2016/10/30 のログ
■スゥル > 恥ずかしさがないわけではない。しかしそれ以上に、目の前の男子に自らの痴態を見せつけたい、その反応を見たい、という欲求が勝っていた。
見た目はある程度成熟していても、態度や言葉の端々に幼さを滲ませるアルという少年、どんな初々しい反応を見せてくれるかと期待に胸を弾ませていたが……。
「……フフッ、意外と素直なのね。そして、アル君……こういうことに『慣れてる』のかしら?」
率直に、呆れるほどに率直に、交尾へつながる欲望を吐露する相手。躊躇なく荷物を投げ放ちズボンを開く少年。
その様子にスゥルは丸く目を見開き、そして、ズボンの前穴からこぼれ出す肉棒のシルエットに、再び驚きの表情を見せる。
頬が、いや全身の白い肌がかっと朱に染まり、汗が滲み始める。鼻息が荒くなる。口腔に多量の唾液が湧き出すのを感じ、喉を鳴らす。
「いいわ、アル君……貴方の、そのチンポを、私の、熟れた、オマンコに……捻じ込みたいのね」
少年の吐き出した欲望の呪文を、スゥルは多分に艶のこもった声で復唱し、反芻する。
「素直な男の子は好きよ。……でも、見て分かる通り私にはすでに夫がいるの。しばらく会ってないけれど。
少しはそういう事情も汲んでほしいところだったけれど……まぁいいわ。若いものね、貴方。禁忌でも犯したくなる一途さも好ましいわ」
クスッと柔和な笑みを浮かべ、スゥルは把持するローブの裾をさらにたくし上げ、裏返すようにするりとローブを脱いでしまった。
薄桃色に染まったトップレスの裸体が明るい遺跡にぼんやりと浮かび上がる。その輪郭は、うっすら纏った汗の層でツヤを帯びている。
「……でも、アル君、もう少し我慢。あなたは欲望に従って私のパンツやおっぱいを見たんだから、今度は私の番」
言うと、スゥルは足早にアルに歩み寄り、今度は膝を付くようにしゃがみ込むと、おもむろに相手の剛直に顔を寄せた。
両手で軽く相手の腰を押さえるも、性器には触れない。しかし、目を寄せ、くんくんと鼻を鳴らし、歳に似合わぬ凶悪な肉棒の輪郭とフェロモンを間近で堪能していた。
「……んっ……はあぁぁ……っ♪ いい匂い……それにすごい大きさと形……私でこんなに大きくしちゃったのね。
いけない子……いや、いけないのは私のほうなのかな?」
熱く湿った吐息をさかんに相手の亀頭にまぶしながら、しかし髪の毛1本も触れさせることなく、雄の象徴を味わい続けるスゥル。
■アル > 何処までも単純に生きてきた結果、こんな状態になると、羞恥よりも興奮が勝ってしまう――本当に、何処までも単純な思考をしていた。
恥ずかしがる前に、自分に素直に!
もちろん、誰かの迷惑になるなら我慢もするが、今の状況はそうでないと思える。
「慣れてないけど…人間、誰でも生きてたら後悔することもあるさ。だから…俺は、やらないで後悔するより、やって後悔する!」
何処までも正直に告げると、スゥルの衣服を脱ぐシーンを見逃さないと熱い視線を送り続け、ゴクリと無意識に喉を鳴らし生唾を飲み込んでいた。
股間の熱く硬い肉棒も、素直にピクンと震え、滲み出る我慢汁が濃さを増す。
「それは…分かってるけど…さ。でも…この状況で我慢はできない。だから…禁忌を犯す冒険をしても、スゥルを抱く!」
スゥルの言葉に、一瞬迷い、そして覚悟を決めると、赤く呼吸も乱したまま、それでもキッパリと言葉にした。
声に出すことで、自分にも言い聞かせる心算だったのかもしれない。
「す、凄く綺麗で…エッチだ、スゥルの体。オッパイも大きいし…」
呼吸を乱しながら薄桃色に染まった裸体を露わにするスゥルに、熱い視線を這わせ続けながら、自分も自然とズボンのベルトに手をかけ、下着と一緒に脱ぎ、下半身を完全に露出させた。
大きく反り返ったままの肉棒に、若々しい精液がたっぷり詰まっていそうな袋。
暫く遺跡で過ごしたためか、濃厚な牡の香りをさせてしまう肉棒。その肉棒の前にしゃがみ、香りを堪能するスゥルの魅惑的な姿に、我慢できなくなっていた。
「いけないのは…二人ともさ。同罪だし…そ、そんなに見られて…匂いも嗅がれたら、恥ずかしい…けど、興奮するよ…」
少し照れくさそうな笑みを、興奮に染まった顔に浮かべると、呼吸を乱しながら告げる。
スゥルを見下ろしたまま、少し腰を突き出し、その艶めかしい唇に、敏感な亀頭の先端を軽く押し当てる。
