2018/08/22 のログ
ご案内:「ミレーの隠れ里」にレイカさんが現れました。
レイカ > 今まで、王都で言えば二区画程度の大きさだった里。
そこを、少しだけ広げることでいくつかの新しい家を作るだけのスペースを確保することもできた。

元々、里を大きくすることはあまり考えていなかった。
食料の問題や、王都の目につけられかねないということ。
大きくすれば、それだけこの隠れ里が見つかってしまう可能性も大きくなる。
皆の安全を考えれば、里を広げることはリスクが大きすぎたのだ。

だが、食糧問題を解決できた今…。
私は、気づける限りで滅ぼされたミレー族の里の生き残りを、この里に受け入れる準備を進めている。

「…………もう少しだけ、作りましょうか。」

食堂で、私は野菜をソテーしている。
食事を作れるのは今は私だけではないのだが…防壁を新しく増築してくれている人々への、夜食だ。
里で採れた野菜、商会へ出した残りと、狩りで取れたお肉。
それらを塩と胡椒でソテーして、最後にソースで味を調える。
それにパンとスープを添えて、少し力の付く夜食としておいた。

レイカ > しばらくは…平和であってほしい。
王都の動きも今はないし…このまま、平穏であればいいのだが。
そんなことを思いながら、私は次の物を作り始めていた。

ご案内:「ミレーの隠れ里」からレイカさんが去りました。