2018/12/06 のログ
クレス・ローベルク > それから暫くゴブリンを倒し続けた所で、残りのゴブリン達の気配が遠のき始めた。

「ん……?」

今までこちらを伺う様に足音を消していた彼らが、急に足音を立てて動いている。
今までの状況を鑑みると、

「……逃げたか」

こうなると、男としてはどうしようもない。
逃げたということは自分が来た入り口の他に、出入り口があるということで、自分はそれを知らないのだ。
今から追いかけても、恐らくは追いつくまい。

「あー、どうしよ……。一応依頼は達成っぽいけど」

再発するよなあ、これ、と男は思案顔で通路の壁によりかかる。
何か、ゴブリンを来ないようにする方法はあっただろうかと、記憶をたぐる。

クレス・ローベルク > 「しょうがない、取り敢えず一旦戻って報告かなあ……」

そう言って、来た道を戻っていく。
また此処に来たときは、もう少し考えようと、そう思いながら。

ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」からクレス・ローベルクさんが去りました。