2018/12/27 のログ
ご案内:「ミレーの隠れ里」にレイカさんが現れました。
レイカ > 里の一角で、私はかなり頭を悩ませていた。
何しろ初めての試みだから、うまくいかないのは間違いないと腹をくくっているのは嘘じゃない。
しかし、皆の胃袋を賄うために、そして何よりもこの地方にはないものを作るために、必要なことなのだ。

助言通り、水路を確保して等間隔で稲を植えた。
あとは水を張って、時折病気にならないかをチェックすればいいとのことらしい。
しかし、稲が病気になるということ自体、私達にはわからないことだ。
しっかり水の管理をすれば勝手に育つ、ということらしいが…。

「本当に、これで育つんでしょうか……。」

私にはわからない、何しろ育てていたのは野菜ばかりだ。
こうして、泥水の中に等間隔で飢えている稲や小麦を見て、首をかしげている。
あとは放っておいても育つらしいけれども…本当にこれでいいのだろうか。

始めてやることに関しては悩みは尽きない…。

ご案内:「ミレーの隠れ里」に火棘さんが現れました。
火棘 > 彼女の肩の上で体を寝そべらせ…目を閉じて寝ていた
移動がラクチンと覚えたからには、ちょうどいい乗り物
歩く度に適度に揺れるのは眠気を誘うものだったけど
欠伸をしたあと
首を持ち上げるようにして同じ目線の高さになる肩のり火竜

「…なんじゃ今度は、稲なども育てはじめたのか?」

見慣れた田畑の様子は、里でも民がしていたから知っている

レイカ > 「あ、おはようございます。」

寝ていたらしいカキョクさんを起こさないようにしていたつもりだったが、目を覚ましてしまったか。
苦笑しながら少しだけ、首を其方に向ける。

「ええ、この地方にはないものなので…せっかくだから作ってみようかなと、種をもらったんです。」

なので、育てようかと思いまずは教えてもらったとおりに、水路を作り。
田園を作って、それっぽく仕上げてみたのだが…。

しかし、いかんせん初めての試みだ。
私には果たして、これが正解なのか正直わかりかねる。
なので、こうして頭を悩ませて…正解なのかどうかを考えていたところだ。

「教えられたとおりには下と……思うんですけどね。
これで本当に種が育つのか…正直不安です。」

火棘 > 「ふん…種を貰ったのなら、先にするのは苗床だ」

直接、種を田園に撒いても水腐れするだけと知った風に話す
時々欠伸を挟みながらだけど、その肩の上の竜は小さいくせに大きい態度

「芽が出て苗となれば、ここに植え替えればいい
 そのあとは…成長をみながら、時には水を抜いたりする」

反対側の肩に乗ってるからだを後ろ脚、掻こうとして
彼女の首がるのでできなかった
だから、肩から降りると姿を人へと変えて隣に立ち
片手で耳の後ろをかく

レイカ > 「え、直接種で植えてはいけないんですか?」

驚いた、今までの物はせいぜい種イモを植えるジャガイモや、直接縦から育てられるものばかりだった。
てっきり、稲もそうやって育てるものだと思っていた。

しかし、まずはある程度育てないといけないらしい。
まだ、種は巻いていないのでそこは助かった。
袋から…種もみ、というらしいがそれをもって一度食堂のほうへと戻る。

「…うーん、難しいですね……。」

やはり、植物を育てるというのは難しい。
ドリアードの力も、どうもほかの痴呆のものでは相性が悪いらしく使えない。
だから、自分たちで何とかするしかないのだが…。

火棘 > 「そうじゃ…なんでも種を撒けばいいものではない」

彼女が驚いたことに驚いたように
目を瞬かせ、はぁ、と息をつく
このまま種を撒いても水腐れして、なにもない水田を眺めただけだろう

「……うちの小姓竜が手伝うらしいから、一緒にすればいい」

後ろをヒタヒタとついて歩きながら
結い上げた髪の中か小姓竜が2匹ほど出てきて話かけてきた
それに頷き、手でいってこいと合図すると彼女の周りをくるくる回るように飛んで