肉棒でキスするように数度、優しく先端を押し付けていると、ネットリとした我慢汁が唇と亀頭の先端で淫らな橋を作ってしまう。
濃厚で若々しいのは香りだけでないと、我慢汁を味わえば、自然と理解できるだろう。
■スゥル > 夫に磨き上げられた自慢のボディに、素直に率直に「エッチだ」という感想を吐く少年。
こうして互いに衣服を脱ぎ放ち交尾に至ろうとする姿はやはり禁忌に違いなく、罪悪感もある……しかしそんなものはもはやスパイスだ。
目の前のアルという少年の欲望を満たし、それをもって自らにくすぶる欲望を沈めんとすることを、もはや止められる気はしない。
「いいわ、アル君……あなた、すごく素敵。どこまでも素直で、それでいて逞しくて……。
いままでに出会った中で2番めに素敵なオトコよ……フフッ」
身体を、とくに乳房を褒められると、その柔肉の中に熱くどろどろとした欲望が集い、熱気を発するのを覚える。
そして相手の腰が動き、亀頭の先端が唇に触れると、それだけでスゥルは目を見開き、「くふっ!」と詰まった喘ぎを漏らす。
全身を軽い絶頂の戦慄きが走り、ぼるん、と湿った衝突音を立てて乳房が震え、遺跡の空気を揺らした。
相手が腰を引こうとすると、無意識の内に舌が伸び、さらなる給餌をねだるような仕草をする。
「ああ、ダメっ……この味……しょっぱさ……私、おかしくなる……ッ。
……会ったばかりの人とこんなこと、いけないのに……ううん……こんな体になったのはあの人が悪いんだから……。
全部、あの人と……アル君、あなたが悪いの。そう、あなたが……」
上気した瞳で少年を見上げ、亀頭に唇を添えながらうわ言のように呟くスゥル。
相手の腰に抱きつくように腕を絡め、脚に乳房を押し付ける。マシュマロよりも柔らかく熱い肉塊が歪む。
「……ああ、アル君。私、もっとアル君の味を知りたい。匂いも、硬さも、熱さも、全部……。
ねぇ、ちょうだい……」
言うと、スゥルはひとつ大きく息を吸い込むと、目の前の肉棒にがっと食らいつき、飲み込もうとした。
舌の上を滑らせ、深く浮き彫られた血管の経路と脈動を味わいながら。喉に達して嗚咽を感じても、構わずに首を押し付ける。
鼻が相手の陰毛に埋もれるほどに一気に飲み込むと、軽く頭を揺さぶり、口腔と喉の粘膜すべてを使って相手の陰茎を愛撫する。
■アル > 思ったことを、思ったまま口にしただけなのに褒められると照れくさく、恥ずかしそうな笑みを浮かべてしまった。
「そんなこと言われると…照れるよ。後…今は、俺だけだから…」
今だけはと、小さく繰り返す。もちろん一番が誰なのかも知ってるが、それはスパイスの一つ。だから、今だけは忘れて貰おうと、意地悪だと思うことを口にしてしまった。
亀頭に感じる柔らかな感触だけで、小さく腰が痙攣するが、逃げようとは思わない。暫く亀頭でのキスの感触だけを味わっていたが、不意に腰に抱き着かれ、肉棒を包み込まれる感触に、一瞬、呼吸が止まり、そのあとの柔らかく甘い刺激に呼吸は荒く再開される。
「そうさ。俺が悪い…だから、もっと悪いことするぜ。もっと、スゥルを『俺』が乱れさせるから…な。
ほら…逃げないから、足をM字に開いて…自分のオマンコを下着越しに弄って…」
自分の肉棒に吸い付くスゥルの柔らかな長い髪を両手で掴むと、腰を自分からもゆっくりと突き動かす。
一瞬、喉奥まで捻じ込んだ後、敏感な亀頭を味わってもらおうと、唾液が溢れる口腔内にもっていき、舌の上に若々しい我慢汁をトプトプと注ぐ。
そしてまた不意に深く捻じ込み、年齢からの薄く柔らかな陰毛を、鼻に押し付け、濃厚な若い牡の香りを堪能させ、苦しくなる手前で腰を引き――口腔内や舌の与える快楽に肉棒を震ませながら、覗き知識で知っている卑猥な命令をしていた。
「あぁ!スゥルのフェラ…クチマンコ…気持ちいい…すぐに、イかされそう…」
言葉に卑猥さが増し、興奮し切った顔で自分の肉棒を味わうスゥルを見つめると、早くも射精感が背筋を駆け上がっていった。
迷宮捜索で、長く禁欲性格が続いたがギリギリまでフェラと足に感じる乳房の感触を楽しみたいと我慢した。
自然と足も震え、大きな乳房を何度も軽く押し潰し、乳首も軽く擦って刺激し続ける。
■スゥル > 「ふぐっ……♥ っご……ぉおおおおお……ほおおおっ!」
ディープスロートにも窮することなく、栗色のつややかな髪を手で掴んで抽送を制御する少年。頭皮から淡い石鹸の香りが漂う。
