2016/06/23 のログ
ヘルベッティ > 「あーあ、座り込んじまった。よっぽど楽しい思いをさせてもらったんだろうな、触手の奴によォ。ククッ」

一度は武器を構えようとしたにも関わらず、目の前で脱力しへたり込んでしまった敵に、魔犬はフン、と大きな鼻息ひとつ鳴らす。
そして、今度はやや油断の見える真っ直ぐな足取りで、戦意喪失と見える女性の方へと歩み寄ってくる。
座り込んだところににじり寄る巨大な獣の影は、さぞ威圧的に見えることだろう。

「不運な事故、ね。ククッ。そしたら俺と出会ったのは不運続きってことだな、祈る神がいるなら後で愚痴の1つでも言うんだな。
 それによォ、不運とか言うなら俺だって不運だぜ?
 せっかく美味そうなエルフが完全発情しきって据え膳に置かれてるのに、触手の余計な味付けまで加わってるんだからよ」

犬はどんどんとにじり寄り、そして、へたり込むエルフのスカートから覗く両脚を前足で押さえ込めるほどに近接した。
比較的細いシルエットの犬型動物だが、その中身は鉄筋のごとく筋肉が詰まっている。足踏みをまともに受ければ、獣の巨躯の体重の半分近くがかかるだろう。
そして、エルフのその端麗な顔に触れるかどうかという距離にまで、獣の頭部が突きつけられる。
漆黒の毛並みに紛れた黒い団子鼻がひくひくと拡縮し、エルフの発情臭をその巨躯の内側まで招き入れ、代わりにねばっこく湿った息を吹く。
開かれたマズルからは真紅の舌と歯茎が剥き出しになり、質の悪い獣脂のロウソクを燃やしたような煤臭い吐息が漂う。

「そうさ、テメェの身体が目当てさ。ククッ、勘がいいじゃねーか、エルフの娘よ。オボコってわけでもねーようだな。
 テメェも発情したまま遺跡を歩いてたんじゃアブねぇだろ? 収まるまで俺が相手してやろうってんだよ。悪くねぇ話だろ?」

逃げ道を塞ぐように、半ば相手にのしかかるように身を寄せる魔犬。この距離まで詰めれば、剣撃もさして有効打とはならない。
そして、犬の巨躯の下、後ろ足の間に振り子のように揺れる、巨大で真っ赤な肉棒の存在も否応なく目に入るであろう。

リムル > 楽しくなんて、なかった・・・!いや・・・来ないで・・・!

(彼を吹き飛ばす為の魔力なんて最早練れやしない。刀とて、足が震えて立つことすら困難だ。刀を身を守るように胸に抱き抱え、剣先を向けて牽制することすら頭に浮かばずこの嵐のような災難が何かの奇跡で通りすぎてしまうことさえ祈り。)

気に入らないなら、見逃して。美味しくないものを、態々口にする物好きなの・・・?

(声を震わせながら彼が見逃してくれる僅かな可能性に縋り、声を紡ぐ。そして、彼が足の間にその身体を差し込んできたならば、後退りをするように手で地面を押し、ずるずると身体を動かすけれど、すぐに とん、と背中に壁をつけさせて、逃げ道を失う。そして、くんくんとエルフの匂いを嗅いだならば、エルフの汗の匂い、雄を誘惑する雌の甘いフェロモン、性臭。触手の鼻につく体液、媚毒の匂い・・・そんなもの達が混ざった匂いがするだろう。)

・・・っ、

(彼の言葉に応えることが出来ず、怯えるように身体を縮こまらせる。この距離でも、平常であればその身体を蹴飛ばすなり、魔術で追い払うなり・・・なんでも、できただろう。それが叶うかどうかは実践してみるまで分からないが。けれど、今やそれも叶わぬ。身体は既に逃げることを放棄し、まともに動こうとしない。むしろ、彼の振り子のようにゆらゆらと揺れ雄の匂いを鼻に届かせるその肉棒から目を離せず、押し倒されてそれに蹂躙されたい・・・なんて、歪んだ欲望すら湧いてくる始末だ。)

――好きに、して。

(そうして・・・エルフは抵抗を諦めた。最早これまで。これ以上の抵抗は無意味だろう。逃げる未来は、それこそ奇跡でも起きない限り訪れないだろう。)

