2017/05/26 のログ
ご案内:「無名遺跡」にレオノーレさんが現れました。
レオノーレ > 遺跡の奥深く、中級レベルの魔物をいくつか倒し、罠をかわせるだけの
実力がある者のみが辿り着けるのだろう小部屋。
扉に封印の魔術が掛けられ、術者のみが開けられる仕様となっているのだが、
その術者がまさに今、どこかで死んだようだ。
封印を失った扉はまるで誰かがノブを回したように薄く開いた。
同時に中から青白い光が漏れ、何かが砕ける音がする。
直後にがしゃんっと騒々しい音も。

「いっ―――たぁ…。」

詰まれた魔石や宝石の上で尻餅をつく華奢な少女。
辺りには彼女を封じ縛っていた魔晶石の欠片が散っている。
長い眠りから覚めたばかりの少女は目覚めた途端味わった尻の痛みに立ち上がれない。
今扉を開ける者がいれば、魔石の輝きと共にもれなく精霊少女の
純白のパンツが見えるという要らないオプションのついた光景が、視界に。

ご案内:「無名遺跡」にフォークさんが現れました。
フォーク > 「……今、空気が変わったな」

魔法の素養がない男でも、宝探しに入った遺跡の奥で何かしら異変が起こったのは予測できた。
男は壁に手を当てつつ、奥へと進む。
やはり何か起こったようだ。先程、叩いても甘えておねだりしてもうんともすんとも言わなかった扉がかすかに開いてる。

「やっぱり俺の甘え戦法が効いたのかな?」

とんちんかんなことを言いながら、男は扉を開けた。
白いパンツ。
そして白いパンツを穿いている少女。
その少女の尻に敷かれている光る石。
石の価値はわからないが、少女の価値は理解できる。

「お嬢ちゃん、どうした。道に迷ったのかい?」

少女が自分と同じ冒険者か、迷子と考えた。