主導権はスゥルでなくアル側にあることを理解し、その手と腰使いに自らの口腔を委ねる。
舌先に切っ先が乗るまでに抜き放たれると、自らの唾液でヌラつく肉棒に視線が釘付けになる。
と同時に今度は舌にカウパーが塗りつけられ、鼻腔を貫通して脳にまで満ちるような強烈な雄臭に白目を剥きかけた。
「ほふっ…♥ ふうううっ、んっ、ぐ……んふうううううっ♥」
呼吸もままならない状態だが、苦しさをまったく表情に出さず、雌の欲望が高ぶる咆哮を喉から響かせる。
そして、アルに命じられるや否や、スゥルは肉棒を深く穿たれたまま膝立ちの姿勢を解き、下品な大股開きに体勢を変えてしゃがみ直す。
乳房を挟み込むように腕を下ろし、股間に添え、濡れそぼった下着の上から熟れた粘膜をさらに完熟させんと愛撫する。
ぐちゅ、にぢゅ、ぶちゅ、とフェラ音にも負けない水音が鳴り、2人以外に誰もいない遺跡の十字路にハーモニーを反響させた。
「んぐっ、ふぐ……らしてっ……せーえき……らしてえっ!!」
口腔を埋め尽くして蹂躙する凶暴な肉塊に抗いながら、スゥルは必死の思いで舌を蠢かし、喉を震わせ、射精を懇願する。
左手は自らの股間に添えて激しく抉りながらも、右手を上げて相手の睾丸に湿った指を這わせ、若い雄の絶頂を五感で味わう準備をする。
■アル > 強引に口腔内を犯す、熟れた牝を貪る若い牡の腰使い。
唾液に淫らに染まる肉棒、鏡越しで分かるショーツのクロッチ部分を、指輪が光る左手で淫らに激しく弄る人妻の痴態。
全てが快楽を加速させるスパイスとなり、若い牡の獣欲は一気に高ぶる。
「くぅ!うぅぅ…だ、出すから…確り俺の、精液…ザーメンを味わえ…スゥル!」
耳を刺激する卑猥な水音と、舌の蠢き、口腔内や喉奥の感触に限界に達すると、亀頭は更に大きく膨らむ。
柔らかく刺激される睾丸も震え、腰を強く突き出した。
その瞬間――
ドプゥゥ!と遠慮することなく、大量の精液が射精される。
久々の解放感に頭を強く掴み腰を突き出し……まるで逃がさないというように深く口腔内に亀頭を捻じ込んだまま、ドプドプと大量の精液を吐き出し続けた。
咽喉に絡みつくゼリー状の濃厚で若々しい精液。それも拝金的な量を遥かに超える量を、勢い良く吐き出し、長い射精を終えると、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。
あれだけ大量に出しても、唾液に染まった肉棒は、熱く硬いままの勢いを保ち、臍に張り付いている。
「はぁ、はぁ…気持ちよかった、スゥルのクチマンコ…でも、まだ満足してないから…な!」
頭が快楽に染まったまま、欲望に素直に体が動く。
淫らな行為を終えたばかりのスゥルの熟れた体を四つん這いにすると、背後に回り、その愛液で濡れ張り付いたショーツのクロッチ部分を横にズラす。
そして、その淫らな割れ目を両手の指で強引に、クパァと広げ熱い視線を送る。
「スゥルの、エロい…ヌルヌルオマンコ…美味そう…んんっ!」
そのまま、蒸せかえるような熟れた牝の香りに誘われ顔を近づけると、ムッチリとした尻肉に顔を埋め、クチュクチュと唾液塗れの舌で味わい始めた。
割れ目を舌で味わうように何度も舐め上げ、時折、尖らせた舌先でクリトリスを押し潰す。
■スゥル > 「んぐうう……ふうぅぅーーーーーーーっ!!!」
喉奥で何かが爆ぜる感覚。食道にべっとりと絡みつきながら、大量の粘液が胃へと落ちて溜まっていく感覚。
口腔を満たす肉棒がひときわ大きく膨らみ、その全細胞から、鼻を埋める陰毛の森からも容赦なく放射される雄のフェロモン。
視野が濁り、瞳孔が開くのを感じた。喉が、胃がイクという感覚。実に久々な蹂躙体験に、全身の媚神経が粟立つ。
脂汗が一気に溢れ、二人の周囲の大気に雌のフェロモンをも混ぜ始める。
「……ぷはっ! はあっ……はあっ……あ……ああ……臭い……いい匂い……♥」
アルの肉棒、それが抜き放たれる直前に舌に塗りつけられた精液の最後の残滓。
最も濃厚な一滴を舌に乗せて味わいながら肺に酸素を取り入れようとすると、潰されていた肺の奥、そしてタプタプと精液で満たされた胃の中からも強烈な精臭が立ち上り、意識が飛びそうになる。
「……ええ、わかるわ、アル……あなた全然満足できてない。フフッ、やっぱり若いって素晴らしいことね」
射精後も一瞬たりとも硬さを衰えさせなかった剛直。そのたくましさと凶暴さを濁った瞳でいつまでも味わっていたかったが、すぐに次の行為の準備に入る。
