2019/02/02 のログ
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」にゴブリンリベンジャーさんが現れました。
ゴブリンリベンジャー > ゴブリンはモンスターである。

ゴブリンの中でも特殊な復讐者の称号(?)をもつ彼のゴブリンも例外ではなく、特殊な個体であるそのゴブリンだってモンスターであるが故に無名遺跡を彷徨っていても違和感は無い。

筈なのだが、彼のゴブリン、今宵はモンスターではなく冒険者、正しくは盗掘者として無名遺跡の迷宮の中を灯りも持たず彷徨い……ではなく宝を求めて迷宮を進み、時折同族と思わしき存在ですら首を刎ね飛ばし、投擲用のダガーを打ち込んでから矢張り首を刎ねる、勿論人型であれば獲物が着用している装備を剥いで目ぼしい物は確保している、それもなるべくかさばらない物だけ。

何故こんな事をしているかと言えば少数の群れとして存在を始めたのは良いのだが、圧倒的な物資不足で食料は何とかするとしても「装備」を整えるのが何よりも難しくあった。

ドワーフなどに伝手があれば、大金を持ち歩き人間の承認と交渉するにもて金も無く、仕方なく冒険者の真似事をしている。

暗闇の中、天然の暗視の力のある瞳はヒカリゴケ程度の光源しかないうす闇の中を平然と歩き、顔を隠すくらい深く被るフードがついたぼろぼろのローブは気配を希薄にし、浅い階層であれば一角千金は難しくても、冒険をするには余裕で、今もまた触手?か何かを踏み潰し、粘液が飛び散る感触に眉間に皺を寄せながら、通路を1人で進む。

ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」にレナ=ミリイさんが現れました。
レナ=ミリイ > 王国にある無名遺跡を歩く一人の少女。
安定しない狩り以外の収入も得ようと訪れたはいいが慣れないせいで道に迷ってしまったようだ。
小さくため息をつきながら、かすかに感じる風の気配をたどりながら慎重に歩を進める。

「……やっぱり、こういったこと向いてないのかな」

腰に下げたランタンが周りを照らすものの所詮は手の届く範囲しか見えず。
暗闇に包まれている気分になれば少しばかり心細さを感じて小さくつぶやく。
両手に持ったクロスボウを構えながら慎重に一歩ずつ確かめながら歩くものの、暗闇になれたモンスターに襲われれば非常に危険なことはマイ違いないだろう。

ゴブリンリベンジャー > ……スン

鼻腔を芳しく擽る香りに嗅覚が何よりも先に反応し、「……スン。」と意識して香りの元を辿るように匂いを嗅ぎ取ると、距離は大体100mも無く、先程まで切り捨てた魔物よりも美味しそうなその香りを辿り、復讐の刃を鞘に収めると鉄錆の香りがする肉塊を踏みしめ、匂いの元へと駆ける。

なるべく足音を消すように走るが、はやる心がそれを許さず、液体が絡むニチャニチャと不気味な足音をたてながら、その匂いの元に迫ると、有無を言わさず背後からの不意打ちを狙った一撃を見舞う為、懐のダガーホルダーよりダガーを中指と人差し指の間で挟み、抜く勢いで相手の膝裏を狙い投擲をする。

距離が離れていれば闇の中で眼が利くといっても矢張りやみは闇で狙いは危く、それでも刃が掠めればラッキーなもので、小さな傷であれば其処から掠めた部分の片足程度は自由を奪う麻痺の毒を送り込むことが出来るのだから。