2017/05/18 のログ
シトリ > 「あ、ああ。リン、いろんな仕事やってるって言ってたっけ。そりゃダンジョンにも来るかぁ。
 小さくなるのも……えーと、《アクリス》だっけ?の力なんだね。結構いい使い方じゃん」

背をもたれさせてるとはいえ、自分の体重の半分を有する下半身をいつまでも抱えてるのはつらい。
ふぅ、と大きく息をつきながら、ケツの切り身をどさりと床に横たえさせる。湿ったホコリがわずかに舞い上がる。
目の前の少年の小さな、本当に小さな体。こういう体になれれば、先程のような罠にも掛からなかっただろう。
皮を被ってうまく擬態すれば、動物に襲われることもない……のかもしれない。なんとも羨ましい。

「オレのほうは……えーと、うん。それそれ。スライムとのハーフだったんだわ、オレ。
 ……正確にはちょっと違って、なんというか……水の精?と身体がくっついちゃった、みたいな。
 スライム的なのは何度か見たことあるけど、あそこまで柔らかくプルプルじゃないよ、オレは。
 ただほんの少し、その……傷ついたり切れたりしても大丈夫なくらい?」

防具のない不用意な冒険者が受ければ、まず即死だったであろうギロチンの罠。
その下で身体を2つに両断され、平然と談話しているシトリ。
実のところ、こうした状況は過去に何回かあって、すでに慣れ始めていたりする。

「ごめんな、リン。せっかくこうした場で会えたんだし、一緒に奥に行ってみたいけど。
 オレの身体、治るまでもう少し……んー、1時間ぐらいかな? 掛かりそうなんだ。
 なにか目当てのものがあるなら先に行っててくれよ。もちろん、オレの分も残しといてほしいけど」

右手で頬を掻きながら、申し訳なさそうに言うシトリ。
分離した下半身の脚もモゾモゾと動き、死んでいないことを諭させる。
床にうつ伏せの体勢で寝せられ、厚手の短パンに覆われた大きく丸いお尻が天井を向いている。

リン > 「怪物退治は得意なほうじゃないから、こうやって偵察して迷宮の情報を売る、みたいな感じかな。
 はは、言うほどいいもんじゃない。一度小さくなると、なかなか戻れないんだ」

小さな体は便利に活用することはできるが、無論マイナスに働くこともある。
迷宮の主が狡猾な存在だった場合は特に危険だ。

水の精。ウンディーネ、ヴォジャノーイ、ローレライ。へー、と相槌。
面白いものと出会ったなあ、という輝きが表情に満ちる。

「へー、へー。斬られても大丈夫だし、放っておけば治るの? そっちのほうがよっぽど便利じゃないか。
 きみこそ、歩けない身体で放っておいて大丈夫なのかい」

相手の妙な体質を簡単に受け入れるとシトリを見上げる視線が、うごめく下半身のほうに向く。リンにはちょっとした建物のようなボリューム感だ。
《アクリス》をその場に置くと、それにちょこちょこと歩み寄り、褐色の脚にぺたりと飛びつき、へばりつく。

「触覚もあるのかい?」

シトリが拒まないなら、尻の丸みの頂点まで短パンをよじ登って、そこに寝そべってしまうだろう。

シトリ > 「へぇ~、情報集めかぁ。じゃあもしかするとオレが買った情報ももしかしたらリンの仕入れた奴なのかな?
 ……いや、いまリンがここに来てるってことはそうじゃないか。アハハ……。
 オレはそういう情報がないと自力じゃ遺跡見つけられないし、今度いい情報があったら買わせてよ!」

ズボンのポケットに畳んで入れてある地図はまだまだ未完成。
遺跡を見つけ、しかし自分では漁らずに冒険者に情報を流す職業には一定の需要がある。
一攫千金の宝探しよりも堅実にお金を稼げるのだから。
そしてそういった情報は駆け出し冒険者にとって値千金の価値がある、持ちつ持たれつの関係だ。

「オレの身体はまぁー、便利っちゃ便利だけど。でもフツーの人よりタフになったってだけだよ。
 他の人にできないことができるわけじゃないし……まぁ、何もないってわけじゃないけど、微妙なやつだし。
 ……まぁ、多少厄介な罠に突っ込んでっても平気ってのはあるかもなー!」

頭上に光る刃を指差し、歯を見せて笑うシトリ。
しかしすぐに真顔に戻り、ふぅ、と困ったような吐息をはく。

「……どんな傷を受けても平気ってわけじゃねーけどね。こうやってしばらく動けなくなることもあるし。
 それに……まだ受けたことはないけど、火で炙られれば火傷するし、そういった武器じゃない攻撃にはどうしようもないっぽい。
 まぁでも、お腹からちょんぎれたくらいじゃ大したことは……って、あ、お、おいリンっ!!」