苗床を作る方法、田植えのことなどをこの先
一緒にしてくれることに

レイカ > 「野菜と同じように育つものだと思っていました…。」

ただ、その育て方もどうも違うものらしい。
まずはこの種を苗の状態まで育てないといけないらしい。
小姓竜についてきてもらいながら、私は一度食堂へと入った。

まずは、芽出しという作業をするところから。
器に、種籾がつかるほどの水を敷き詰めておき、それに沈める。
あとは毎回、水をきれいにして種籾が呼吸できる酸素を変えてやれば、そのうち目が出るとか。
そうなったら、いよいよ先ほどの水田に稲を植える作業らしい…。

「……カキョクさんは、一緒にしないんですか?」

少しだけ、この里の守護竜にそう尋ねてみた。
せっかくこの里にいるのだから、こういうことはみんなでやるのもいいと、私は思っている。

火棘 > 「作物によっては、いろいろあるのだ…」

明かりがダメなものもあったり
水も必要最低限でいいものがあったり
農作は里でもされていたし手伝ってる間に知識として知っていた
作物は同じだろうと

食堂に入り彼女らの様子を後ろで腕を組んで眺めてたら
こちらに声をかけてきた彼女に

「田植えになれば、手伝う…苗作りは苦手なのじゃ」

ぷいっと顔を背ける種などの細かい作業は苦手らしい

レイカ > やはり、知識がないとどうしても作物を育てるのは難しい。
野菜や、果物のように種をまけばいいというわけではないから、余計に。
あからだろう、稲が育ち切り収穫の時期になれば、その喜びはひとしおだろう。

あとは、これをちゃんと日が当たる場所に置いておき。定期的に水を変えてやる。
稲が芽吹き、苗となれば外にある水田に移すのがいいらしい。
いろいろと教わりながら、ようやく種籾を水につけ終わった。

「フフッ……、じゃあ、その時になったらお手伝いお願いしますね。」

ちょっとだけ可愛いしぐさだ、と思ってしまう。
普段はつんつんしている性格なのに、こういうしぐさは本当にかわいい。
少し、食糧庫へいき何か食べられるものはないかと探して…。

火棘 > 一族の長の娘でも、民とは垣根なく同様に過ごしてた
勉強は苦手でも、生活の中の知識を知るのは興味があったから

その時になったら、と声が聞こえたので
頷いておく

食堂でいるせいか…寝てただけなのに
お腹が小さく鳴った
それを誤魔化すように、近くにいた子を手招きし、傍に寄せると

「レイカ…お腹すいた子がいるぞ」

近づいた子が…とはいっていない、自分のことだけど
食料庫に向かう後ろ姿に声をかけてみた

レイカ > ここのところ、食堂では手の込んだものをよく作るようになっていた。
何しろ素材はたくさん手に入るし、その保存にも別に困っていることはない。
たくさん、手の込んだものを作れるので…私自身も、料理が楽しくなっていた。

何かないかと思って探してみたら、ちょうど作りおいておいた卵料理があった。
とはいえ、簡単に味を調えて巻いておいただけの、おやつ感覚の物なのだが。
それでも食べようと思うと…カキョクさんの声が響く。

お腹のすいたこと言われて、振り向くと少し困っている顔の、里の子供。
だけど、その隣のカキョクさんの表情を見て…軽く笑った。

「わかりました、簡単なものでよければ、すぐ作りますよ。」

さて、何を作ろうか…。
パンを焼き、目玉焼きでの簡単なものにしようか…それとも。
少し手の込んだものでも作ろうか、と、少し考えた。

火棘 > 近くに寄った子の頭を撫でながら小さい声で笑いながら許せと一言だけ

何か作ってくれる様子に気づくと子供は解放し
近くへと寄っていく

「何を作る気なのだ?」

ちょっと楽しみ、蒸し饅頭を作ったり、肉まんをここで振る舞うこともあるけど
今夜は、自分で作る気にならない
肩乗りの楽さに怠けてるとも爺なら小言が飛んできそうだけど、居ないから

彼女のいるテーブルに肘をついて、そのうえに顎をのせる
上半身を折り曲げるようにして彼女を見上げ
楽しみそうに笑って

レイカ > やはり、子供を利用しただけのようだ。
まあ、わかり切っていたことなので、私は何も言うことはなかった。
彼女には、お世話になっていることだし食事に関してはこちらで世話をすることくらい。
対して国もならないので…少しだけ、手の込んだものでも作ろうか。