命じられるがままに遺跡の床に手をつき、四つん這いの姿勢を取る。豊満な乳房が垂れ、乳首が床に触れるほどに伸びている。
熱く勃起した乳首がなめらかな床を舐める感覚に目を細めていたが、それはすぐ別の刺激に上書きされた。
「……んひっ!! あ、あああ……舐め……られてるぅ……ンッ!」
ベチャベチャに濡れたショーツをずらすと、薄く白濁した粘液が大陰唇から溢れ、強烈な雌臭を放散しながら床に垂れていく。
その泉の根源に舌を差し込めば、柔らかい粘膜の毛布が舌を絡め取って奥へと導き、恥丘と大陰唇が押し広げられてプチュプチュと楽しげに鳴き始める。
胎内をくすぐればくすぐるほど、際限なく粘液は湧き出し、男の喉を潤すだろう。同時に尿道口からも断続的に潮が噴かれている。
「ほおお……おおっ! ほふっ、ふっ……も、もっと、もっと深く……深いところ、してっ……!」
陰核は完全に包皮から脱し、親指の指先ほどに膨らんでいる。それを舌で突くと、骨盤がガクンと震え、雌汁の分泌量は際限なく上がっていく。
■アル > 「ぅんっ!もっと…深いところ…舌だけで満足?ほら、もっと卑猥に…お強請りできるだろ?淫乱なスゥルなら…っ…んんッ!」
自分の精液を強引に飲ませたのに、それすらも嬉しそうに淫らに受け入れた熟れた牝の色香。辺りに充満するその甘く濃厚な香りに若い牡としての本能が刺激され、卑猥な命令をしていた。
舌を動かし、溢れる愛液をジュルルを故意に大きな音で吸い、喉を鳴らして味わう。濃厚な牝の味に肉棒は大きく痙攣していた。
たっぷりと味わった後、絶頂までは導かずに、ゆっくりと顔を離し、背後で体を起こす。
「ちゃんと、鏡で自分の顔を見ながら、お強請りできたら…一番スゥルが欲しいものを上げるよ」
愛液で口元をベトベトにしながらも、少し意地悪く告げ、熱く硬いままの肉棒を、ムッチリとした尻肉の割れ目に擦り付ける。
精液と唾液で染まった肉棒を強く押し当てながら、その熱さと硬さを汗ばむ体に直接伝え、腰を軽く振った。
尻肉を犯し、その感触を楽しみながらも、強請られるまで愛液が溢れ続ける秘所には触れない。
「ほら…早く言わないと、このまま出しちゃうよ?いいのかな?」
焦らしながらも、自分からは動けないように腰を持ち、尻肉の感触だけでなく体も揺らさせ、偶然、床に触れている硬く尖った乳首も刺激する結果となった。
■スゥル > 「ほおおおぅぅ……っ! んっ! んあああああ!!」
雄の逸物を受け入れる準備はとうの昔に整っている。そんな女性器を舌で穿られ、音を立てて吸われ、抗えるはずもない。
……が、スゥルだって成熟した雌としての矜持がある。ましてや相手は若造。
夫の手によって5年もの月日をかけて開発された体。それは夫のものであり、スゥルという自分自身のものなのだ。
「……嫌よ、アル。調子に乗らないで。さっき貴方、『ここには俺だけしかいない』みたいなこと言ってたわよね。
じゃあ、こんな体勢で犯されるのは嫌よ……」
臀部を掴み、乳房にも負けないほどに豊満な尻肉へと、熱く滾った肉棒が押し付けられ、焦らされる。
すぐにでもそれを腹の中へ導きたくなる欲求を、喉からあふれる精臭ごと飲み込む。
そして渾身の力で男の手を払い、素早く身体を捻って、アルの目の前で仰向けの姿勢になった。大きく脚を開き、濡れそぼった陰部を見せつける。
巨大な乳房が肋骨の上にへばりつき、垂れ、みっともなく左右に広がって乳首を天に突き立てている。
「夫はいまここにはいない、私の雄は貴方だけ。だから、床に映る私よりも、貴方の顔を見ながら犯されたいの。
……そして、おねだりするのは私ではなく、貴方。年功序列よ、わかるかしら?」
早鐘を打つ心臓をなだめながら、震える声で懸命に挑発のセリフを紡ぐスゥル。
さきほどまでの愛撫の余韻がなおも身体を駆け巡っているのか、断続的な潮吹きは止まず、本気汁も垂れ流し続けている。
地に這いつくばって腹を見せ、下手に居るのは確かにスゥルの側だが、犯される方にもプライドはある。
「貴方さっき、私のオマンコにチンポをねじ込みたいって言ってたわ。その続きを聴かせてちょうだい。
……貴方は、私の身体でその若い精力をただ処理したいだけなの?
……それとも、私が発狂寸前まで発情しきって無様に喘いで、オマンコから愛液を垂れ流すところを見て悦に浸りたいの?