ご案内:「無名遺跡」にラナルエリアさんが現れました。
ヘルベッティ > 「堕ちるの早いなぁ。ま、いいぜ。コトが早く進むに越したことはねぇ。俺だってあまり長居したくは……いやなんでもねぇ。
 そうそう、油断させといて隙をついて逃げようとか考えるんじゃねーぜ? ほれ……」

抵抗の意思を失ったエルフに、ヘルハウンドはさらに威圧をかけるよう、深く切れ込んだ口をカッと大きく開いた。
ぬめった赤い粘膜は漆黒の喉奥へと続いており……時折、咽頭蓋の辺りで小さな火の粉がいくつも弾けるのが見えるだろう。
そのまま魔犬は開いた口をエルフの胸に宛てがい、閉じる。すぐ下の皮膚に傷をつけないように注意しながら、エルフの着衣を薄い紙のごとく破り去っていく。
雌に屈辱と敗北感を与えるべく、ゆっくりと丹念に、しかし力強く。一部の布地は何回か咀嚼したのち飲み込んでしまった。雑食なようだ。

「む、触手の体液って意外と美味いな……。エルフの汗とマッチしてるのかな? ククッ。
 ……見逃しなんかしねぇよ、エルフの娘。エルフは肉も体液もめっちゃ美味ぇってお爺ちゃんから聞いたんだ。
 ま、俺は紳士だからよ、肉は食わねえで置いてやる。テメェが素直にじっとしてるなら、の話だがな」

相手の衣服をあらかた破りさってしまうと、続いて魔犬はさらにその巨躯をエルフに寄せ、完全に覆いかぶさる体勢となる。
毛深い腹部でエルフの頭部を抑えこみ、膝を軽く曲げれば、120kgの筋肉塊による牢獄の完成だ。
そして、リムルさんの唇の前に、赤熱した鉄棒のごとき獣のペニスの切っ先が突きつけられる。
真っ赤な海綿体が剥き出しとなり、全長20cm・太さ6cmにも至ろうかという剛直は生々しく脈打ち、獣臭の混ざった芳香を放つ。
先端には指1本は入りそうな尿道がぐぱっと口を開けており、早くも先走りが溢れ、滴りつつある。

「舐めろ、エルフ。もう少し大きくなったら挿れてやる」

リムル > ・・・放っておいて。

(戦う剣があればまだ話は別だった。隙を見て、切り裂くのも隙を見て逃げ出すのも可能性はあっただろう。だが今は・・・足が、動かないのだ。まともに。そんな状態で、戦える筈もなく・・・大人しく餌となることを選んだ。生きてさえいれば未来はある。意地汚く、生きることを選べ。・・・自分に色々なことを教えてくれた友の言葉である。例え、泥を啜ってもその身体を売り払ってでも意地汚く。それが、冒険者だと・・・。)

・・・っ、

(ぴり、ぴりぴり・・・と布地が裂ける音がして少女の白い肌を包む布が剥がされていく。顔を赤く染めながら、僅かに目元に涙さえ浮かべて)

・・・まだ隣の部屋に斬り倒した触手、残ってるから。それ食べて帰れば・・・?

(魔術で切り裂き、出口までの道を刀で切り裂いた触手群。それはまだ隣の部屋に残ってるはずだ。これを美味いというならば、それを食らって帰ってくれれば自分としては嬉しい。その隙に、逃げ帰ることだって叶うのだから。まぁ、しかし・・・それは叶わぬ願いだろうな、とは感じている。)

わぷっ・・・!

(そして、彼が自分に覆い被さればその毛が顔を覆ったことにより思わず驚いたように声を漏らす。そして、唇の前にペニスを突きつけられれば)

・・・っ、

(思わず、躊躇する。視線を右往左往させ、じっと睨みつけるように視線を集中させ、獣臭のする匂いがすん、と鼻先に香り思考能力を徐々に麻痺させた後・・・、ちゅっ、と音を立てその亀頭に口づけをした。――一度、キスしてしまえば後はもう欲望のままに溺れるだけだ。 舌を伸ばしその先走りを啜り、その尿道をほじるように、舌を差し込み、つー・・・、と下から上へ舐め上げ・・・エルフの欲望のまま、その獣の肉棒に奉仕をして。)

