2016/07/31 のログ
『触手ちゃん』 > さて、その魔物は得物を得ることが出来るやら。移動する理由もない、そう言う訳でその辺に群れ、徘徊しながら、この先も暫く得物が落ちてくるのを待っていた事だろう。
ご案内:「無名遺跡」から『触手ちゃん』さんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > 遺跡の一つ、その深くにあるそれなりに広い部屋。
奥に設置されていた台座の上に腰かけ、のんびりと寛いでいた。
台座の上に置いてあった魔力の篭った宝石は、とりあえず、懐へとしまってある。
目的はこの宝石ではないからだ。

冒険者ギルドを利用するも、今回は同行する形ではない。
ある遺跡…今居るこの遺跡だが、その奥にいる何かを退治してくれという依頼をしておいたのだ。
まぁ、封印はしたが倒せない、それを頼むといった感じにしておいた。
ほどよく、それなりの魔力を持った人間を喰らっていたお陰で、その辺りは楽なものだった。
封印を解く為のペンダントやらも置いていった、向かうならばそれを持って行けというもの。
…実際には、それを持った者だけをこの部屋に引き寄せる罠だが。
持っていない者は、近付いた途端に遺跡の入り口へご招待である。

上手くいけば、一対一での対峙だ。
この手ならば、前のようなミスは…多分、ないだろう。

タマモ > 暇潰しに、懐にしまっていた宝石を取り出し、眺める。
魔力は感じるが…さすがに、まだ細かな事まで分かる程の感知能力者は喰らっていない。
角度を変えたところで分かる訳もなく、しばらく続けた後に懐へと戻した。

「………いずれ、そういった者でも喰らえば良いじゃろう」

こういった、魔力の詳しいものまで調べれる者という存在はあるだろう。
頼む…という手もあるが、そんな事をするぐらいならば、喰らう方が手っ取り早い。

この計画も遊びの一つ。
成功するならば、また試してみようと思うし、失敗するならば、それはそれである。
とりあえずは…こんな手で本当に引っ掛かる者が居るのか、それを待って確かめるだけだ。
瞳を閉じ、音に耳を傾ける。