があったのだ。ありすぎたのだ。
『偶然』未踏の遺跡を見つけ、入ってみればそう奥まった場所でもないのに宝の山が。
金銀財宝と呼べるモノもいくつかあるが、それ以上に魔法のアイテムがたくさん、雑然と箱の中に収められていたのだ。
大してバックパックを空けて来なかったため、詰めるだけ詰めてもまだまだ余りある。
描ける範囲で地図も描いた。お宝はもちろん、この地図だって王都では高値で売れるだろう。
――しかし、それはもちろん生きて帰ったらのお話。
雑嚢をガラガラと鳴らしながら、アルブムは必死に入り口を目指す。何者とも会わないことを願いつつ……。
■アルブム > ――チ、チチチ、チ………。
「うわああぁぁぁああぁぁっ!!!?」
突然目の前をよぎった気配に、アルブムは思わず後ろに飛び退こうとしてしまう。
バランスを崩し、尻もちをつく一歩手前で踏みとどまる。
アアァ!……アアァ!……アアァ! ……と、耳鳴りのように悲鳴が遺跡内部を残響する。
「ね、ネズミさん、ですか。でも………大きい……。
……うう……少し漏らしちゃいました。ビックリしちゃって……」
眼の前にいたのはネズミ1匹。とはいえ遺跡に住まうような奴である。小さめの猫くらいの体格を有している。
ギラギラとひかる目でアルブムを見据えるが、距離をとり、襲いかかって来ようとはしない。
ランタンの明かりに怯えているのだろうか。
「……ど、どいてくださいよぉ!」
アルブムは杖を構え直し、煌々とひかるランタンを敵に差し向ける。その分だけネズミも後退するが、逃げはしない。
そのままお見合い状態に突入。
こちらから向かって行けば、ネズミもヤケになって噛み付いてくるかもしれない。
体格が増した分、その牙も攻撃力を増しているだろう。きっと痛いだろう……。
そう思ってしまうとなかなかこちらから仕掛けにはいけない。
かといってダンジョンを抜ける道はここしかない。
であれば、ネズミが諦めて去ってくれるのを待つのが今は得策といえようか?
「………ううぅー………」
一刻も早く帰りたいのにこの状況、大変じれったいけれど。
それにさっき少し失禁してしまった股間が湿り、不快感もある。早く洗いたい……。
ご案内:「無名遺跡」にしずくさんが現れました。
■しずく > 「よい…しょ…。」
(遺跡内のどこか。少年と離れた場所で突然謎のゲートが出来上がりそこから一人の少女が現れた。
黒いタートルネックのようなドレスにぼさぼさで長い髪。
目の下にはクマがあり、ぎょろ目のような大きな目をしていた、幽霊的部分を抜けば普通に綺麗、または可愛らしい容姿の少女である)
「あ、あれ…?ここ、どこだろ…?
