2017/08/18 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアルヴァニアさんが現れました。
アルヴァニア > 十数年振りになる帰省は、一族の者には一種のイベントだったらしい。
解放されぬ儘滞在し、此方へと戻って来た頃には随分と長期間の留守となっていた。

「長命なのも考えものよねえ…。」

人間らしい暮らしをするようになって随分と意識が変わったと思っていたが、余りそんな事もなかったようだ。
指先を頬に宛て、ほう、と小さく吐息を逃がしながら遺跡の中を進む足。
以前訪れた時、マッピングしたものと道が変わってしまっている。
また今度、部下を連れて再マッピングしなければ。

「何か良さそうなものは無いかしらあ。」

アルヴァニア > 暫く歩いていれば、遺跡と言うには整備のされた通路に出た。
明らかにひとの手が入っている通路は広くはないが、一般的な体格の者であれば2人程度なら並んで進めそうな幅だ。
足を踏み入れる前にぐるりと周囲を見渡し、気配を探る。
誰かが周囲で待機しているようではなさそうだ。
機械音も聞こえはしない。
ゆる、と一歩踏み出し、何事もないのを確認すれば再び歩き出して。

アルヴァニア > 暫く探索をした後は何事もなく遺跡を後にして――。
ご案内:「無名遺跡」からアルヴァニアさんが去りました。