おもむろに自らの下半身によじ登り始める小人に、シトリはあわてて身を起こそうとする。
しかし上半身だけの身体ではうまく壁から背を離せない。連動して、傍らに横たわった下半身もびくりと戦慄く。
ズボン越しにほのかに感じる体重、小人の四肢の動き。なんともむずがゆい。
抵抗らしい抵抗は見せないが、くすぐったさに耐えるように、ズボンの中で柔らかな肉が震え、熱を発している。

「……ちょ、ちょっと、なにやってるんだよリン! そんなとこ……き、汚いじゃんよ!
 それに、落ちても知らないからな!!」

リン > 「今後はそういうこともあるかもしれないね。
 前は普通のやりかたで潜ってたこともあったけど、ぼくにはどうも合わないらしくて。
 じゃ、機会があったら友達価格で」

シトリの身体の弱点について聞かされて、ふんふんと頷く。
熱がだめ、というのなら冷気や毒も厳しいだろう。

敏感に震える下半身に、尻肉の丘をころころと転がって、墜落しかけたところで
短パンの裾につかまって、露出するふとももにぺたりとひっついた。
戸惑いはすれど嫌がりはしない様子に、自ら離れようとはしない。

「そっちこそ、これみよがしに大きなお尻見せないでよ。触りたくなっちゃうじゃん」

ため息を吐く。生きた下半身が独立して悩ましげに蠢いているのは、新鮮な光景で興味深い。
心地よい柔らかさと確かな熱に、思わず頬ずりしてしまう。
肌に密着するリンの両脚の間のものが硬くなり始めるのが、伝わるかもしれない。

「そうだね、たしかにボトムの上は埃で汚れてたかも……」

ならば、ということだろうか。
腿裏の上でかがむと、シトリのズボンの裾を両手で持ち上げはじめる。
そこに出来た隙間から中に入ってしまおうというのは明らかだ。

シトリ > 「あーほら、言わんこっちゃない……大丈夫? リン……」

我ながら大きく出来たと思うお尻の上を、ころころと無様に転がっていく小人。
手を伸ばしかけるが、当人がさほど慌てた様子でもなかったので、躊躇する。
ズボンの裾に何かがひっかかる感覚、太腿に感じる温度は、そこでリンがとどまり床に落ちるのを免れたのだろう。
とりあえずホッとする……が。

「ちょっとリン、くすぐったいからそろそろ勘弁してほしいんだけど……って、あ、あっ!!
 ど、どこ入ってるのっ!!」

その体温がもぞもぞと身をよじり、ズボンの中に入ってくるのを感じれば、さすがに慌てる。
敏感な神経が通う内太腿に、捕まる小人の四肢の動きや息遣いまでもが生々しく伝わり、分かれた半身が同時に怖気立つ。
思わず脚を蹴り、尻を跳ねさせそうになるが……それで身体がひっくり返ったりしたら、ズボンの中のリンを潰す恐れもある。
ぐっと踏みとどまり、代わりに精一杯の力で上体を起こし、床に寝そべって震える自らのケツの切り身にすがりつこうとする。

「あっ、あ、ああ……だめっ、だめったら、リンっ! くすぐったすぎるからっ! っ! っはっ!」

呼吸が乱れ、咎める台詞に艶めいた喘ぎ声が混ざり始めるシトリ。
ズボンの上から探ろうにも、やはり小人を潰すのが怖くて躊躇する。かといってズボンに手を突っ込むのは恥ずかしくてなんか癪だ。
結局この時点では抵抗らしい抵抗は見せず、苦笑と困惑の混じった顔で自らの尻を見下ろすのみ。
潜り込んでいけば、薄手のブリーフに覆われた股間へと行き着くだろう。汗でほのかに蒸れ、熱気がこもっている。

リン > 無遠慮に身体の上を這い回る小人を案じる気持ちにつけこんで、這い進むのをやめることはない。
肌と衣服の間の空気は汗に蒸していて、小人を余計に高揚させる。
見えない位置にいるのをいいことに、甘えるように膨らんだ股間を肌にこすり付け、ちゅうちゅうと唇で吸い付く。
肉付きと弾力のある肌は、へばりついているだけで官能を感じられる。

「ほら、冒険者の本分といえば、秘境の探検でしょ。
 ほんとうにだめなのかなぁ。なんだか嬉しそうに聞こえるよ?」

いい加減なことを口にして、甘い蜜に吸い寄せられる虫さながらに、ズボンの洞窟を更に奥へと。
すんすんと鼻を鳴らせば、若い男の子の匂いで、肺が満たされる。
高まる熱気と興奮に、小人の肌にも汗がにじみはじめる。
少年の喘ぎ声はズボンの中まで響いて、反響する。

