2018/03/23 のログ
ご案内:「ミレーの隠れ里」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「ミレーの隠れ里」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「ミレーの隠れ里」にレナーテさんが現れました。
ご案内:「ミレーの隠れ里」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
■レナーテ > 「あ……っ、ひぅ……っ!それ、は……っ。んぐぅっ、そんな、強く……ぅあっ!?」
蜂蜜の様にとろとろになった愛液が、柔らかな膣肉に絡み、亀頭を絡め取って扱き上げていく。
ピストンに呼応するように奥へと誘う身体と、心の反応は違っているようだが、途切れた声は答えを紡げずに喘ぎ声に変わる。
乱暴な手付きで乳房を掴み、指先で捏ね繰り回されると、快楽の跳ね上がりに背筋が淡くのけぞっていく。
小粒な蕾がつままれれば、不規則に痙攣するように肉棒を絞り上げていき、半開きの唇からは掠れた吐息が溢れ続けた。
「捨てたく……なぃ、ですよ……っ、チェシャさんは…壊したい…んです、よね?」
恋人の傍で微笑みながら支えることも、いい娘に組合の人たちを支えることも。
どちらも捨てたくないと熱望して口にすると、瞬いた瞳から大粒の涙がこぼれ落ちていく。
大切な人の傍を離れなければと決意した日の苦しみ。
その痛みに狂っていく理性を維持しようとして、性癖が歪んでしまったところもある。
でも嫌だと言えないのは、彼が向ける荒々しい牙を受け入れなければと、思ってしまうから。
「ひぁ、あ、ぁっ、いぅ…っ、いっちゃ…ぁ、ぁぁ――っ!!」
身体が揺さぶられ、腰がぶつかりあう度に乾いた音が響く。
それと相反する重たい水音が蜜を床に散らせ、子宮口が潰れてしまいそうなほど叩きつけられていく。
視野がチカチカと光るような感覚を覚え、腰の震えが大きくなる。
中に出すという言葉に、一瞬身体が硬直するも……嫌だと言えなかった。
心に残る罪悪感が抵抗を縛り、そしてとうとう胎内へ彼の子種を受け止めてしまう。
小さな隙間から吸い込まれそうなほど、亀頭が激突しながらの射精。
きゅぅっと窄まりながら受け止め、余すことなく子袋の中へと吸い上げてしまう。
どろどろと奥底で広がる熱に、余韻を深めるように肩まで震えていけば、徐々に身体が下へ下へと沈む。
首筋に感じる痛みと、崩れる身体を抱きしめる腕の力に、されるがまま包まれ、声に為らぬ甘声で啼きながら、全身が快楽に包まれていった。
「……」
確かめた視線の先、ずっと意地悪で猫の様に気まぐれだった彼の金緑が濡れていた。
頬を濡らす苦痛の雫を見やると、惚けるような絶頂の表情が僅かに変わっていく。
口角が少しだけ上がると、自由の効かない身体をどうにか動かし、腰を引いていく。
ごぼっと音を立てて白濁を深めた蜜が零れ落ち、はくはくと膣口が痙攣する。
逃げませんから と、震える声で囁きながら、腕の中で彼へと振り返ろうとした。
叶ったなら……彼の身体をぎゅっと抱き寄せようとするだろう。
そのままゆっくりと、床へ彼を寝そべらせようとしながら。
■チェシャ=ベルベット > 捨てたくないと紡ぐ彼女に、やっぱり自分などでは彼女をどうこうできるものでは無かったのだと悟る。
自分は壊したかったのだろうか、そう言われてみれば確かにそうかもしれない。
いつもどこかで鬱屈としてひねくれた衝動があって、不機嫌になるのはそれが心の奥にあるからで。
でもそれがレナーテに通用するかといったら、そんなことはない。
彼女は強い。強いから、こんなことをしても大丈夫なのだろうという確信があった。
レナーテの高まる喘ぎで彼女も絶頂したことを知れば、一瞬だけ満足感に心が満たされる。
どろどろにかき回した結合部がきゅうきゅうと締め付けられてひどく心地が良かった。
