2018/09/23 のログ
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」にゴ・イゥンさんが現れました。
ゴ・イゥン > 羽虫も現れなくなり、また束の間の静寂が戻ってきた隠し大部屋
今日は、彼にとっての邪魔者以外が顔を覗かせている

「―――、――――。―――?」

よほど魔物に熱心な者しかわからない、鳴き声のようなもので会話をしている、オークと人影
人に見えるこの相手は、人に化ける術を持った魔物で、彼が部屋に捨てている冒険者の装備などと食料や様々なものを交換してくれる存在だ
特に、潰してきた羽虫の…よくわからない欠片が高値で研究者に売れるらしく。
今日はどこから持ってきたのか、巨大な肉の塊と交換してくれるらしい

「―――…。……。」

こく、と…会話が終わったのか頷き合い大部屋を後にする人型の魔物。
さて…巨体の彼であっても満足できそうなほどの塊をどうするかというと…以前まではそのまま食べていたのだが

「――――…フー…」

これも以前、人型の魔物と交換した火付けの道具を取り出す
彼に合わせて大きく造られたそれと…部屋の隅にある、木を組み合わせ、肉を上部に取り付けられるように作られた道具を部屋の真ん中に持ってきて

じゅうじゅう、ぱち、ぱち……

一度口車に乗って生肉を焼いてみたところ違う味わいになったことに驚いた彼は、それからは肉が手に入ると決まってこうして食ってきた

巨大な肉塊はそれに見合った匂いを放ち…本来なら魔物など呼び寄せるものだろうが、彼の部屋だと知っている周囲の魔物は寄り付かないだろう
粗雑な見た目からは想像できないほど慎重に、香ばしい匂いを、部屋の外まで漂わせながら、巨大な肉塊を焼いている…

ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」からゴ・イゥンさんが去りました。