ヘルベッティ > 「触手? お、それは名案だなぁ。俺もアイツら仕留めるのは骨が折れるからよ、この機会に一度食べてみるのも…。
 …いけねぇ、今はエルフの雌に集中しねーとな。ククッ」

おどけた口調で相手の冗談に応えながらも、のしかかる身体による戒めは緩めない。
服に染み込んでいた触手の体液を飲み込んだからか、若き人族の雌を組み敷いたゆえか、魔犬の息は徐々に荒くなっていく。
巨躯の中で拡縮する肺の蠢き。享楽にパタパタと振られる尻尾の振動も、チリチリと硬く立った毛を通して相手に伝わることだろう。

「……ふおおぉぉっ! っお……ほおおおおんっ…」

犬がその野性的な陰茎を相手の唇に突きつけると、程なくしてその先端に柔らかな唇が触れ、ついで温かく湿った抱擁感が包む。
漆黒の巨体がぶるぶると鋭く戦慄き、どこか情けなくも聞こえる咆哮が頭上から発せられ、遺跡の大気を揺らした。
相手に精を大量に叩きつけることに特化した大口径の鈴口。そこにエルフの柔らかな舌が突き入れられると、まるで瓶の栓を開けたかのように、股間の付け根から大量の先走り液が流れ出し、リムルさんの口に放たれる。
それは温泉のごとく熱く、舌を痺れさせるほどに塩辛く、そして獣臭さの中に強烈な雄のフェロモンを孕んでいた。

「ど、どうだよ、エルフの雌、俺のチンポはよ。オメェ、犬と交尾したことあるか?
 ねえなら、俺が思う存分体験させてやるからよ。味も匂いも熱さも、しっかり覚えて帰れよな。二度とエルフや人間とは交尾できなくなるほどにな。
 ……とはいえ、俺の仲間は俺ほど紳士じゃねえからよ。見かけても気軽に股ぁ開くんじゃねえぜ。オメェのような弱い雌は殺されるからな、ククッ」

すでに相手を屈服させ勝ち誇ったかのような口調で、喘ぎ声混じりに鳴く魔犬。
ときおり腰を振り、扁平な亀頭で舌や喉頭を強く突く。先走りはだくだくと排尿のごとく溢れ、飲み込まねばきっと身体を汚すことだろう。
相手を拘束する四本の脚もきゅっと内股にして締め上げ、脇や骨盤を挟み込む。相手の発情具合を全身で感じようとしているのだ。

リムル > ・・・後回しでいいのに。

(ぼそ、とそんなつぶやきをこぼした。後回しにしてくれたらその隙に逃げることも叶うのだが・・・そういう訳にはいかないようだ。まぁ、触手の亡骸が彼が食事を終え、もう一度行った頃まで残っているかどうかは知らないが。ハイエナは彼だけではない。)

――きゃっ・・・!

(彼の大砲のような肉棒から精が放たれれば驚いたように小さな悲鳴を吐きながらそれを口内に放たれる。くち、くち・・・と口内で彼の吐き出した精を噛むように味わい、結局 ごくん、と僅かに顔を歪めつつも喉を鳴らし、飲み込んだ辺り結局なんだかんだ言いつつエルフも発情している様が見えるか。普通であれば、吐き出すのがよくある反応であろうに。それとも・・・結講な、好きものか。そして、その精を受け止め飲み込んだからか・・・ぽー・・・、と瞳の奥に欲が覗き始めて)

・・・、・・・ある訳ない。

(屈服させ、勝ち誇るように・・・それは状態として間違ってはいまい。エルフに抵抗の意思はなく、媚毒に侵された身体は彼の精を受け明らかに悦びを訴えている故に。それに加え、彼は知るよしもないだろうがエルフは隠蔽こそしているが被虐趣味の気があり、こういうシチュエーションに本人は不本意なものの僅かな興奮すら覚えていて。襲われて、逃げられなくて、強引に身体を貪られるような・・・そんな、普通であれば忌避するようなそんなシチュエーションに。彼が全身で少女の発情具合を確かめているのならば、確かにどっ、どっ、どっ・・・と、心臓の高鳴る音。興奮しているような音が聞こえることだろう。 そして、舌や喉を強くついてくればそれに応えるようにエルフは舌を差し出し、受け入れる。――一度堕ちてしまえばあとはそのまま流れ落ちる滝のように真っ逆さまに堕ちていく。そんな淫乱なエルフの本性か、だくだくと排尿のように溢れる先走りを最初は遠慮がちに。徐々にそれを受け止めることが悦びとするように舌を差し出し、受け止め、飲み込むだろう。)

