2017/06/11 のログ
ご案内:「無名遺跡」にシトリさんが現れました。
シトリ > とある遺跡の、浅い階層。地下2階、最寄りの入り口から歩いて30分弱といった場所。
当然、そのような箇所は過去に他の冒険者によってあらかた捜索されつくされている。
ここに至るまで特筆すべきお宝も遭遇もなく、罠があった場所も解除されて痕跡が残るのみ。
より深い階層への通り道にすぎない、石造りの通路。その路肩に座り込み、荒い息をする少年がひとり。

「………はあ…ッ………はあッ……くそっ、こんなんじゃ、冒険どころじゃねぇよ……っ!」

頑丈そうなランタンも、身の回り品のみを詰め込んだ雑嚢も、すべて壁のそばに放り出して。
自らも壁に背をもたれさせ、床にお尻をつき、脚をM字に開いている。
シトリのズボンはわずかに下がっていて太腿に掛かっており、両手は脚の間にぐっと潜り込ませている。

「……っく! ふうっ………んっ………………んんんんんん、ぅ……っ!」

押し殺したような声で唸り、ひとつ身体を震わせると、脚の間から一筋の白濁液が放たれ、1mほど飛んで廊下に落ちた。
シトリは、ダンジョンの中で自慰をしていた。

ご案内:「無名遺跡」にリンさんが現れました。
シトリ > 「………はふ……ぅ……っ、ち、畜生! 全然収まんねぇ……!」

熱く張った自分の陰茎から手を離す。射精し終えたばかりなのに、勃起が収まる様子は見られない。
……白濁の残滓を滲ませる褐色の小さな肉棒。その根元には、黒色の物体が指輪めいて嵌っていた。
怪しげな魔法道具屋に、魔法の銀の短剣と一緒に貰ったアイテム。
シトリの男性器に癒着した黒いリングは今、彼を際限なく発情させ続ける魔力を発揮し続けている。
いくら射精してもおちんちんは萎えず、もっと射精したいという欲求が止まらない。
探索のさなかにふと勃起してしまい、休憩がてらに軽く処理しようとしたのが運の尽き。ここから一歩も動けなくなってしまった。

「くそっ……あのアマ……なんてもんをオレにつけてくれたんだよぉ……っ!」

アンネリーゼと名乗っていた、同じ年頃と見える金髪の少女のことを思い出し、悪態をつく。このリングをつけた張本人だ。
しかし、いまここで異性のことを思い浮かべてしまったのは逆効果。
さらに股間に熱が集まっていくのを感じる。いつかあの女の子に仕返しを……えっちなことをしてやりたいという劣情が湧き上がる。

リン > 人の息遣いを感じ取ったのか、壁の隙間から、
ちょろちょろとどこか違和感のあるつくりの鼠が這い出てくる。
小さな陰は廊下を横切ろうとして、粘ついた液体に足を取られてすてんと転んでしまう。
暗闇に視認できなかったソレは、褐色の少年の吐き出した精液の水たまりだった。
水たまりに触れたのは足だけで済んだが、足を引き抜くのにちょっと手こずっている様子。

「おーい、シトリくん! ダンジョンくんだりまで来てオナニーかよー」

などとデリカシーなく、絶賛欲情中の少年に呼びかける。
鼠(ではないが)の細い声が、劣情でいっぱいの彼にちゃんと届くかどうかはわからないが。

シトリ > 全身を劣情の渦が駆け巡るのを感じる。荒い息も、酸っぱい匂いの汗も止まらない。
1つ2つ深呼吸してもそれは収まることはなく、シトリは疲れを払うように右手を振ると、また股間に手を伸ばした。

……しかし、そこで。
目の前の小さな精液溜まりで蠢く小さな影に気がつく。そこから放たれる声にも。
鼠か? いや、こういう遭遇は前にもあった。

「………うる、せぇ……よっ! オレだってしたくてしてるんじゃねーんだからっ!」

目を鋭く細め、彼なりにドスを効かせた声で、小人に応えるシトリ。
頬を膨らませて悪態をつく様はどこか可愛らしく見えるかもしれない。
リンは自分に性知識のあれこれを初めて教えてくれた友達。ネンゴロというほどでもないが、焦って股間を隠すような相手ではない。
さすがに目の前に人がいる状態で手を動かすわけにもいかないが、しかし連続射精でなかなか腰に力は入らず、立ち上がるのも無理。
股間に手を添えたM字開脚のままで、小人の動静を見続ける。

