2016/05/12 のログ
ご案内:「無名遺跡」にレヴィさんが現れました。
レヴィ > 「確かこの遺跡でいいはずッスね」

ギルドで受けた依頼、新しく見つかった遺跡の調査の為に準備を整え早馬車で一気に九頭龍山脈へと。
そこから地図を頼りに真っ直ぐに山道を駆け上がり目的と思われる遺跡の入り口にと立つ。

「罠はないそうッスけどもう一度調べる方がいいッスね」

依頼書に間違いはないだろうがもし見落としがあれば代償は自分の命。
それだけにもう一度罠がないか念入りに移籍の入り口を調べる。

ご案内:「無名遺跡」にアシュトンさんが現れました。
レヴィ > 暗い周囲を照らす様にランタンを置けばその頼りない灯りだけを頼りに入り口の地面から壁、天井となるべく衝撃を与えないように触れたりとして調べ。

「やっぱりあるッスね。いきなり崩落の罠とか随分と外道ッス」

普通に踏み入れていればいきなり天井に潰されていたと思えば冗談のように身震いをしてランタンを拾い上げ。
罠が発動する箇所を飛び越え遺跡の中へと足を踏み入れる。

アシュトン > さてと、お仕事にやってきたのはいいものの……よっこらせ。
(女性が入って行った一寸の後、入り口に訪れる男の姿。
野営のちょっとした荷物を脇に置くと、首を横へと傾げた
同じように、遺跡調査の依頼を受けた、訳であるが)

こりゃ、先客が居るな。
ブッキングだろうか、後で文句言っとかないとな。
(喉元、小さく唸り声を上げる。
一瞬と見えた明かりやら、どうやら少なくとも一人以上、遺跡の中に居るようだ。
腕を組んでちょいとばかり、考えた後)

ま、いいや。
協力できそうなら組んでちゃっちゃと終わらすか。
(無理そうな相手なら、やりあいになるだろうが。
軽い準備運動で身を解すと、術式で視界の暗視をONに変更。
多少ボヤけるものの明かりの不要な状況にすると、後を追うように遺跡の中へと入ってゆき――)

よっと!
(入り口の罠は、なんか普通に飛び越えたようだ)

レヴィ > 入口の罠を越え注意深く罠を調べ通路を進む。
幾つかの罠を避けるように進めば足を止めて。

「誰か来たみたいッスね。ギルドがポカをやらかしただけならいいんスけど」

入り口から微かに吹き込む風に草や木以外の匂いを感じればどうするかと考えを巡らせる。
出来れば戦闘はしたくないと考えはするがそれが適うとも限らない。
ならばする事は一つであり。

「ま、同業なら死なないッスよね」

そう決めればどれにしようかと考え……壁を叩けば一気に奥へと駆け出す。
罠が発動した音を聞きながらに

アシュトン > ふーむ、さて距離的にはもう少し先か。
遭遇するにはちょいとペースを上げた方がよさそう、ではあるが。
(両袖からするりと伸びて、遺跡の床を這う複数のワイヤー。
触覚の延長として罠を探りながら、マイペースに奥へと進んでいっている、訳であるが)

あ、なんか嫌な予感。
(眉間へと微かに皺が寄ったのは、そのワイヤーに不自然な振動が伝わったため、である。
少なくとも、自分は今の所罠は起動させていない、と、なると)

うぉっひょー!!
(奇妙な悲鳴を上げるのと、壁の両側から槍が飛び出してきたのはほぼ同時。
するりと身をかわして抜けた――先の床が無くて落とし穴)

割と殺意たかくねーーーーーーー!?
(一瞬の浮遊感の後に、落下がカクンと止まる。
どうやら、探索に使っていたワイヤーを、飛び出してきた槍に巻きつけていたようだ。
手繰り寄せながら壁を蹴り、穴の上へとよじ登っていく)

なるほど、そういう、心算か。
(よっこらせっと登り終えると、軽く上げる口の端。
微かな笑みと共に、ゴーグルを目に、首に掛けた布を口元に、そしてコートのフードを頭にかぶる。
顔を隠した、完全に戦闘スタイルである)

そっちがそう来るなら、やってやるさ。
(スタンと、軽い音で地面を蹴り出すと、黒い風のように薄暗い遺跡の内部を駆けていく)

レヴィ > 殆ど罠を調べるのを放棄し直感と足や手に感じる感覚だけを頼りに薄暗い通路を一気に奥へとかける。
正体不明者が来た以上のんびりと調査など出来るはずもなく。

「悲鳴が聞こえたッスけど多分無事ッスね」

少しは足止めは出来ただろうが間違いなく追いかけてくるだろうと背後から増す気配に困った顔をして。

「巻ければいいッスけど…」

途中にある分岐点を曲がって脇道に入り込めば崩れた壁の石材の陰に隠れ同色の布をかぶりカモフラージュをする。
一体どんな相手が来ているのかと見極めようと息を潜めて

アシュトン > 速度を上げたが、追いつく気配がないな。
あちらさん、こっちを撒くのを優先に切り替えたか……それともどこかに潜んでいるとなると、「ご同類」か
(途中、魔術で空中に足場を設置すると、飛び石の要領で罠を避けながら、やってくる分岐路付近。
かくれる場所を考えれば、待ち伏せするとなればこの辺りが候補になりそうな感じ、ではあるのだが。
分岐に入る一歩手前辺りで歩を止めると、周囲を順繰りに眺めた後に)

――操作、同時に、触手起動。
(まずワサリと動き出したのは、両腕から垂らしたワイヤー。
床や壁を探るように、這い回ってゆき。
それと共に、足元に出来た黒い淀みから、人間の腕程度の太さをした触手が現れ出て、ワイヤーによる探索の隙間をカバーするように、伸びる。
ワイヤーはそのまま触覚の延長として、触手は対人捕獲用として。
余程遠くにでも逃げていない限り、接触するとバレる可能性は高いと言える)

レヴィ > 「凄くめんどくさそうな相手ッスね」

布と石材の隙間から見えた影と何かをしている姿にこれは面倒な同業者っぽいと感じ取る。
両手から伸びる細いものが壁や床を這う様子にうげっと眉間にしわを寄せれば別の一手を決める。

「悪いッスがしばらく任せるッス」

街を出る前に買っていた身代わりのアミュレットに魔力を込め、ワイヤーが触れる瞬間にアミュレットの効果で数分の実体のある分身を生み出せばそれにワイヤーが絡む瞬間に気配を殺し一気に奥へと駆け出す。

分身が消える数分後には逃げた事を知られ追われるだろうが閉所での戦闘や逃亡はお手のもの。
遺跡の罠や暗所を使い、最悪は仕事の失敗も視野に入れて兎も角に逃げ回る事に……

ご案内:「無名遺跡」からレヴィさんが去りました。
アシュトン > む、そこかっ
(周辺探索として伸ばしたワイヤーの先端に、何かしら触れる気配。
少なくとも、壁や石の類ではなさそうだ。
逃げられないようにぐるっと巻きつかせた状態にしてから、その方角へと駆けていくのだが)

(………………)

身代わりか、面倒臭そうな相手だなぁ。
(捕縛した存在を確認した後に、口から出る言葉は同じ内容。
ため息交じりに伸びをした後、再びと遺跡の奥を目指して駆けてゆく)

(――その後暫くと追いかけっこで遊んでいたが。
適当に相手がこっちから離れた辺りで、しれっと探索メインに切り替えて帰ったようだ)

ご案内:「無名遺跡」からアシュトンさんが去りました。