ヘルベッティ > 「クククッ、俺は腹具合よりも心の充実ってのを優先する変わり者でよ。
 うまそーなエルフが情けなく発情しきって俺との交尾を待ち望んでるってのに、そっちのけで魔物の肉を食いに行くわけねーだろうが」

リムルさんの口戯にヘルベッティは何度も悦楽の雄叫びと武者震いを重ね、その度毎にリムルさんに突きつけられた肉棒は硬さと大きさを嵩増ししていく。
ペニスだけではなく魔犬の全身が熱を帯び始め、獣臭に満ちたサウナめいた空間を遺跡内に作り始めた。

「すっかり出来上がってきたなァ、エルフの娘よ。俺のチンポ汁をここまで美味そうに飲み干す奴はオメェが初めてだぜ。
 ホントに獣との交尾は初めてかぁ? 嘘にしか聞こえねえぜ。ま、オメェの従順さと可愛さに免じて、ちょっとの嘘は許してやるがよ。
 ……っつーか、エルフってこんなにエロい生き物だったんだなぁ。長生きするもんだぜ。他のエルフも味わってみてえなぁ~」

先走りを嚥下する喉や舌の蠕動。それに伴って際限なく心拍数と熱を増す若き雌の肉体。
その裸体から立ち上る発情香を歯茎の鋤鼻器で受け止めるたび、ヘルベッティも情欲に我を失い、達しそうになる。だがまだガマン。
ぷちゅ、と水音を立てて無理やり相手の口から陰茎を引き抜くと、その長さは30cmにも至ろうかという程に成長していた。
シルエットこそスマートだが、赤い粘膜に幾筋も青い血管が脈打ち、極めてグロテスクだ。

「美味しかったか? 俺のチンポ汁はいいだろ、おそらく1ヶ月は胃や肺に俺の匂いが染み付いたまま取れねぇだろうぜ? ククッ。
 ……んじゃ、次はこっちに俺の匂いをつける番だなっと」

言いながらヘルベッティはやや身体を引き、後ろ足を曲げてリムルさんの脚の間に入り、覆いかぶさる。
二人分の体液でしとどに濡れた肉槍が、エルフの陰部に容赦なく突き立てられた。
そのままゆっくりと、相手の鞘状器官の全細胞に先走りを刷り込むべく、軽く円を描きながら挿入していく……入らなくなるところまで。

リムル > ま、待ち望んでなんて・・・。

(瞳の奥に欲望を隠し、とろとろと愛液を零しながらどの顔が、と言う様でもあるが。そう言っている間にも、肉棒にキスを、奉仕を彼に続けていてそれこそ本当に、どの口が・・・、と言う様である。そして、部屋にサウナのように獣臭が充満していけば少女はそれにくらくらと酔ったように更に発情していくだろう。)

・・・一応、2回目。昔、懐いていた白狼の子に、ちょっと・・・。本番とかは、してないけど。 それから、私他のエルフとか知らないし、他の子のことは知らない。

(ぽそり、と告白をしよう。仲が良かった白い毛が美しい狼の子がいた。その子の発情期の頃に押し倒されてコトをしてしまいそうになったことはある。その際は本番行為の前にどうにかすることが出来たけど。それから、このエルフは集落ではなく、家族で過ごしていたエルフだ。基本的に他のエルフとはあまり交流がなかった。こちらに出てきてからも同族と出会ったことはない。故に、他のエルフの特徴なんて知るよしもなく。――とりあえずこのエルフがエロいというのはちょっとこの状態からは否定できない。 そして、口から彼の肉棒が引き抜かれれば涎がそれを引き止めるかのように、つー・・・、と少女の唇と肉棒をつなぎ・・・やがて、さみしげにぷつり、と切れて落ちるだろう。 そうして、彼がついに秘所へ狙いを定め覆いかぶされば身体を強張らせ緊張した様子でその様子を眺めて)

――んっ、!くぅっ・・・・!