……それとも……私のお腹の奥深くで射精して、種付けしたいの?」
一旦脚を閉じ、グチョグチョに濡れそぼったショーツを腰から下げ、するすると脱ぎ放っていく。
粘った汁がクロッチ部から糸を引いて垂れるその布切れを、左足首に引っ掛けたまま、アルに突き出すように再び脚を開く。
「貴方の欲望を教えて……その欲望を叫びながら、犯して」
■アル > 不意な動きに、興奮しきった頭では対応しきれず、スゥルの腰から手を離し、一瞬、調子に乗りすぎて怒られるかと思ったが、それも的外れな心配だった。
スゥルから告げられた言葉に納得すると、元々、深く考えるのは苦手で、ここは素直に受け入れることにした。
でも、言葉よりも先に体で答える。この状態なら鎧は不要と、軽革鎧を脱ぎ捨てシャツも脱ぎ捨てる。興奮で汗ばむ、細身ながら引き締まった肉体を露わにするとスゥルの上に伸し掛かった。
「なら、言いながら犯すよ。俺を…受け止めてもらうからな」
幼さを残す強気な発言をするが、肉棒は素直に反り返ったまま、自分の下のスゥルを改めて見下ろす。
その汗ばむ薄桃色に染まった、牡を受け入れる準備の整った熟れた牝の肢体に生唾を飲み込むと、肉棒は大きく震える。
「本当、スゥルの体…エッチだよな。凄く興奮する…だから、俺、我慢できない!」
大きく広げられた足の間に体を持っていきながら、その卑猥につぶれた大きな乳房に右手を伸ばし、鷲掴みにした。
自分の手では持て余す乳房の柔らかな感触。その乳肉にムニュリと越しを食い込ませ、自分の掌では隠し切れない乳房を揉み味わいながらも、スゥルの顔を興奮し切った顔で見つめる。
「俺は…俺のチンポで、スゥルを感じさせまくって…俺も感じまくって…熱いザーメンを子宮に注ぎ込んで…孕ませたい!俺のザーメンで…真っ白に染め上げたいっ!!」
黒く大きな瞳。快楽に染まったまま、それでも真剣にスゥルの水色の瞳を見つけたまま、叫び、腰を強く突き出す。
膣口にクチュリと押し付けていた肉棒は、一気にスゥルの膣内を貫いた。
熱く硬い肉棒は、濡れた膣内を引き裂くように強引に押し広げ、自分の形を刻むように最奥まで突き進み…コツン!と子宮口を亀頭で強くノックした。
「そ、それに…種付けして、スゥルを奪いたい…んだ!」
これは幼さ故の、幼稚な独占欲からの言葉。その言葉を証明するように腰を突き動かし、血管が浮かぶ固い幹と、深く抉れた雁で膣内を抉り出すよう刺激し、抜けそうになると最奥まで一気に貫く、長いストロークで犯し始める。
■スゥル > 遺跡の自然光に照らし出され、眼前のアルは肉棒を屹立させたまま上半身の装備も解いていく。
そのシルエットは自分よりも細身で小柄ながら、迸るほどの若々しさと力強さ、雄々しさを秘めていた。
つい、若き日の夫の姿を重ねそうになってしまう。そんな自分の迷いを振り払う、アルの言葉が欲しかった。
そんな自分の気持ちが、興奮する相手にもうまく伝わったようで、スゥルの顔にも柔和な笑みが戻る。
無様に這いつくばる女体を見下ろす視線、股間でギラつき揺れる刀身、巨大な水滴めいて震える乳房を乱雑に鷲掴みする両手。
その一挙手一投足に、「その時」への期待が否応なく際限なく高められていく。
「ああ……素敵っ……! アルの欲望、ほんとうに素敵……っああ!! はあああああっ!!」
幼さの残る声で紡がれる、自らの肉体と精神を穢す呪詛の連なり。その音素が魂に染み渡り、蕩けきったところに撃ち込まれる肉の杭。
スゥルが夫と別れてから真に欠落していたものはこれだった。
自分自身の狂った肉体、性への欲求に自ら屈服するのは、容易い。
そうではなく、雄が自分にぶつける雄としての欲望。それをすべて受け止め、他者の容赦ない欲望に身も心も屈服する瞬間。
それこそを求め、1年以上彷徨していたのだ。今、アルという若い性欲のすべてを五感で受け止め、子宮で受け止め、スゥルは2度めの屈服を経験した。
「はひっ! っくっ!! してっ!! アルっ、全部してっ!!