また、間違えちゃった…で、でも…ゴブリンとか居たら…良いかも、えひ…。」
(ひとり言を呟きながらきょろきょろと見渡し、おかしな笑い方をして醜い欲望を呟く。
ここ最近、あまり一夜を過ごす事が出来なかったために、性欲が溜まりすぎてしまっていた。
それ故にそろそろそう言うイベントがあっても良いのではないかと思いながらも幽霊の様にフラフラと歩き始める。
その結果、曲がり角でアルブムの姿を見つける)
「ん…♡」
(見つけた少年の背中にピクリと反応して軽くハートマークを思い浮かべる様な反応をする。
こんなところに少年、しかも一人となれば丁度良いと思い、にやけ顔をしながらそちらの方へ近寄る。
背後に立てば今の状況を理解し、ネズミはいらないなと思いながら、少年の真上で腕を伸ばして魔術を発動する。
巨大ネズミの足元にはしずくが通って来たあの楕円形のゲートが発動され、落とし穴にはまったように消えてはチャックを締める様にゲートが締まる)
「…だ、大丈夫…?ぼ、僕…。」
(カタリと人形の様に頭を傾けて、巨乳を超えた超乳の下に居る少年に語り掛ける。
身長や周りの雰囲気、しずくの元々の様子を合わせてしまえば、幽霊に間違えて見えるかもしれない。
おまけに久しぶりの相手である為に、少し緊張してにやけ顔をしたまま照れているため、言葉も少し微妙であった。)
■アルブム > 「………!!?」
アルブムから見れば、ネズミが突如なにかに飲み込まれたように見える。
まるで影が口を開くように『開き』、ネズミは飛び退く間もなくその中へと落ちていく。
一体何が起こったのか? 背後から魔術を行使されたことすら、いや背後に人がいることすら未だ気づかず……。
「ひゃひっ!?」
そして声を掛けられてようやく、ネズミ以外に接近してきた者がいることに気づくアルブム。
甲高い悲鳴を上げて飛び退き、後ろを振り返ってランタンの光を向ける。
そこにいたのは……。
「…………な、なん、ですか、これ!?」
まず目に入ったのは、2つの大きな黒い球体。連なって闇に浮かんでいる。
熱気を放っていて、それが亡霊でなく肉体を持つ何者かであることを示唆する。しかし見たこともない怪物だ。
そして、その球体には脚や腕が生えていることにも気づく。
最後に、球体の陰に隠れて見えづらいが頭部にあたる部位もあることがわかり……その時点でようやく、人型生物だと察する。
「…………あ、う………あなた、だれ………?」
それでも、その異様に黒い装い、異様に膨れた胸部、物憂げとも楽しげとも取れる不思議な表情を見ると。
未だその人型生物が人間やそれに類するモノであることを信じられず。
今にも泣き出しそうな、怯えの色濃い声色で、相手からの問いに反応する。
「……あ、その。だ、大丈夫です、ぼくは………」
相手から気遣われたことを思い出したように、彼女を見上げながら応える。
しかし全身から緊張は抜けず、ぎゅっと握った杖を振りかざし、警戒心を露わにしている。
脂汗がにじみ、香水めいたサンダルウッドの香気が少年の全身から放たれる。
■しずく > 「わ、びっくりした…」
(当然の様に大声でびっくりする少年の様子に棒読みでびっくりする。
こうなる事はすでにわかっていたために驚いておらず、その状況を受け入れることが出来た。)
「えひ…あの…私…く、黒川…しずく…です。」
(奇妙な笑いを一つしてからしゃがみ込んで相手と目を合わせる様にする。
途中、少年が初めに見た乳が軽くユッサユッサと揺れながら少々近い位置に来るであるだろう。
ランタンの明かりで顔は恐ろしく見えるだろうが、声と喋り方をすればきっと敵対の存在だとは思われないかと思っていた。)
「えひひ…け、怪我がないみたいで…よ、良かった…。」
(緊張している様に言葉を詰まらせながらしゃべるも少年を心配していたかのような反応をする。
折角見つけた良さそうな獲物をネズミに食べられては勿体ないと思っていたからだ。
少年から放たれる甘い匂いを嗅いではゾクゾクと心の奥底で震え、中々良さそうだと勝手に評価していた)
■アルブム > 「……ご、ごめんなさい! びっくりさせちゃって…」
自分がびっくりさせられたことを置いといて、相手の言葉にぺこりと頭を下げ、謝罪する。
そして再び見上げるようにしずくを観察するが、やはりその雰囲気は『不気味』の一言につきる。
会話は通じてるし、その声色もおぞましくはない。魔物というわけではなさそうだが?
「……クロカワ、さん? ですか。ぼ、ぼくはアルブムっていいます。
えと、ネズミを追い払ってくれたんでしょうか? だとしたらありがとうです!
それよりもクロカワさんはこんなところで何を……」
この国ではあまり聞かない語感の名前である。クロカワをファーストネームと受け取ったアルブムはその響きを反芻する。
そして、助けてくれた旨にお礼をしつつも相手の現状を伺おうとする、が。
そこで1つの違和感に気付いた。
足跡の数から、自分以外の侵入者はこの遺跡にはいなかったはずである。ならばこの女性はどこから来た……?