(と、小さな悲鳴を上げながらその挿入に伴う痛みに耐える。ぎちぎちと狭い肉を押上げ、暖かく迎えるように肉棒を包む膣壁が彼の肉棒を扱き上げながら奥へ。更に奥へ・・・と突き刺していけばやがて・・こつん、と少女の最奥を叩くだろう。すなわち、子宮。女の中でもっとも神聖な、子を育む部屋。そこに彼の先端がこつん、と叩くことだろう。)

ヘルベッティ > 「ほう、ホントに経験済みだったのか! いやいや、人間もそうだがエルフってのも大概わかんねー生き物だなぁ。
 白い狼な……ケッ、なんかいけ好かない響きだな。オメェの甘酸っぱい記憶には申し訳ねーが、俺のこの黒くてイカす身体をしっかり目に焼き付けて帰ってもらうからな。
 生かして返すからには、そのくらいはしとかねえとな……っと!」

ゆっくりと挿入していったのは、自らが『本格的に』達する直前だったため。
キツく、それでいて暖かでやわらかなエルフの胎を、扁平な犬亀頭がごりごりと拡張し陵辱する。
すぐにその鞘状器官の奥底まで掘削が完了し、コリコリとした子宮頸部が鈴口にキスをすると、「はうっ」と情けない声で嘶く魔犬。
しかしなおも射精への欲求に抗いながら、より深く肉槍を突き立てていく。子宮を腹腔の上に押しやり、膣の襞を伸ばしながら。

「……っく! ふうっ、久々の人族の膣はやっぱいいな~、グネグネして奥まで濡れてて、まさしく孕むための器官っつーか。
 エルフの雌よ、お待ちかねの種付けタイムだぜ。といっても犬との本番はやったことないって言ってたな……信じるぜ。
 そしたらヘルベッティ流の交尾、しっかり身体で覚えてもらうからな……っく!」

根元近くまで無理やりねじ込んだところで、正常位で覆いかぶさる魔犬の巨躯の全身に緊張が走る。みし、と空気を震わせて筋肉が沸き立つ。
同時に、もともと人間のそれを超える太さに張っていたペニス、その根本付近が球形に膨らみ始めたのだ。
瘤めいたその膨らみは最大で直径10cmにも達する巨大さで、それでいて柔らかく、膣を限界まで押し広げつつも破くまでは行かない。
しかしながらその膨張部はエルフの骨盤、恥骨結合の間にがっちりと入り込み、もはや抜けることはない……どちらかの肉体の破壊を抜きにしては。

「……はぁ!!」

遺跡の構造そのものを揺さぶるような重低音を喉から絞りだすと、子宮口に深く密着した鈴口から熱く粘った液体がどくどくと流れ込み始める。
これまで口に注がれていたサラサラの先走りとは違う、人間のそれと似た「精液」。しかしその量も熱さも人間のレベルを超えていた。
粘膜を焼くようなねばつきが女体の媚細胞のすべてに絡みつき、伸び、さらなる発情……究極的には排卵を促す。

「……どうだっ、エルフっ、これがっ、交尾っ……! っく!」

涎とともに切羽詰まった喘ぎ声を漏らしながら、精液を絞り出すがごとくゆっくりと腰を振る魔犬。あまり勢い良く動かすと膣や海綿体の断裂につながりかねない。
そんな緩慢な動きでも、相手の骨格に食い込んだ肉瘤が骨盤をごりごりと揺らし、女性器全体に振動をもたらして苛む。
また、腹部に生えた漆黒の剛毛が刷毛のごとくエルフの陰核を引っ掻く。

リムル > ほっといて。・・・あまりいい思い出じゃないんだから。甘酸っぱい恋物語みたいな、そういうのじゃ・・・ないから。

(彼との間に恋やら愛やらはなかった。友愛、はあったけれどそれ以上もそれ以下もない。もし彼にそういう気持ちがあったならば、あの後お説教してしまったしちょっとごめんなさいしないといけないかな・・・と思わないこともないけど。 そして、ごりごりと肉を押し貫き こつん、と最奥を叩けば可愛らしい声で鳴く魔犬。)

・・・随分可愛らしい声だね。

(と、心の中を隠すことなく広げた。もし、彼との交流がもう少しあったならば、頭くらい撫でたかもしれない。・・・その証拠に、空でわきわきと行き先を探して揺れる掌があって。ちょっとそこまでやっていいかわからなくてちょっと困ってるエルフである。)

――ッ!ちょ、なに・・・これ・・・?何か、膨らんでっ・・・!

