2015/12/30 のログ
ご案内:「無名遺跡」にハナビさんが現れました。
■ハナビ > 「”崩”ッ!!」
ぐっ、と地面を踏みしめ全身の体重を乗せた中段突きを、このフロアに残っていた最後の魔物、オーガの鳩尾に叩き込み。
拳から放たれた衝撃に2倍近くの体格差を誇る鬼の一族が全身から血を吹き出しながら後ろ向きに倒れ伏す。
「ふぅ…だいぶ奥まで来たけど、これ以上何もないかなぁ」
狐尾を揺らし、耳で気配を探りながらブラブラと遺跡の奥へと潜っていく
■ハナビ > (日記の番号が違ってたでござる 入り直し)
ご案内:「無名遺跡」からハナビさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にハナビさんが現れました。
■ハナビ > (再入室)
ご案内:「無名遺跡」にムールムールさんが現れました。
■ムールムール > 「――……――」
(遺跡の奥をうろついている魔物だが、今は遠くから聞こえる音と、そこから流れる血と戦いの気配を感じてそちらへと意識を向ける。食人鬼が倒れ伏しているのは彼にとってはどうでも良い。それと戦っていた者が自分にとっての獲物である、とわかると音のした方へと向けてひた、ひたと足をつけて歩き出すうちに、彼女を視界にとらえると、その手に持った灯火をちらつかせながら、一見無防備に進み、その身を晒した。それに気づき、挑みかかろうとすれば、手にした灯火が膨らみ、カッと眩い光を放つ。わずかな目くらましをもとに、拡げた口で彼女の頭を咥えこんでしまおうと、その不気味な頭部を開けて触手を大きく広げる)
■ハナビ > 周囲の敵はあらかた倒した、と思った矢先。奥から不気味な足音を立てて現れる魔物。見たことのない、不思議な魔生物だ。
「なんだ、この子…初めて見る…」
じりっ、と少し後ずさりながら迫る気配に身じろぐ。しかしこちらは前に出るしか能がない格闘家。一瞬の間合いを詰めればこっちのフィールド、と覚悟を決めて飛びかかる。
「五行拳-”壁”……ッ!?」
ゼロ距離まで飛び込み掌底を繰り出そうとした瞬間、ばぁと目の前が閃光に包まれて一瞬体が怯む。ぎゅっと目をつぶり体が止まった瞬間を狙われて頭をバクンと丸のみされ。
「むぐっ…んんーっ!は、はなっ…んー!」
何をされたか分からず、手足を動かして暴れるように抵抗しようとして。