「……あの。クロカワさん。もしかして、この遺跡の奥から来たんですか?
もしかして……この遺跡に住んでらした……?」
だとすれば。いまアルブムの雑嚢に入っている拾得物も彼女の持ち物である可能性がワンチャンある。
もしそれが真実で、それに気付かれたとしたら、大変気まずいことになる。
少しだけアルブムの顔が曇る。怯えとか気後れとか、そういったもので。
■しずく > 「えひひ…♡だ、大丈夫…です。
お、驚かれるの…な、慣れてますので…。」
(なぜか褒められているかのように恥ずかしそうになれている事を伝えた。
この容姿に服装で更には顔、それだといきなり後ろに立たれては驚かれるのも仕方がない。
しかし、彼女自身は特別傷つくこともなかった。)
「あ、アルブム君…だね?
えひひ…へ、平気…だよ?ネズミに襲われたら・・た、大変だし…ね?」
(特に病気とかそう言うものになってしまうと色々と大変である為にそこから防いだという意味でも良かったと思えた。)
「え?あ、えっと…そ、そうじゃなくて…。
ま、魔術でね?さっきみたいなの作って…入ったら…ここに来ちゃった…。」
(説明してもたぶん受け入れてくれないだろうと思い、実践することにした。
のっそりと立ち上がると、アルブムから離れた後ろの方にゲートを作り上げる。
先ほどネズミを落としたような穴を作り上げ、カツカツと靴を鳴らしながらそのゲートに近寄る。)
「…あ、あの…その…。
い、今…わ、私の家に繋がっているから…。
えっと…その…そ、それ…落としに…行かない…?」
(そのゲートに触れながら少し上を見る様な目をしてキョロキョロと目を動かし、恥ずかしそうに頬を赤めて指をさす。
指先には先ほどアルブムが漏らしてしまった失禁後があり、家に繋がっているためにそれを洗わないかと提案した。
正直、こちらとしては来てくれた方がかなり好都合だと思い、少々強引でもやろうかと思っていた。)
■アルブム > 「……な、なるほど。魔術で遺跡の奥に来たんですね! ならよかっ……ええと……納得ですっ!」
しずくの返答とゲート作成の実践に、アルブムはほっとしたような安堵の反応を見せる。少しだけ緊張も抜ける。
自分の悪い予想が外れたこと。しずくがこの遺跡の魔物でもなく、オーナーでもないこと。
そして一応はアルブムがこの遺跡の第一発見者である事実が揺るがなかったこと。いろいろと。
さっきのゲートもこの女性が行使したものであるなら、助けてくれたのも事実である。きっといい人だ。
――はじめて話す相手であるゆえの緊張感はまだ抜けきらないけれど。
「すごいなぁ、遠い所をつなぐゲートなんですね。そういう魔術があるとは聞いたことありますが、見るのは初めてです!