「簡単に食べられるものでも作ろうかと思います。
ホットドックはお嫌いですか?」

簡単に作れて、手軽に食べられるならこれ一択だ。
私はキャベツを千切りにし、しっかりとフライパンに熱を通し始める。
味付けは塩コショウと……カレー粉だ。

フライパンに油をひき、しっかりと熱する。
その間に、コッペパンに切り込みを入れ、バターを塗っておく。

火棘 > 「嫌いじゃない、そのくらいがちょうどいいであろう」

今のお腹の加減では、軽食くらいのもので満足できる
もう自分の空腹とばれてもいいと
目の前で手際よく作る様子を眺めてて

「仕方ないのぅ、これを食べたら…ちょっとだけ子供らと遊んでやるか」

竜の姿で寝ころんでると
山登り感覚で登ってきたり、爪の上に座られたり
たてがみの上で眠られたりと、子供たちに遊ばれ放題だけど
放置で、構っていなくても遊ばれているから

あとで子供らを乗せて森を歩くか、軽く飛ぶかしてやろうと
離れたとこにいる子供らにも聞こえるくらいの声で告げてみる

レイカ > 「フフッ……じゃあ、あとで裏の山にでも行ってあげてください。
夕方までには帰ってくるようにしてくださいね、晩御飯の準備とかあるので。」

キャベツを塩コショウでしんなりとするまで炒め、カレー粉をまぶす。
ソーセージは下茹でして余分な脂を落とし、火を通してからフライパンの中へ。
塩コショウで味付けして、完全に火が通るまでソテーする。

遊んでもらえる、しかも守護竜に。
それを聞いた子供たちが、どうやら仲間を呼びに行った様子。
せっかくだ、山のほうで食べられるように、お弁当形式でもっていってもらおう。
夕方まで遊べば、さすがに子供たちと言えども体力は尽きるはずだ。
その間、カキョクさんに相手をしてもらって、晩御飯をこっちで食べるという形式にすれば、時間の計算もしやすい。

最後に、ソーセージをパンにはさみ、ケチャップをかけて出来上がりだ。
それを、とりあえず10個は作っておいた。

「じゃあ、これを持って行ってあげてください。
子供たちもお腹を空かせているはずですし…みんなで食べてくださいね。」

ご案内:「ミレーの隠れ里」にルーフェンさんが現れました。
ルーフェン > 完成したホットドックを子供たちが手にとっていく
たぶん、龍のお姉さんで遊んでいた子供たちも空腹には耐えきれず席につくんじゃないかと思う

ただ、不思議なことにわぁい、と歓声を上げる子供たちに混じって大きなお友達が一人混じっている事に
誰が最初に気がついたか、ドラゴンは知る由もない。なぜなら、カレーの香辛料の香りに気を取られていたからである

「おい、主の料理のほうが大きくないか?」

なんて隣の子供にちょっかいを掛けながら、子供たちに混じってモグモグ、とホットドックを頬張り破顔する
小さな子供をひょいと捕まえ膝に乗せればやいの、やいのと子供たちに混じってとにかく食う
口の周りをケチャップまみれにした子供に気がつけば、うわ汚え、とか何とか言いつつも
仕方ないなあって面でマントの裾でフキフキと口の周りを綺麗にしてやったかと思えば、
キャベツが嫌いと言ってる子供のホットドックからキャベツを摘んで口に放り込んで食べてしまったり…
まあ、女性陣2人を全く気にすることなく、好き放題に振る舞っている大きな子供がいつの間にかそこにはいた

火棘 > 「仕方ない…裏山くらいならな」

彼女の用意してくれてるホットドックを受け取る前に
子供らが取っていった

まあいいかと、振り返り行く用意でもしょうとしたときに
子供に混じって…食べてるのがいる

「………ルー、なんでそこに?」

いつの間にと呆れつつ彼の大食いは知ってたので
また彼女へと視線をむけて

「レイカ…あと10個作れるか?」

ぺろっと子供のぶんまで食べてしまいそうだから
子供用のを食べきる前に作ってもらおうと