私を感じさせまくってッ……アルも感じまくって……ザーメンぜんぶ漏らさず私の子宮にびゅーびゅーしてっ……
……はっ、孕ませてぇぇぇっ!! 奪ってぇぇっ!!」
先ほどと同じようにアルの、雄の欲望を自らの唇で唱え直す。1つ相手の欲望を受け入れるたびに、前頭葉がちりちりとスパークし、正気が削がれるのを感じる。
すべての感覚が、骨盤の中に集中していくのを感じる。数分前まで口腔で味わっていた肉棒を、膣壁と子宮口で今まで以上に詳細に感じ取れる。
高いカリに削り取られる膣襞の恥垢の1粒1粒、太く刻まれた血管の中を流れる血流の脈動。
子宮口を小突かれるたびに鈴口と合わさり、胎内に流れ込むカウパーの渦。
周囲の空気までもが二人のフェロモンの濃密さによって粘つき、時間が鈍化するように錯覚する。
「ひぎっ……! んっ! ふうううっ!! っほおおおおおおっ!! 種付けっ……種付けえええええっ!!」
スゥルは激しく喘ぎながらも、一瞬たりとも意識を手放さず、若い雄の種付け行動の一挙手一投足をつぶさに脳に焼き付けていた。
■アル > 自分が与える刺激で乱れるスゥルの姿が、更に興奮を加速させる。
自分の名を呼びながら乱れるその姿に、もっと、この淫らに熟れた牝を淫らにさせたいと、若い牡の本能が体を自然と動かしていた。
「うぅ!スゥルの…グチュグチュに濡れた、オマンコ…俺のガチガチチンポに絡みついて、気持ちいい…っ…。
もっと…感じさせまくって…この淫乱人妻マンコに…俺のチンポの感触を、覚え込ませて…専用マンコに作り替えるから…なっ!」
興奮し切った顔で自分に屈服していく牝の表情に、熱い視線を送った後、強く抱き着く。
自分の腰の動きで、淫ら変化する乳房に顔を埋めるようにしながら、乳房に甘えるように頬を擦り付け、甘く濃厚な牝のフェロモンを味わう。
その淫らな香りに、肉棒は膣内で脈動し、更に亀頭部分が膨らんでいった。大きさを増した亀頭部分で、何度もゴリゴリと子宮口を押し広げるよう押し潰す。
まるで、これから自分の子種を注ぐ準備を乱暴にするようストロークは短くなり、体全体を動かすような力強い突き上げは、子宮口だけでなく子宮まで揺らし刺激した。
「も、もっと…スゥルも感じまくって…淫らな言葉で…ほら、ほらっ!
誰のチンポ…今、スゥルを乱れさせてる…種付けしようとしているのは…誰?」
この熟れた牝を、屈服させ、奪い尽くす勢いで、テクニックも何もない求めるような腰の動き。
逃がさないというように、確りと抱きしめながらも顔だけは動かし、乳首に吸い付く。
コリコリとした知久保感触を舌で味わい、甘く噛み、唾液塗れにし…乳房に顔を埋めながら、交互に乳首も味わっていく。
■スゥル > 「ひっ! っふううう……っ! っく! 私もっ、私もぎもぢいい…っ!!
アルのチンポっ、チンポおおおぉっ……! 私のオマンコずたずたにしてるのっ! らめっ、おかしくなるぅ、おかしくぅ…!」
深いストロークでスゥルの熟れた粘膜が削られ、内臓の形が変わるたびに、スゥルは栗色の髪を振り乱しながら悶える。
肺を絞りながら隠語をまくしたて、静謐な遺跡の空気を歪ませ、震わせ、汚していく。
その姿はもはや、陰茎で奏でる肉の楽器だ。快感に震える乳房の鼓動、床に打ち付けられる尻肉の水音までもがハーモニーとなる。
「……ああっ、アルぅ……アルぅ……っ!! っあ! はああっ! そこっ!」
雄の肉体が近づき、自らの熟れきった白肌へと重なる。肌が触れたところから、じわじわと全身の皮膚が性感帯になるように感じる。
そして、乳房に喰らいつく熱い口腔と舌の感覚に、ざわ、と全身の汗腺が開いた。長らく閉じていた乳腺からもわずかに乳液が滲む。
スゥルは首を乱雑に振って全身を苛む快楽を受け入れながら、雄の肉体すべてをも受け入れようともがき、両手を相手の背に回す。
背筋や背骨の形状を指に教え込むように這わせている。そして両脚までもが持ち上がり、アルの臀部に絡みついた。
「はひっ、ひっ♥ ひいいいっ♥ 素敵っ……アルっ、素敵ぃぃぃっ!! 私、アルに負けちゃってるぅぅっ!
アルのチンポっ、私のお腹揺すってるっ!! 種付けっ、アルの精液で、わたし、私っ、種付けされちゃうのぉぉっ!!」
湯気が立ち上るほどに全身から粘っこい汗を分泌する痴女。腋からも濃密な雌臭を孕んだ汗をほとばしらせる様は、まさしく全身が性器と化したかのよう。
陰茎だけではない、アルという若い雄の全身に犯されながら、スゥルの発情の度合いは青天井に膨れ上がっていた。
骨盤内の全内臓がグズグズに蕩けきり、子を孕む準備を始めている。深いストロークにも子宮が追従し、鈴口へのキスを離さない。
■アル > 「あぁ!俺も…俺のチンポも…スゥルに、しゃぶり尽くされて…気持ちいいっ!
