2017/09/14 のログ
ご案内:「無名遺跡」にラキアさんが現れました。
■ラキア > どうして、こんなことになってしまったのだろう。
幼児同然の残念な頭では、理由などわかりようもないけれど、
ただ、自分がとんでもないピンチであること、
このままではもしかすると干からびてしまうかもしれない、
ということぐらいは、ぼんやり理解できた。
でも理解できたからといって、打開策など出てくるはずもない。
薄暗くじめっとした、遺跡の片隅にある蒼白い小部屋。
蒼白さの原因は、部屋の中をうぞうぞと蠢き、床も壁も埋めつくし、
あっという間に少女の四肢を絡めとった触手生物、だった。
部屋の中ほど両手首、足首に絡まる触手で、X字の格好に拘束され、
着ていたローブはどろどろに溶かされて、つるりとした胸の小さな粒にも、
幼い秘部にも、繊毛状の触手が執拗な攻撃を加えてくる。
ふるん、ふるん、尻尾を上下左右に揺らし、小さな羽根をぱたつかせるも、
逃れるどころか、床に足をつけることさえかなわない。
「ひ、っああん、やあっ、やっ、や………あ、やら、もおやらあああ!
イ、きたく、ないよおお、っ……れひゃ、う、また、れひゃううう、う!」
幼い嬌声とも悲鳴ともつかないものに、かぶさる派手な水音。
ほとばしり出た愛液の飛沫は、けれど床に届く前にすべて、
燐光を放つ触手の群れが啜りつくす。
そうして、ぐったりとうなだれる間もなく、また、責めが繰り返されるのだった。
■ラキア > ここに拘束されるにいたる理由は、もちろんあった。
奴隷市場で粗相をした回数が、とか、そんな感じの理由が。
つまりはお仕置きなのだろうけれど、当人が理由を忘れている今、
どの程度の効果が見込めるものだろうか。
たぶん、朝までこうして弄られていても、
覚えるのはただ、気持ちよくて喉がかわいちゃった、とか、
その程度のことだ。
ということは、早晩、また同じ目にあわされるのかもしれない。
気持ちよかった、で終わるなら、それでも構わないのだろうけれど―――。
ご案内:「無名遺跡」からラキアさんが去りました。