「うふふ、シトリぃ、えっちな匂いがするねぇ……」

酔ったようなぼんやりとした口調。
小人がやがて股間を覆う下着へとたどり着くと、ためらうことなく無理やり引っ張って隙間をこじ開けようとする。
ズボンよりは手こずるだろうが、それでもやがて中に入り込み、自ら閉じ込められてしまうだろう。
少年の前と後ろ、どっちに向かおうか、などと考えながら。

シトリ > 「う、ううー……オレの尻はダンジョンじゃねぇ! そんなとこ潜り込むなぁ!
 それに嬉しそうな声なんか出してねーしっ!!」

ズボンの中を這い回る小人の動きと熱。こそばゆさと恥ずかしさが相まって、顔が火照る。
シトリはリンの指摘を否定したが、実のところ、興奮のスイッチが入ってしまっている。
それはいま自らを弄んでいるのが、色事……人間が秘める性の裏事情をシトリに教えてくれたリンであるから。
口先と理性ではリンの悪行を否定しきりであるが、心のどこかに、リンが教えてくれる新たな物事に期待するフシもあるのだ。
……そして、シトリの理性とは裏腹に、ズボンの中では小さな突起がむくむくと硬さを増しつつある。

「なにが、え、えっちな匂いだっ! バカリンっ! スケベリンっ!! 変態っ!!
 嗅ぐなっ……嗅ぐなぁっ! つーか入るなっ! 入るっ……あ……ほ、ほんとに入って……バカっっ!!」

ぴっちりした下着をこじ開け、いよいよ己のもっとも恥ずかしい領域にその身をねじ込む小人。
虫めいたこそばゆさと、暖かく柔らかな肉感の齟齬に、シトリの脳は混乱を極め始める。
切り離された下半身から力が抜けていき、脚が開いていく。
シトリは褐色の肌を真っ赤に火照らせ、荒い呼吸を抑えもせず、ふらふらと地を張って、己の脚の間に上半身を持っていく。

「うー、うー……いい加減にしないと、リン、オレ怒るぞーっ!」

ドスを効かせようとしたのかもしれないが、その声はどこか眠たげ。
その声の発生源が、リンの頭上、お尻の上に来たかと思うと……ずし、とリンがいる会陰部に重しがかかる。
シトリは自らの両太腿を掴み、自分自身の尻の谷間へと顔を埋めたのだ。

「ほんとーにえっちな匂いがするか、た、確かめてやるかんなー……チクショウっ。
 しなかったら、リンのこと許さねーかんなーっ……それに、ホラ、熱くなってきただろっ! 早くあきらめやがれ!」

上か下か迷って会陰部にいたであろうリン、その背後の間近から艶めいたシトリの声と、熱く湿った吐息が吹き掛かる。

リン > 「でも、勃ててるでしょ? 下着の布が微妙に動いたからわかるよ」

いたずらっぽい声で答える。
小人の視野ではシトリの動きの全容などわかるはずもないが、声や身体の震えから、およそのことはつかめる。
言葉では否定されてもはしたなく感じ、悦んでしまっていることが伝わり、口元を緩ませる。
甲高い声で変態と罵らせても、リンにとってはご褒美でしかない。

狭苦しい空間を、少しでもスムーズに進むために上着やシャツ、ズボンを脱ぎ、
ブリーフの途中で放棄し裸体になってしまう。
やけどしそうな熱い肌の大地が、直接小人に押し付けられる。

「ん、はぁっ……」

のろのろと這い進むたび肌や性器が直接こすれて、ぴりぴりとした快楽に視界がゆがみ、射精欲を刺激される。
染み出した互いの汗が、肌をぬるつかせる。
先走りの露を、ナメクジのようにシトリの肌の上に残す。
尻を横断して、睾丸と肛門の中間、会陰部へとたどり着き
篭った青臭さと脚や尻とは違った柔らかさを堪能していると、
背後に巨大な気配が近づく。

「えっ……」

何かしらの抗いがあることなど予想していなかったような間抜けな声。
どこか迫力の出きらない声には何も怯むことはなかったが、
外側から圧迫を加えられてはそうもいかない。
柔らかな会陰部に埋め込まれ、身動き一つとれなくなり、濃縮された匂いと熱が小人を容赦なく襲う。
尻にいる自分に至近から喋られるというのは、シトリの体質ならではの状況だろう。