(自分の身体の内で起こったことだ。少女もそれが膨らんでいることくらい知っている。――そうして、しばらくした後思考が落ち着いてくればはた、と気づく。――そうか。犬は交尾の際相手を確実孕ませる為に栓をする、と聞く。それを思い出した際に顔を僅かに怯えさせたように青くして。)

――ッ!ふあっ、やっ・・・ん、ひぅっ!やぁぁぁっ!

(どくん、どくん・・・と精液が注がれている感覚がある。やはり同じ人型の種族とは違い、獣のは量が多い。そして、熱い・・・。どくん、どくんと膣を流れ孕まなくても孕んでいるかのように腹が膨らみそうだ。そして、ゆっくりと獣が腰をふればこそこそと毛によってくすぐられてそれが・・・それが、たまらなく気持ちいい。膣の中で無数の毛が踊り、それがさわさわと至る所に触れてくるのだ。はーっ・・・はーっ・・・、と荒く肩を上下させながらその快楽に悶え、悦んで。)

ヘルベッティ > 「だ、黙れエルフッ! き、気持ちいいときくらい気持ちいい声出してもいいだろうがっ!
 い、いやお前のお○んこホントに気持ちいいっつーか……じゃなくてアレだ。オメェも気持ちいいだろ? こういう中出しは人間じゃムリだからな!」

やや焦り気味になり、本心を吐露しながらも、下半身は全く別の生き物であるかのように緩慢な抽送を続ける。
ゆったりと腰を揺らし、エルフの腹腔を骨盤ごと揺すり、魔の精液で満たされつつある子宮の中身を撹拌する。同時に外性器に露出した粘膜のすべてを黒毛でこすり、按摩する。
獰猛な見た目にはやや不相応な、穏やかな交尾光景。しかして、長大な剛直を限界まで飲み込んだ膣内では赤熱した粘膜がのたうち周り、精液が煮立ち、すべてをぐずぐずに融かさんと暴れているのだ。

「……っほ! ほおおっ! ぐぅオオオオオっ!!」

咆哮を上げ、さらに相手の腹を深く掘らんと腰を撃ちこむ。ぼぴゅ、とエルフの内臓すべてを震わせる勢いで粘った精液塊が吐かれる。
獣の交尾は10分近くに渡り間断なく続く。精液の総量は決して多くはなく、肉体を破壊するレベルではないが、それでも人間のそれと比べれば100倍に近い量になる。
しかし、結合部で肉瘤が膣との間をぴっちりと埋めているため、注ぎ込んだ、あるいは女体が分泌した体液は一滴たりとて漏れていない。
そして、エルフの清浄なる子宮を汚す魔の精液はやがてさらに粘性を増していく。射出量も徐々に減り、のしかかる巨体から漏れる声も「ぐっ…」とどこか苦しげだ。
これは子宮口にへばりついて蓋の役目をし、受精確率を上げる「第3の射精」である。
とはいえ豚のそれのように完全に固化するわけでもなく、また魔犬と人族とで仔を成した例は極めて少ない。まぁ、そんなことは今のヘルベッティにはどうでもいいことだが。

「……ぐっ! ふっ……ふぅ……あ~~~~……」

喉を震わすような満足気な声を鳴らすと、それを契機に鈴口から注がれる粘液は止まり、抽送も終わる。そして、膣を塞いでいた肉瘤も急速に萎んでいく。

「はぁ~、出した出した。おいエルフよ、気持ちよかったか? ククッ、久しぶりの交尾なんで、特濃のを空っぽになるまで出しちまったぜ。
 こりゃ確実に孕んだなぁ? よかったな、淫乱エルフよ?」

萎えつつある陰茎を名残を惜しむように膣内に残したまま、語りかける。

リムル > 素直な子は可愛いって。私の友達もそう言ってた。

(それは獣にも当てはまるかはさて、分からないが人語を介する獣ならば多分当てはまるだろう。素直な子は良い子。可愛い子。そして、彼の律動により骨盤ごと揺らされればお腹の中で精液が混ざり合ってシェイクされているような・・・そんな感覚すら覚える。そして、黒い毛でこそこそと刺激を続けられれば発情が冷めること。理性を取り戻すことを許されずじわじわと送られる快楽によって、エルフはいつまでもいつまでも快楽の虜になっていて。)

ふぁっ、んんんっ!