もっと、おかしくして…俺もおかしくなって…二人で狂って…乱れて…エッチに溶け合うから…っ!」
自分の動きで乱れ続けるスゥルに、牡としても支配欲が満たされ――余りの快楽に口から溢れる唾液が、乳房に糸を垂らしながら零れ乳房を染めていった。
その淫らに弾む乳房を何度も味わい、乳首に吸い付くと甘い味が。ミルクが出ていると思うと、さらに強く吸い出し、喉を鳴らして飲む。
上半身では、赤ん坊のよう甘え、でも下半身は牡としてと本能のまま動き続ける。
「そ、そうだ…スゥルの子袋を…俺の子種で満たして…種付けして…俺のザーメンタンクにするからな!」
全身から感じる、スゥルの淫らな姿に我慢も限界に達してしまった。自分を逃がさないように抱き着くスゥルを力強く抱きしめ返すと、腰の動きが狂ったように激しさを増した。
今までの膣内を壊すように、愛液ごと絡みつく肉襞を削ぎ取るように抉り、吸い付く子宮口に深く亀頭を捻じ込み続け、熱く濃厚な我慢汁をトプトプと注いでいく。
結合部分から、淫らに湿った水音が、二人の荒い呼吸や嬌声に交じり、淫らな空間を広げていった。
「だ、出すよ!スゥルの淫乱オマンコに…俺の濃厚ザーメンをたっぷり注いで…イかせるから…一緒に…一緒に!
そして…スゥルをエッチな牝にする!いやらしい下着を着せたり…俺が欲しくなったら…どこでも使う…性奴隷にして…孕ませまくるから…な!
イクぞ!これが…その服従の証の…種付けだ…っ!あぁ、あぁぁ…イ、イくぅッ!!」
腰をさらに深く突き出し、子宮口を押し広げるよう大きく膨らんだ亀頭を捻じ込み、子宮にまで押し込んだ瞬間、ドプゥゥ!と二回目とは思えない激しい勢いで、熱く濃厚な精液を注ぎ込んだ。
■スゥル > 「溶かしてぇ……どろどろにしてぇっ! アルとっ、アルとドロドロ……いいいっ!!」
挿入直後は全身が快楽に打ち震えていたスゥルの肉体も、今や全身の筋肉が弛緩しきり、スライムのごとく床に蕩けへばりついている。
副交感神経を駆け巡る連続絶頂感が、彼女の身体の自由を奪い去り、後はただ精を受け入れて孕むだけの肉袋になりつつある。
それでも両腕両脚だけは渾身の力で持ち上げ、雄の身体に絡みつき、離すまいとする。
「どろどろっ……ドロドロでっ、熱いのっ! くさくて、美味しくて、ネバネバの、ザーメン……!
ざーめんっ、ざーめんっ……せーえきっ……ザーメンタンクぅ……っ!! っあああああああ!!」
絡めた脚、触れ合う腹部の皮膚を通して、アルの陰茎の奥底で煮立つ精液の存在さえも感じ取れたように錯覚するスゥル。
どくどくと早鐘を打つ鼓動ももはやどちらの心臓音なのかはっきりしない。
粘膜を通して、体液を通して、抱擁を通して、二人の感覚が無限に混じり合っていくのを実感する。その多幸感に子宮口が開き、ごぽりと多量の本気汁が溢れて竿を濡らした。
「イッてぇ! アル、イッて、お願いっ! わた、私っ、ずっとイッてるけどっ、すごいの来そうだから、いっしょにっ……。
服従するからっ、孕んで服従するから……イッ……あ、あああ……ああああああああああああ!!!♥♥♥!!♥♥」
どくん、とアルの男性器が脈打つのを契機に、スゥルの体感時間が一気に鈍化した。蹂躙され尽くした子宮内の光景が幻視される。
紅色の子袋に、濃厚な白濁液が雪崩めいて噴出し、四方八方の壁にぶち当たって粘膜を焼く。すぐに袋は一杯になり、卵管から卵巣へと漏れ始める。
白い濁流の中を泳ぐ、何兆もの若い精子の姿までもが見て取れる。すべてが一つところ、スゥルの卵巣から排出されつつある卵子をめがけ、尾を振って遡上する。
勢い余って子宮内壁にぶつかり、そのたびごとにチクチクとした心地よい快感がほとばしり、脊椎を震わせる。
暴力的なまでの快楽情報に脳がスパークを起こし、瞳孔がぐっと散大する。
白む視界の中に、アルの顔が写り、釘付けになる。交尾をやり遂げた雄の勝ち誇った表情が網膜に焼き付き、それ以外を写さなくなる。
視神経という膣を遡って脳内に注ぎ込まれる雄の容姿。女性器と同時に脳までもが孕まされた感覚を覚え、スゥルの受精絶頂は終わった。
「………あ……あはっ……♥ ある、アルぅ……アルぅぅぅ……♥♥」
四肢からも力がすっと抜け、おびただしい愛液と汗のプールの中に投げ出される。
■アル > 熟れた牝を屈服させ、種付けした若い牡ま、限界まで我慢し続け、やっと吐き出した開放感も合わさり、勝ち誇りったような、満足げな表情を浮かべ、自分が堕とした牝を見続けていた。
その間も、激しい絶頂の搾り取ってくるような締め付けに合わせ、ドクドクと精液は吐き出され――大量に注ぎ込まれ子宮内を満たしても出続ける精液が、激しく蠢く膣内まで満たし、結合部分からも溢れてしまう。