彼女の手の届かない奥の場所に自分の子種を注げたことにも征服欲が満たされる。
けれどそれも一瞬のこと、快楽の余韻とともにじわじわと熱が引いていけばひどく虚しいものだった。
折れそうなほど抱きしめた彼女の体を支えながら胸の奥の痛みが虚しい痛みに変われば
悔し涙とも言えないような情けなさに涙が溢れた。
「……」
腕の中で身動ぎするレナーテを逃さないように再度抱きしめようとしたところを制され、
渋々彼女のするがままに体を任せる。
泣き顔を見られるのが恥ずかしくて、そっぽを向いて堪らえようとするが失敗した。
引き抜かれた肉棒がだらりとだらし無く垂れて、なんとなく心細くなって自分から縋り付くように彼女と抱きしめ合う。
そっと床へ寝かせようとするのならば抵抗はせず、ただ顔を両手で覆うと悪態をつくように長い溜息を吐いた。
■レナーテ > 自ら捨てることを選べるほど、それは軽くはなかった。
誰が捨てさせようとしても、命を天秤にかけたとしても、抱えたままだったかもしれない。
強いと思われているとは知らず、ただ犯されるように抱かれる合間も胸の痛みに耐えながら、嬌声を溢れさせていく。
絶頂と共に奥底が彼の熱で埋め尽くされ、欲望の通り孕まされてしまう可能性すら感じる。
畏怖や不安はこみ上げないものの、余韻に浸る間もなく彼を見つめていく。
逃さないと抱きしめる腕は、男らしい力強さより、失いたくないといった子供っぽさを感じる。
口角を上げながら囁いた言葉は受け入れられ、ぼたぼたと重たく床を汚しながら、抱きしめていった。
「……もっと、しましょうか。壊れる…ぐらい」
くすっと何時ものような穏やかな微笑みを見せながら、普段見れぬ彼の泣き顔を迎え入れる。
するりと胸元に抱き寄せていけば、小さくともクッションビーズの様な心地よい柔らかさで包み込む。
少し強めに沈めてしまうと、奥にある肋骨に頬骨がぶつかってしまうかも知れない。
彼の紺色の髪を優しく撫でて行きながら、少しだけ身体を抱き起こす。
膝枕をさせるようにして胸元に埋めさせ、彼の両手を背中へと導いていく。
授乳でもするかのように彼を包み込みながら、反対の手は力を失った肉棒へと添えられていった。
残滓をローション代わりに指に絡めながら、くちゅくちゅと音を奏でる手コキを重ねつつ、彼の欲望を煽っていく。
■チェシャ=ベルベット > 「……本当に壊れても知らないよ……」
同情されているのか、穏やかな笑みとともに胸元に抱き寄せられれば
眼の前で揺れる双丘にそっと唇を寄せ、赤子のようにちゅくりと先端を含んで舐める。
同時に彼女の手がチェシャの股のものを優しく扱いていけば、みるみるうちに再び堅く起き上がる。
「ん……ぅん……っふ、くぅ……っ」
ちゅ、ちゅ、とレナーテの乳房を含みながら合間に唇の隙間から喘ぎが漏れて
もじもじと太ももをこすり合わせ、もどかしい快感を訴える。
いつもなら、同情なんか結構と突っぱねてしまうのに今は彼女にこうされているのが心地よい。
チェシャは母を知らないが、もしいたのなら同じような感触を与えてくれたのだろうかと考える。
知らず、強く彼女の背をかき抱いて、腰を強く突き出しレナーテの手のひらに自身の性器をこすり付ける。
先程の情事のあとの残滓とともにまた新たな先走りがぬめりよく彼女の手を汚す。
「んぅ……いったばっかりだから、そんな、保たないかも……っ」
ひくん、とまぶたを震わせ、涙が乾き始めて潤んだ瞳を彼女に向ける。
■レナーテ > 「……いいですよ」
同情といえばそうかもしれないが、憂うというには過剰かもしれない。
どちらかを選べば、どちらかが壊れてしまう。
普段なら後で後悔しても知らないと意地悪をいったりするのだろうかと思っていたが、それ以上に深く想いを向けられていた。
それを否定する事もできない。
受け入れて、恋人を切り捨てて全てを失う事も選べない。