「オレには深い事情があるんだよ。なんつーか……リンと似たような事情かも?
 ほっといてくれよ……先行けよ……っ……」

気を抜けばまた手を動かしてしまいそうな、そんな衝動を懸命に抑える。

リン > よいしょと精液溜まりから足を引き抜く。
シトリが怒っているというのは伝わるのだけど、どうにも迫力不足で微笑ましい。
彼の尋常ではない様子は、呪いのアイテムかトラップにひっかかったかなにかだろうとあたりはつく。

「ぼくがこーやって小さい姿でダンジョンに隠れてるのはさ、なにも仕事だけじゃないんだよね。
 いやらしい罠にかかった女の子とか男の子を間近で観察するのが結構楽しくて……
 といってもそんなに都合よくひっかかってくれるわけじゃないんだけど」

あまり褒められるようなものではない趣味を暴露すると、先に行くどころか
自身の劣情と戦うシトリの開脚の内側までとてててと駆け寄り、鼠の皮を脱ぐ。
暑かったのか皮の下の藍髪の小人は肌着一枚という出で立ちで、白い肌に汗を浮かべているのがランタンに照らされてわかる。

「まあ、ぼくのことは気にせず、続けておくれよ。ほらほら。
 あ、それとも何か手伝ったほうがいい?」

間近でシトリの痴態を観察しようという意図を隠さず、囃し立てるように口にする。

シトリ > 他の人ならともかく、相手は見知ったリン。
自分の精液に足を取られている様子にも、ザマーミロという感情しか湧かない。
……彼は身体が小さくなる呪いにかかっているらしいが、彼がいま言ったように、彼なりにその呪いを活用しているのだ。
強い少年である。そこは信頼している。

「……ほんっと、リンって悪い趣味してるよなぁ。いつか本物のネズミに喰われちまうぞ」

揶揄はするけれど。

「続けろって……まぁ、リンがそういうのなら。見てても楽しくねーぞ? ………んっ」

強がって平常心を装った言葉を吐くが、その実、すでに股間では熱い蟠りが溜まりに溜まって脈打つかのよう。
あと数分でもお預けのままでいたら、きっと気が狂ってしまいそうな、際限ない情欲の高まり。
シトリは空色の瞳でリンを眺めながら、ゆっくりと手を動かし始めた。
一度は身体を重ねた知己といえど、自慰の声を聞かれるのはさすがに恥ずかしいか、口を真一文字に結びつつ。
ひとつ手を動かすたび、五指の中に収まりそうな大きさの肉棒が小さく跳ね、カウパーの水音を鳴らす。
同性を見ながらシコるなんてのは初めてだが、シトリは異国出身の少年。相手が白い肌の少年というだけで惹かれるところもあるのだ。
まっすぐにリンを見つめながら、鼻息と水音だけを鳴らし、単調なリズムで股間をいじるシトリ。しかし……。

「………あー、ダメだ。手が痛い。リン、手伝ってよ」

自慰はそこそこに手を離し、ぷらぷらと手を振ってリンに呼びかけるシトリ。張りっぱなしの陰茎が、桜色の銃口を小人に向ける。
手が疲れて痛くなってきたのは本当。それだけ長いこと自慰を強要されていたのだ。
しかし、リンを困らせたい意図もあった。軽々しく手伝うとか言って、その小さな体でどう手伝おうというのか。

リン > 「どうせ食べられるならかわいい子に食べてほしいね、きみみたいな」

軽口には軽口に返し。
見られながら自慰を続けろという無茶振りに、悪罵の一つでも飛んで来るかと思えば
強がりなのかなんなのか、本当に続けるのには少々意外でまばたきを何度か。

「……ってシトリ、ぼくのことおかずにしてない? 気のせい?」

汗と精の淫らな匂い、肢体からの放射熱、粘着く水音、息遣い。
ダンジョンの床に汗ばんだ褐色の太腿が悩ましげに押し付けられる光景。
それらの主の視線を浴びて、リンの劣情までもが高ぶってくる。
股間を覆う肌着の下で、くんと突っ張るものがある。

「えぇ。本当にぼくがぁ?」

冗談交じりで言った提案を呑まれて、いっとき難色を示す素振りをする。
砲塔めいて向けられた桃色の先端を、つばを飲み込んで注視した。

「きれいだよね、シトリのここ……」

小さな体で飛びつくようにして、砲塔を両手で抱え、鮮やかな桃色の表面に舌を這わせ始める。