2016/01/04 のログ
ドロシー > 「……さて。」

さく、さくと。
小部屋やがらくたの山を見ては嘆息。
歩を進めていけば――

「――ん、あ……」

引き返すならそろそろ。
流石に奥に行き過ぎて遭難――というのも笑い話。
こんな遺跡の中で一夜を明かすとなればもっと笑える話だろう。

どうしたものかな、と。

ドロシー > 毎度当たりを引けるものでもない。
命あっての物種であることだし――

「引き返すか。」

決めれば早い。
踵を返して元来た道を辿る――。

ご案内:「無名遺跡」からドロシーさんが去りました。