変わらぬ微笑みのまま抱き寄せ、癒やすように抱き寄せた胸元から響く水音。
彼の唇が膨れた小粒を吸い上げれば、ふるっと房が小さく揺れていき、心地よさに瞳をゆっくりと閉ざす。
「んぁ……は…っ、ふぁ……っ」
裏筋に指を這わせ、亀頭を強くこすりすぎない程度に包み、扱き上げながら根本まで撫で回す。
裏筋を扱く時は少々早く強めに、亀頭の周りはゆっくりと弱く。
強弱をつけながらの愛撫を繰り返すと、肉棒が反り立ちながら指を濡らしていった。
その感触に目を細めながら、金色同士が見つめ合う。
持たないかも、その声にクスッと微笑みながら優しく横たえていくと、反り立った肉棒の上を跨いでいった。
「…孕ませるんですよね? それなら……頑張らないとですよ」
小さな壁の前に音を上げる子供を窘める様な、優しい声色で彼を誘いつつ、スカートの裾をつまみ上げる。
するりと上がっていくと、残滓に厭らしく濡れたクレパスと、その上にきれいに整った楕円の茂みがあらわとなっていく。
彼が興奮できるように、自ら恥を晒しながら頬を赤らめると、腰の力を緩めていく。
ぐじゅっ!!とドロドロな水音と共に肉棒を根本まで埋没させると、そのまま腰を回転させるようにくねらせ、肉襞で余すことなく男根を捏ね回す。
亀頭全体をぬるぬると撫で回し、裏筋を小刻みに擦り上げていきながらも、鈴口はぴったりと子宮口に密着させた。
どちらも選べないなら……選ばない。
拗れた罪悪感は徐々に胸の苦しみを刃に変えて、自らに食い込ませていった。
■チェシャ=ベルベット > 「はん、さっきのでもう孕んでるかもよ……。
そしたら恋人になんて言い訳するのかな……」
にやりと意地悪く口の端を歪めながら、反り返った肉棒に絶えず与えられる刺激に甘く吐息を零す。
今度はレナーテが上になって自身を跨ぎ、いやらしく濡れた秘部にチェシャの肉棒をあてがって腰を沈めていく。
くふ、と声が漏れ肉壷の中へ侵入するに合わせぞわぞわと背筋が震える。
最奥へと到達したのなら、わざとチェシャからも下から突き上げ子宮口に圧をかける。
「どろどろ……、すっごいいやらしく濡れてる……。
いいんちょ、なのにほんとっ、いやらしいよね……」
片手を相手の腰に当て、もう片手を彼女の慎ましやかな乳房に食い込ませる。
荒く揉みながら、腰を動かし下から突き上げ、こね回してくる膣壁に負けぬように
彼女の蜜壺の中もぐちゃぐちゃにかき回していく。
選ばないことを彼女が選んだのなら、それも仕方ない。
すっかりレナーテには負けてしまったような気がした。
■レナーテ > 「……何も、いいませんよ?」
意地悪な言葉に表情、普段の彼らしい言葉に変わらぬ微笑みで囁きかける。
何も言わずしてどうするつもりなのか、その先は口にせずに閉ざしながら、肉棒を埋めていく。
互いの体液が混じり合ったローションが襞の隙間にまで染み渡るように溢れ、粘液で肉棒を包みながら扱き上げる。
子宮口と密着する亀頭、いたずらに突き上げられれば、ぐりっと先端が淡く食い込むように擦れ、弾かれる感触に、くひっと小さな悲鳴を上げていった。
「……だって、んんっ、元々…そういう娘……ですから…ぁ、っ」
厭らしい腰使い、それも閉じ込められていた時に幾度も強要された奉仕の一つ。
自ら望んで覚えたというような口振りで呟きつつ、緩やかに目を細める。
恋人にも見せた、嗜虐心が溢れた時の艷やかな微笑み。
悦びの微笑みを浮かべながら、子宮口を突き上げる動きに、鼻にかかった吐息を溢しながら腰の回転は繰り返される。
恥骨を擦り付けるように前後させれば、幾度も子宮口のコリコリとした感触で亀頭を弾き、ズレと共に裏筋を膣壁で撫で回す。
彼の動きと房への愛撫が重なれば、収縮は緩急に合わせるように波を付け、赤い舌を覗かせながら白い喉をのけぞらす。
「んんっ、ぁ、っ……んはぁ……っ、ぁ、あぁ…ひぃあ……っ! 奥…いぃ…っ、もっと……ね、もっと……ちょうらぃ……? ぐちゃぐちゃって……」
