2019/01/11 のログ
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 王都内で、気紛れに遊んだら、怒られた。
よく分からないが、どこぞの魔法使い?とやらに、式の一人が出会ったらしい。
なんでも、余り派手に王都内で遊ぶのは控えて欲しい、との事だそうだ。
いや、勝手に話を付けるのは構わないが、巻き込まないで欲しいものだ。
…と言うか、それに該当するの、一人だけだった。
そんな事も知らず、楽しめそうな相手が居たので、ちょっとだけ遊んできた。
うん、良いじゃないか、相手も楽しんでいたんだから。
そんな訳で、王都から離れ、こうして気晴らしに来たのだ。
少女が今居るのは、王都から離れた場所にある、遺跡の一つ。
目的は…まぁ、楽しめたら良し、その程度だ。
楽しみの内容は、気にしないで貰いたい、ついでにお宝があれば尚良し。
現在、地図も作らず、道を適当に進むだけな感じである。
………そんな適当で、そう都合良くなんていく訳がない。
■タマモ > 「ふむ…」
通路を歩き、行き止まりに到達。
あれだ、この来た道を戻らないといけない、そんな状況は本当に面倒である。
魔物が居ればすでに倒してるし、罠があっても発動した後だ。
こう…本当に、何か損をした気分を味わえる。
「さてはて、もう少し奥に行けば、何かあるじゃろうか?」
分かれ道にまで戻り、行かなかった道へと進む。
場所が場所なのに、気分は本当にただの散歩である。
…が、少女が求めているのは、それではない。
こうも何も無いと張り合いがないし、鬱憤も溜まる一方だ。
次に会う魔物なり、罠なり、誰かなり、それらに発散でもしよう。
可哀想?うん、己の不幸を嘆くべし。
■タマモ > と、ふと、少女の耳がぴくん、と揺れた。
新たな通路の先に見える、分かれ道。
その先に、何かあるのを聞き取ったのだ。
それが、ここに巣食う魔物なのか、罠の作動音なのか、他の何かなのか…それは、少女にしか分からない。
しかし、明らかに視線は、その音がしただろう方向へと向けられている。
果たして、その先に何があるのか…
ただ分かるのは、少女は間違いなく、その方向へと向かうと言う事だけだ。
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」からタマモさんが去りました。
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」にジグリアさんが現れました。
■ジグリア > 名もない辺境の遺跡の深層。
相当強力な魔物や機械兵士が徘徊するエリアは、迂闊に交戦しようものならすぐに気配を察知され、1vs1ですら厳しい難敵がゾロゾロと沸き始める。
中層までなら遭遇した敵を各個撃破するだけでも進めたが、深層となると基本は逃げ。気配察知の魔法は殆どかけたままだ。
「……っふぅー……。……ふぅー…。」
周辺の安全を確認しながら、風化した石の壁にもたれかかり、自身の首にかけているなんだか豪華なネックレスを見やる。
「……これが……『獣の首飾り』……。…なんでだろ……。…ずっと…頭が…ボーっとするような…」
熱でもあるのかな と疑うも、風邪や病原菌を与える魔物や、そのような罠に引っかかった覚えもない。
中層の宝物庫らしき、豪勢な空間に、それは存在した。金の獣を象徴する飾りには、妖しい輝きを放つ宝石がはめ込まれており、その輝きと目が合ってしまうと、無意識にそれを身に着けていたのだ。
「……この首飾り……着けてから…身体…なんだか熱い……。……あれ?なんで…わたしこれを…??」
前後の事を思い出そうとしても、あんまり明瞭に思い出せない。
それどころか、さっきから頭の中を、言い表せぬ飢えや欲動ばかりが覆ってしまっていて、あんまり考え事が出来ないでいた。
「……まあ、いいか。……結構、お金になりそうなのは手に入ったし……。……そろそろ、出口目指さなきゃ」