2016/04/27 のログ
ご案内:「無名遺跡」にレアンさんが現れました。
レアン > さてと――…お宝はありますかね、っと。

(不気味な静けさが支配する石造りの遺跡の通路を歩きながら、彼は辺りを探る)
(冒険者として活動しはじめてそれなりに経験はつんでいるが、何せこの世界は広い。)
(この世に生まれてからまだ二十年ほどしか生きていない彼が知るのはその世界のほんの砂粒ほどだ)

いざ、未だ知らない世界へ―――ってね。

(暢気に鼻歌を歌いながら、通路を進んでいく。決してここも秘境というわけではない)
(お宝を探した同業者やあるいはこの遺跡の守護者やらと出くわすかもしれない)
(それすら楽しみにしている彼は足取りよく、通路を進んで行った)

レアン > (自由気ままに冒険者として活動している彼としては、当分の路銀を確保しておきたい)
(死活問題――というほどではないにしろ、蓄えはあるに越したことはない。特に食料は保存食を除けばその都度買わなければならないのだ)
(そんな目的もあり、換金できるようなアイテムや武具を探してこんな場所までやってきたのだが…)

…う~む、遺跡っていう割には、トラップも番人も魔物もいないねぇ。
いやはや、逆にここまで何もないと却って怖くなっちまうもんだ。

(タダよりも怖いものはない――というわけではないが、骨折り損にならなければ良いのだが)

せめてもう少し情報を集めてからくるべきだったかねぇ……いやいや、折角ここまで来たんだし、何かしら持ち帰らないとな!

(ふんすとやる気を起こせば、些細な変化も見逃さぬようにと注意深く通路を進んでいく)

レアン > ………ふむ
(それから暫く探索を続けたものの、目ぼしいものは見当たらなかった)
(多少なりとも換金出来るような薬草や霊石は見つけることが出来たが、すずめの涙とまではいかないまでも成果というには程遠い)

今回は外れだったかねぇ……

(嘆息しながらも、諦めきれないのか辺りを見渡しつつ、マッピングをしていく)

ここは粗方取りつくされた跡なのかねぇ。
……やれやれ、まあ、仕方がないか。こういうのは早い者勝ちだしね。
とはいえ、このまま帰るのも悔しいもんだ。もう少し探ってみるか…

レアン > (まあ、そんなこんなで、結局無駄に時間を費やすだけに終わってしまうのでした)
ご案内:「無名遺跡」からレアンさんが去りました。