喘ぎ声を堪えながらお強請りを紡ぐと、自然と舌っ足らずの白痴さのある言葉に変わってしまう。
とろとろになった表情のまま、ぼんやりと彼を見つめながら、腰をくねらせながら、何度も何度も肉棒を包み、締め上げる。
彼の我慢を更に突き崩すように、ざらざらの粒が並ぶ場所へ、程よく擦れるように身体を前へと倒していく。
顔が近づき、厭らしく喘ぐ昔の自分を宿しながら、舌を覗かせると、ちろりと彼の唇を撫でる。
情婦の様に彼の唇を強請りながら、腰は小刻みなピストンへと変わり、自らポルチオに亀頭をぶつけ、熱っぽい吐息を吐き出す。
■チェシャ=ベルベット > 「……ふーん」
変わらぬ微笑みにつまらなさそうに鼻を鳴らす。
案外、身投げでもしちゃうのかな、真面目だからなどと失礼なことを考えてしまう。
小刻みに突き上げ、腰を密着させて淡い悲鳴がレナーテから漏れればちゅう、とその唇に吸い付いた。
「元々、っていうのは……奴隷でもなってたってこと……?」
いや、ここまで聞くこともないと首を振って自分の言葉を打ち切った。
艶やかに笑むレナーテの様子にぞくりと自分の被虐心が煽られるも、意地で負けまいとこちらは口を引き結ぶ。
彼女の情婦のような、いやらしい仕草に誘われるように、あるいは自分で征服するように唇を重ね舌を絡めて目を薄くつぶる。
「これがいいの? 奥、もっとごんごんってしたらいい?
きもちいいって言って、もっとってしてくれたら沢山あげる……」
うねる肉壷に性器をこすり付け、絶え間なく刺激を送り続ける。
子宮口と、時折ざらつく膣壁を突き上げ、下の口でもキスをするようにこね回す。
やがて何十回目かのピストンを繰り返し隙間から先程の精液と愛液が掻き出され
チェシャのペニスが膨らむと膣を圧迫するように大きく反り返る。
「は、っ……んん、つぎ、でるかもっ……!だすよ? 奥に、いっぱいあげる……!」
レナーテの細腰を乱暴にひっつかみ、がつがつとぶつけるようにして貪る。
薄い腹を内側から壊すように、何度も性器を押し付け、子宮の内側に食い込ませようとしながらラストスパートをかける。
やがて弾けるようにレナーテの最奥へと肉棒を突き立て、ぶちまけるように精液を吐き出した。
上体を起こし、彼女の唇を唇で塞ぎ絶頂の喘ぎを自分で飲み込もうとするように。
■レナーテ > 熱の冷めていく音に、痛みはただ深まっていく。
けれど、安堵を覚えながら彼の熱を肉欲だけへ変えようと微笑む。
吸い付くような口吻に、こちらも押し付けるように深く重ねていき、体が揺れる度に呼吸の音が掠れて響く。
「……そう、ですよ?飼い猫にされて……ぁっ、こんなこと、してましたから…ぁ…っ。全部、厭らしく……仕込まれて…癖になってるんです」
奴隷であったといえば、こうして卑猥に踊るのも後遺症にしかならない。
自らを貶すように、肉欲欲しさに重ねているのだと、艷やかな笑みのままにささやく。
彼が自分に見ていた真面目な一面を否定するように踊り続け、舌先が潜り込むならこちらからも絡め取りに言った。
唾液を混ぜこねるように踊らせ、舌を絡ませあい、時折吸い付いてと、彼の唇を貪るように求め、息継ぎの度に心地よさそうに、悦びの吐息を溢れさせた。
「んっ、そ…奥、もっと…ぉっ。……気持ちぃ…です、子宮こぉ……もっと、チェシャさんので…ぇ、あっ、潰ひてぇ…?」
脳裏に地下の記憶を蘇らせながら、呂律の回らないお強請りを紡ぐ。
盛り着いた牝猫の様に肉棒を強請り、愛らしい子猫の様にすり寄って甘える性奴隷としても扱われた日々。
今の自分ではない、あの頃の様に彼に厭らしく強請りながら、腰を押し付け、左右にねじっていく。
小刻みに溢れる嬌声と共に、身体が痙攣を繰り返し、蕩けた金色がうっとりと彼を見つめる。
真面目な委員長といった様子の普段を消して、その頃を思い出しながら、ふしだらに自らを乱れさせていく。