「ゆ、ゆるさないなら、どうするのさ……。
 あっ、ちょっと、押し付けながらしゃべら、ないでっ♥ んぁぁ――っ♥」

男の子の下着の中というロケーションで、小人とて自分の快楽と欲情を抑えつけていた。
そこに思わぬ圧迫、甘やかな少年の声、そして熱い吐息が過敏になった肌をくすぐる。
五感をシトリのものに、彼自身の知らないところで支配されてしまった。
茹だった声を上げながら、シトリの会陰部と顔の間に埋まったまま、身体を痙攣させてびうびうと精を吐いて、シトリの肌を汚してしまう。
それの匂いは、シトリの鼻孔に届くかもしれないし、尻の匂いに負けてしまうかもしれない。

シトリ > 「う、うっさい、黙れっ……リンっ! そっちこそオレのズボンの中で喋るなぁ……!
 まるでオレのケツが喋ってるみたいで、ぶ、不気味なんだよっ!!」

精一杯悪態を絞り出すも、吐息はさらに荒く、声は艶っぽく。
自らの下半身を、お尻を俯瞰するという異常な状況。
その中に小人が入り込み、恥ずかしく敏感な部位に体をうずめてもぞもぞと蠢いている異常な状況。
そんな己の股間に顔を埋め、半ばやけくそ気味に小人を責め立ててる異常な状況。
シトリとしてはこのイタズラな小人を追い出したい一心だったが、なんとも訳の分からない状態だ。

「許さねーってのは、その、なんだ……し、しばらく無視してやるとかだよ! 変態リンなんて無視だ無視っ!
 それに、えっちな匂いとかやっぱりしねーし……オレの汗の匂いしか……あっ……でも。
 ……リンの匂いもする……つーかなんで中で脱いでるんだよっ! 変態っ! 変態っっ!!」

リンの悲鳴を無視して、己の骨盤へ向けてがなりたてるシトリ。
言葉の上では徐々に怒りを強めていくが、その半面、自らの股間を吸い立てる鼻や口の動きも荒さを増していく。
自分の尻の匂いを嗅ぐなんて異常な行動をやめられないのは、彼が言うとおり、えっちな匂いがするからか。

「……っあ! そ、そんなとこで震えるなっ! んっ、ふううっ!! や、やめっ……!
 だめっ、だめだから、リンっ、リンっ………っああああ!!」

己の会陰部と口唇に挟まれ悶絶する小人が、その体をひときわ激しく震わせる。
振動が恥骨結合を通じてシトリの前立腺をぴりぴりと刺激する。その甘く痴情に満ちた愛撫に、シトリの脚がピンと伸びた。
小人が精を噴くのにやや遅れて、地面に擦り付け続けていたシトリの小さな肉棒からも白濁液がにじみ出る。
とく、とく、とく、と溢れ出るように尿道から白濁が生まれ、下着を汚す。
二人の少年の汗臭に満ちていたその小空間に、青臭くもさわやかな性臭のブレンドが混ざり始めた。

「………あっ……う……ふっ……う、うううう……もうっ! バカっ! 変態っ! 異常者っ!
 なんでこんなことすんだよっ! 罠にかかったときも頑張ってこらえたのに、結局ズボン汚しちまったじゃねーか!
 サイテーッ……最低だよ、リン……くそっ!!」

己が己の股間に顔を埋める行為がその引き金になったのだろうに、棚に上げてリンを責める言葉を吐くシトリ。
しかし、なおも尻から顔を離さない。ぐいぐいと断続的に頭を押し付け、パンツの中に捕らえられた小人を責め立てるかのように。
もしリンが中でバテなければ、そのまま第2ラウンドに行ってしまいそうな勢いだが、はたしてどうなるか……。

ご案内:「無名遺跡」からシトリさんが去りました。
リン > シトリに無視されるなんて心が折れちゃいそうだなー。ひどいなー。
などと軽口を叩く余裕もなかった。
匂いを嗅ぐのか、不埒な小人を責めたいのか意図のわからない口や鼻の吸い付きに、翻弄される。

「はぁーっ♥ はぁーっ、だってぇーっ。
 シトリが誘うからぁ……」

射精の余韻に浸りながら、回らない舌でほとんど言いがかりに近い反論を紡ぐ。
向こうもどうやらあとひと押しという限界状況だったらしく、全身を律動させて吐精するのが伝わってくる。
恥じらいとともに浴びせられる罵倒と、下着空間を満たし始めるシトリの精臭に、しなびた小人のものが再び硬くなりはじめてしまう。

「ご、ごめんぅ。ごめんってばぁ……
 そーいうこと言うならもう、これ、やめてよっ♥
 あっ、ぼくの全身がシトリのおしりに食べられちゃうぅ」

雌じみた甘い嬌声を上げながら、なすがままに蟻の戸渡りに埋め込まれ、ぬめる全身を少年の顔に圧迫され愛撫される。
性交と呼ぶにはいささか奇妙なこの行為は、どうやらもうしばらく続きそうだ。

ご案内:「無名遺跡」からリンさんが去りました。