でも……今からクロカワさんの家に? そ、そんな悪いですよぉ……いきなりお家に招かれるなんて。
……え、それ?って……あっ」
しずくに指摘されて、アルブムはようやく気付いた。
ネズミとの遭遇時に少し漏らしてしまったものが、タイツを濡らすだけでなく白いローブにもわずかにシミを作っていることに。
それを初対面の女性に指摘されてしまった。アルブムはカッと顔面全体を紅潮させ、俯いてしまう。
うぅ……と蚊の鳴くようなか細い声でしばらく呻くが、やがて真っ赤な顔のままでしずくを見つめ直すと。
「………は、はい。クロカワさんのご好意に、甘えます……。
連れて行って、ください……で、でも、クロカワさんにご迷惑はかけませんから!」
ぎゅ、と杖を握りしめ、しずくに一歩身を寄せる。しずくに着いていこうとする仕草だ。
当然ゲートを1人でくぐる勇気はないけど、彼女に従ってくぐっていくくらいの度胸はある。
■しずく > 「えひひ…え、遠慮しないで…。
お、お客さんとか…その…来ないから…う、嬉しいし…。」
(しずくの家の周りは特殊な結界を這っているために外からの侵入は不可の上、発見もすることができない所に住んでいる。
そこに行くためにはしずくのゲートでしか侵入することはできない。
しかし、彼女的にも破壊されようがお構いなしでもあった。)
「えひ、はい、行きましょう…♡」
(指摘されて恥ずかしそうに顔を赤める少年の様子を可愛いと思いながら目を蕩けさせて見つめてみた。
今回はどうやら大当たりの様だと思い、近寄って来た少年の手を握って一緒にゲートに入る。
しかし、ゲートはまるで扉の様に薄く、入ればすぐにその先に到着することが出来た。)
「こ、ここ…私の…お家…。」
(到着した所はこんな少女が住んでいるとは思えないほどの綺麗な場所であった。
周りは森に囲まれ、ところどころから光柱がさしていた。
動物は居らず、綺麗な川と自給自足の為の軽い畑があるだけの空間。
そして、ロッジのような木造の家がそこに立っていた。
少年の手を引いてロッジのような家に入れば、一人には十分すぎる程の大きく、綺麗な部屋が広がり、居心地も良かった。)
■アルブム > 「わぁ………! 素敵なお家です!」
しずくに続いてゲートをくぐれば、眼の前は森の中。
陽光差し、風も心地よく、周囲から秘匿されつつも程よい解放感。
息詰まるような遺跡の闇の中にしばし身を置いていたアルブムからすれば、まるで天国のような光景である。
……だけど、初めからのびのびと、とはいかない。
股間の不快感は残ってるし、連れてきてくれたしずくという人物の腹の中はまだ知れない。
「……とりあえず、遺跡を抜け出せてよかったです! ありがとうございます、クロカワさん!
それで……その、服汚しちゃったとこ洗って来ますんで、少しお待ちください」
それでも、アルブムの声は先程までとは明らかに違う。明るく快活、そして油断しきったような声色。
第二次性徴の気配もない少女めいた声でしずくにそう言葉をかけると、家への道をわずか外れ、木立の傍へ。
荷物を降ろすと、アルブムは躊躇なく身体を覆っていた白いローブを脱いで木の枝に掛ける。
一枚布に近いポンチョめいた衣服の下には、全身を覆う空色のタイツ。手指の先までも覆い、開口部は首筋のみ。
少年の起伏少ない身体の輪郭をありありと模っており、薄いお尻とその谷間も、脚の間にぶらさがる丸い膨らみも露わにしている。
そんな装いを恥じる様子もなく、アルブムは手を中空に掲げ、念じる。
「《かみさま》……お願いします」
すると、アルブムの眼の前に水の球がじわじわと湧き出し始める。魔術ではない、何か別の『奇跡』。
自分の衣類や身体を清めるための水を生み出しているのだ。しかし、水の湧く速度は遅い。
しずくから見れば、今のアルブムは大変に隙だらけと言えよう。
■しずく > 「えひ、あ…ありが…とう…。」
(素直に褒められるのは正直恥ずかしく、軽くもじもじとしながら指先を合わせて動く。
初めてとなるであろう客人を迎え、しかもそれも純粋な少年であると尚更嬉しくなって仕方がない。)
(そのまま少年が居なくなり木立の方へと歩いて行く姿を見て、姿が見えなくなった途端ににやけ顔だったものが完全なる雌豚の蕩け顔になった。