「あぁ!こ、これで…スゥルは、俺のものだ…んんっ!」
自分の名前を呼び、逃がさないように抱き着くスゥルに、興奮し切った顔で告げると、その顔を近づけ――貪るように唇を奪うキスをした。
荒々しく舌を伸ばし、絡め、唾液まで注ぐ。長い射精が終わるまで、貪り、射精が終わると、ゆっくりと唇を離す。
「はぁ、はぁ…こ、これで…スゥルは…俺のモノ。でも…も、もっと…もっと…エッチなことして…俺好みの淫乱女に…するからな」
互いの熱い吐息が吹きかかる至近距離で囁くと、長い射精を終えたばかりの肉棒は、硬いままピクンと膣内で大きく痙攣する。
まだ終わりじゃないと告げるように、自分に四肢を絡めさせるスゥルの体を抱き上げ、対面座位の体勢になると、もう一度、顔を近づけ、その唇を今度は優しく、啄むようにキスの雨を降らせた。
■スゥル > 絶頂後は、陸に上げられた魚のようにぐったりと横たわり、呼吸以外は微動だにしないスゥルの女体。
のしかかられ唇を重ねられても、抵抗もしなければ舌を絡めたりもしない。
しかし、唾液を注がれれば、咽せないようにそれを舌で受け止め、こくこくと少しずつ飲み込んでいく。
その間も骨盤の中では熱く煮えた精液がその流れを止めることなく、いくら膣口に力を込めようとしても無駄に終わり、大事な精液が漏れ出てしまう。
もったいなく思いながらも、代わりに喉に注がれるアルの唾液に、再び蹂躙の悦楽を覚えていた。
「……んっ」
脱力した身体を強引に持ち上げられ、対面座位の体勢にされれば、さすがに彼女の四肢にも力が戻り始める。
たっぷりと精液漬けにされて重くなった子宮が重力に引かれ、ごぽりと鳴る。
これ以上子袋から一滴も漏らすまいと腰をよじり、陰茎の切っ先に子宮口を噛み合わせる……そして、アルの陰茎が未だ太さ硬さを失わないことに驚いた。
「ああ、アルったら……私はもう貴方に敗北しきったのに。まだ負かし足りないの……?」
先程までの吠えるような喘ぎ声から一転、消え入りそうな鳴き声を耳元で絞り出すスゥル。
「すごいわ……アル。若いって素敵。私はもう若くないの。アルの欲望、全部受けとめたいけど……そんなことしたら潰れちゃいそう。
……んっ、ふ……」
泣き言を漏らすスゥルの唇は、アルによって再び塞がれる。やはりスゥルはそれを拒まず、今度は舌を絡めて受け入れる。
ちゅ、ちゅ、と卑猥な水音を重ね、唾液のミックスジュースを作り、互いの喉に流し込む。肺の空気さえも、時間をかけて余さず交換する。
相手がキスの嵐をやめるなら、今度は自分からキス。唇だけでなく、頬や鼻、首筋、耳、ときに乳首まで。さまざまな雄の味に、舌が焼けそうだった。
そうやって体力が戻る時間を稼いでいるつもりでいたが、体力よりも先に情欲のほうが昂ぶり始め、思わず苦笑を浮かべる。
「……いいわ、アル。アルのすべて、受け止めて見せるわ。負けるのは嫌だもの、やるだけやってみるわ。
あなたの限界、見せて……」
腰を甘くよじり、肉棒の熱さを検めながら、活気の戻ってきた口調で挑発する。
そして、相手の頭越しに、自らの左手に光る紅い指輪へと一瞬目をやった。
(ああ……貴方。スゥルはいけない女になってしまいました。でも……貴方が悪いんですからね。
このまま貴方がいつまでも姿を見せないなら……私、どんどん悪い女になっちゃいますから……)
■アル > まだ、貪り足りない。
そう牡としての本能が体を動かし続けた。最初は力なく横たわるだけだったスゥルを抱き上げると、自ら淫らに腰を動かす。
その粘り気の強い水音交じりの新しい刺激に、収まっていなかった肉棒は、更に硬さを増し、膣内で大きく痙攣した。
「も、もちろん…ん…今のスゥルを完全に潰して…俺、一色に染め上げるから…な…」
キスの合間に告げた、興奮し切った若い牡の言葉。完全に種付けし、堕としきるまで離す心算はないと示すように、一度強く抱きしめた。
スゥルの唇が触れる場所が甘くしびれ、貪るだけでなく、互いに互いの快楽を刻むような行為に移行していく。
そして――
スゥルの豊満な熟れた肉体を、自分の精液で白く染め上げ、ドロドロにし失神するまで行為は続いた。
その後は、二人で迷宮を調査し、報酬は山分け。
只、セクハラ系トラップはスルー。発情すれば、どこでも求めると、エッチな探索になったのは、仕方ない事だろう。
ご案内:「無名遺跡」からスゥルさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からアルさんが去りました。