「くら…はぃ、奥に……チェシャ、さんの精液……いっぱ…ぃぃっ。ひぁっ!? あ、あぐっ、激し……っ、い、く…っ、いぐ……っぁ、あっ、ぁ、ぁぁぁ……っ!!」
腰が強引に掴まれると、下から勢いよくピストンが叩き込まれる。
その度に奥底の弱点が壊れてしまいそうなほどこづかれ、暴れまわる肉棒が薄い腹部に浮き出てきそうなほど、胎内を着回す。
喘ぎ声も過去に強請られた言葉を思い出しながら、卑猥に厭らしく……絞り出しながら、細めた金色がずっと恍惚と彼を見つめていた。
ぎゅぅっと腟内が窄まっていくのと同時に、彼の肉棒が白濁を吐き出せば、自ら腰を深く沈めて白濁を奥底へ受け止める。
熱くこびりつく感触が、子宮の中へ広がっていく。
それにぞくぞくっと強烈な電流が脳髄を痺れさせ、のけぞりそうになる身体が引き寄せられた。
唇が重なると、不意打ちの甘味に、連続の絶頂へと追いやられ、鼻息を少し荒くしながら腰が壊れた玩具の様にガクガクと震えてしまう。
ぷしっと潮を隙間から吹き溢しながら、絶頂へと沈みつづけると……肉棒が窄まり切る前に、腰を軽く上下させて余韻を深めながら白濁を搾り取る。
「んぁ……」
唇が離れ、泡だった透明な糸が千切れていくと、気だるけな動きで腰を上げ、彼の股ぐらへと下っていった。
顔を埋め、肉棒にこびりつく互いの汁を肉棒事咥えこんで啜り上げると、舌先が細かな溝や隙間に残るそれを掬い上げ、じゅぶ、じゅると、卑猥に水音を響かせて肉棒を清掃していく。
唇を窄め、扱くようにして肉棒を引き抜くと、口内に溜まった残滓をこくりと飲み干し、熱にふらつく身体を何事もなかったのように、強引に立ち上がらせて足に掛かったショーツを引き上げていった。
「……ね、いい子じゃ…ないですよ?」
問いかけるように、クスッと微笑みかけると、ゆったりとした足取りで祠を立ち去るだろう。
テントに戻る途中、何度か後ろを振り返りながら、膝が崩れ落ちそうになるのを堪えつつ進む。
皆の前では、優等生でいい子の自分に戻らねばならない。
失望して、忘れてくれるのが一番いいと思いながら…歩き続けるのだった。
■チェシャ=ベルベット > 自ら性奴隷にされていたことを白状するレナーテにチェシャの眉が眉間に寄せられる。
なんだ、彼女も自分と一緒なのだと理解すれば、彼女を貶めるようなことをしなければよかったと苦い思いを味わう。
その後、彼女は自分を立て直して立派に秘書として務めているのに
自分はと言えばどこか投げやりに今のあり方を疑いもせず身をやつしている。
その対比が身につまされるようで、ぎゅうと胸が締め付けられた。
「ん、ぐぅ――――! っ~~~~ふ、ぅ……!」
彼女の声にあてられたように、言われるまでもなく最奥へと突き立て白濁を注ぎ込む。
膣内の搾り取るような動きに自分のすべてが搾り取られそうになりながら
それでも意識を保つようにきつく唇を重ね、相手を強く抱きしめる。
快楽の余韻がすべて過ぎ去ったあとゆっくりと唇を離せば
レナーテが自分の下肢へと顔を埋める。
言われずとも自ら肉棒に舌を這わせるレナーテに、ぴくんと体を震わせるもそのまま奉仕させ
すっかりすべてを清めてくれたのを見届けた。
「……、いい子ちゃんだよ……やっぱり」
彼女がふらつきながらも立ち上がり、祠を立ち去った後ボソリと呟く。
自分はああはできない、自分にはない事ができるレナーテを羨ましく思い、
本当に嫉妬していたのは彼女を抱く誰かではなく、彼女自身になのかもしれないと思い至る。
祠の床にごろりと寝転んだまま、ぼんやり天井を見上げしばらくそのまま虚しい感情の整理に時間が掛かった。
後日宣言した通り祠の魔術式を解読するのに3日、復旧するのに4日かけきちんと結界を張り直す仕事をした。
その間、レナーテとは特に仕事以上の会話はせず終わった後もすぐにこの里を立ち去った。
後日チェーンブレイカー宛に50万ゴルドの請求書が届いたとか。