そのまま、ゆっくりと近づき、水を湧かしている様子を確認すると、後ろから羽交い絞めする様に捕まえ、頭に巨乳を乗せて固定するかのように襲い掛かる。)
「よ、汚れなら…お風呂…使えますよ…♡」
(そのまま、少年をズルズルと引っ張りながら家の中に運び、浴室の方へと運ぼうとしていた。
すでに我慢も限界になり、これ以上は自分の限界が持たなかったのであった。)
■アルブム > 水球を作るのに集中して、背後から迫りくるしずくの気配に気付けないアルブム。
突如、肩から頭部へとすさまじい質量がのしかかってくると、ビクリと切なく身体を震わせる。
「はひゃっ!? な、何なになに!?」
暖かく重たいそれが女性の――すなわちしずくの肉体であることに気付くのに数秒。
そして、彼女に背後からがっちり捕らえられたことにも遅ればせながら気付くのであった。
逃げようとしたのか脚をもつれさせ手をバタバタとさせるアルブムだったが、やがてすぐに脱力する。
パシャリ、と林檎大の水玉が浮遊力を失って地に落ちる。
「……あ、あう、う………お、お風呂だなんて……クロカワさん……。
おうち、汚しちゃうの、よくない、です……」
もがいて、しずくに傷や汚れをつけちゃうのはよくない。かといってこのまま、汚れた服のままで家に入るのも忍びない。
しかし当のしずくがそう招いているのなら、その好意を意地で無下にするのもそれはそれで失礼で……。
そんな感じに戸惑うアルブムは、抵抗らしい抵抗も見せず、しずくの成すがままに連れて行かれてしまうだろう。
■しずく > (室内に入り、浴室へ向かった。
少し体の大きい彼女的には丁度良いぐらいの広さの浴室でかなり広々とした。)
「え、えひ…だ、大丈夫…ど、どうせ、汚れるから…。」
(さっきから堕ちたにやけ顔が止まらない。
いよいよ少年の前で本性を現すのかと楽しみになってしまい、止める物も止められなかった。
そのまま、少年を脱衣所に運ぶとその場で服を脱ぎ始める。
下から掴んでスポッと脱ぐと、かなり厭らしい下着を露わにする。
紫色の記事に秘部と突起を隠すだけしかないほどの小さな布をした下着。
そのまま、脱ぎ始めると、紫の生地からサクランボよりも真っ赤な乳首が露わになり、下を脱げばトロっと愛液の糸を引いていた。)
「えひひ…ほ、ほら…い、一緒に…脱ご…?」
(少年の服に手をかけて脱がそうとする。
白い肌に赤い破廉恥な部分をさらけ出して前かがみになれば柔らかく揺れる胸と美味しそうに実った尻を揺らして誘う。)
■アルブム > 「あうう……お、終わったらお風呂掃除してから帰りますから。ごめんなさい……」
身長差と爆乳のせいで、しずくの表情をつぶさに観察することができない。
下卑た表情を浮かべ、アルブムを厭らしく見つめているその視線にもなかなか気付かず。
それゆえにアルブムは過度な警戒心を抱かず、ただ遠慮と後ろめたさで恐縮しきりである。
「………………!!?」
――そんなアルブムも、しずくが下着姿を経て全裸になれば、さすがにたじろぐ。
いや、お風呂に入るということであればこういう流れになることも予想はできたのだけれど。それでも。
未だ女性の裸体は見慣れない。ましてや目の前の女性は自分の常識を超える爆乳だ。
性的魅力に満ちた彼女の艶姿にアルブムは顔を真赤に火照らせ、視線のやり場に困っている。
まったく目をそむけるわけでもなく、チラチラと目の端に捉えようとしては、すぐに離し……。
「……あ、う……だ、大丈夫、です! 自分で脱ぎますからっ!」
アルブムの肌を覆うタイツに手をかけられそうになると、やや意地を張るように声を荒げ、少し身を離してしまう。
そして、恐縮気味に身を縮こませたままで己のタイツの首元に指をかける。
伸縮性のよいタイツはゴムのように伸び、肩口を露出する。そして腕を抜き、胸からお腹へ……。
――まるで脱皮のごとく、空色の薄膜の下から白い肌が露わになる。
体格相応のおちんちんもぷるんとまろび出て、お風呂場の空気に触れる。とっさにそれを両手で覆い隠すと。
「………恥ずかしい、です……クロカワさん……」
今にも泣きそうな紅潮顔で、青い瞳をうるませ、慈悲を乞う。