(咆哮をあげ、打ち付けるように精液を放たれればそれを受け止めるエルフもただでは済まない。どくん、どくん、と孕ませることしか考えていないかのような途切れることのない射精。今栓を外されればどぽぽぽ、と洪水のように愛液と精液が交じり合ったものが漏れだすだろうが彼が栓をしているだけにそれすらも許されない。そろそろ目で見てなんとなく分かる程にお腹が膨らんできた頃、粘りつく精液が吐き出されて蓋をされる。)

嘘・・・。

(獣と長く過ごしてきたエルフであるが、それの隅々まで知っている訳ではない。流石に性事情まではなんとなくしか知らないし、彼らに対しては仲の良い友達感覚であって人間のように飼っている訳ではない。そういう交配とかはやっていない為・・・その、蓋をする、という性行為までは知らなかった。感覚で理解する。蓋をされた、という事実に目を見開き驚きを顕にして。――魔犬と人族で子をなした例は少ない、それも長命種族であるエルフであれば尚更だろう。しかし、それを知らないこのエルフにとってはそれこそ、本当に孕んでしまうかもしれない、という恐怖を植え付ける。一応・・・その手の妊娠を防ぐ薬は飲んだりもしているがそれも確実ではない。)

・・・こんなの、聞いてない。結局、こんなお腹に溜めた状態じゃ遺跡出歩いたりとか、出来ない。

(と、魔犬に対し文句を告げよう。まさか、お腹に精液を妊婦みたいに腹を膨らませたまま出歩けとでもいうのだろうか。彼は、発情した身体を納める為に相手をしてやると言ってたと思うが・・・。 ――気持よかった、なんて正直に言うのは恥ずかしい為に、むー・・・と相手を睨む付けるようにしながら苦言を伝える。 ――さて、彼に文字通りお腹一杯まで精液を注がれたエルフであるのだがそれを排出し、無事遺跡から脱出することは叶うのか。それはエルフと、この遺跡に住まう魔物達のみが知ることになるか。)

ヘルベッティ > 「ククッ、やっぱり人族を犯すのは楽しいぜ。見ろよこのみっともない姿をよ!」

誰にともなく語りかけるように嘲笑する。目の前には、妊婦のごとく腹を膨らませ、四肢を震わせながら遺跡の床に転がるエルフの姿。
当初の美貌はどこへやら、今の姿はまるで蛙だ。真っ赤な舌をだらしなくビロンと垂らしながら、口の端を引き上げる魔犬。

「……ケッ! 命が助かったからって調子乗ってんじゃねーぞ、弱っちいエルフが。
 俺が別のヘルハウンドだったり、あるいは腹がすきまくって交尾どころじゃなかったら、テメェは今頃俺の腹ん中だからな。
 俺のほんの気まぐれで一命を取り留め、なおかつこんなにキモチいい思いもできたんだ。その辺よぉく覚えておけよ、負け犬が」

自らの腹の中の蟠りをすべて女体に注ぎ終え、みっともない苗床に作り変えた魔物。
その成果を省みると、唐突に目の前のエルフそのものへの興味が失せてきた。フン、と鼻息ひとつ鳴らし、きびすを返す。

「腹を膨らませたままで歩けない? ククッ、じゃあそのまま寝てろよ。じきに漏れでて来るだろ。
 その頃にはテメェの卵も俺のザーメンでグツグツ煮こまれていい感じに調理されてるだろうしな。匂いも子宮の裏側まで染み付いちまうだろうぜ。
 じゃあな、俺は帰るわ。せいぜい俺との楽しい思い出を冒険者仲間に自慢するこったな」

リムルさんを取り残し、トコトコと優雅な足取りで遺跡の闇へと消えていくヘルベッティ。
リムルさんが力を取り戻し遺跡の探索を続けるなら、出口へ向かう道のりの魔物はことごとく牙や爪で引き裂かれ、あるいは黒焦げとなって討伐されていることだろう。

ご案内:「無名遺跡」からヘルベッティさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からリムルさんが去りました。