2018/03/22 のログ
■レナーテ > 恥じらいの涙を溜め込んだ瞳を見つめる彼の金緑は、普段のからかうような意地悪なものとは異なって感じる。
それがどう違うかと理解しようとするのを遮るキスに意識は持っていかれ、擦れ合う舌の感触に淡い熱が込み上がっていった。
「っ……そ、そんなことな…っ、ふぁっ、耳……ばっか、んん…っ、しちゃ駄目…ぇ」
普段隠していたり、垂れ下がっているのもあってか、ピンク色の面は皮膚が薄く、神経を直接くすぐるかのように過敏になっていく。
こそばゆい刺激が徐々に快楽を強めていき、肩を縮こませながら、ぎゅっと耐えるように瞳を閉ざし続ける。
そんな中、臀部を撫でていく掌に、腰を引くように前へ淡く突き出すも、逃げれる空間は少ない。
撫でられる度に吐息は震え、しっぽが絡み合うと、徐々に快楽に力が抜けて、されるがままに垂れ下がっていった。
確かめる言葉に、嫌われることはないと安堵する間もなく、続いた言葉に唇が蠢く。
嫉妬、そんな感情を誰かに抱かれるなんて思いもしなかった。
驚きに瞳が開かれ、視線が何故と問いかけるように彼の金緑を見つめるも、臀部を揉まれると、ひぅっと引きつった甘い悲鳴を上げて、額を彼の胸板に押し付ける。
「……恋人、が…います。チェシャ、さんとは…違う、感じの人……ですけど」
暈せばいいのにと、何処かで思いながらも、自身の心を射止めた人の事を紡ぐ。
普段なら、嗜虐的な一面が起き上がり、意地悪というには強すぎる責めを繰り返すのだが、今は異なる。
悪い事を、火遊びをするような心地は妙に胸を高鳴らせる。
うるさいほどに鼓動が鼓膜を揺らす中、改めて彼の機嫌を伺うように見つめ返す。
されるがまま、鎖骨のラインをさらされていき、白い肌に唇が重なっていく。
無抵抗に、彼が望むままに不貞の傷痕を受け入れると、淡い痺れと共に紅の花弁が刻み込まれた。
短く、荒く繰り返される吐息。
花弁を一瞥し、それから彼を見つめる合間も蕩けた表情で言葉もなかった。
しかし、鼓動に突き動かされるままに唇は彼を誘う。
「満足……ですか?」
小さな爪痕で、赤い花びらの一つで。
まるでそういうような、挑発じみた物言いではあるが、声も表情も呆けている。
くすっと微笑みも重ねていくのも、彼の嫉妬を求めればこそだろう。
ご案内:「ミレーの隠れ里」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「ミレーの隠れ里」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「ミレーの隠れ里」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
ご案内:「ミレーの隠れ里」にレナーテさんが現れました。
■チェシャ=ベルベット > 散々レナーテの猫耳を弄り倒した後、今度は彼女の白い首筋に淡く歯を立てる。
胸板に押し付けられた彼女の顔、高ぶる吐息が衣服越しにかかってくすぐったい。
「恋人、いるんだ。いるのにこんな事しちゃうんだ。 悪い猫ちゃん」
努めて平静を保ったまま言葉を発したつもりだが、どうしてか掠れ気味の声しか出ない。
胸の奥がじわじわ痛むような気がして、それに自分自身動揺してしまう。
それでもあくまでレナーテには意地悪く、被虐を煽るように囁いて、一つだけつけた紅い花弁の痕に
挑発的な物言いの彼女を仕置をするようにもう一度強く肌に吸い付いた。
再びつけられるうっ血した肌の赤色。
黙って二度三度、と衣服で隠せるか隠せないかの際どい場所につけてやる。
それまで尻を揉んでいた手をスカートの中に滑り込ませ、下着越しにレナーテの股の間を指で擦る。
湿り気が帯びてくればより強く、ぐりぐりと指の腹を押し付け
下着を横にずらして直接皮膚をひっかき、肉を割り開き粘膜へと浅く指を突っ込む。かき回す。
「僕と違うってどういう感じの相手? こういう事してたら、嫌うタイプ?
それとも独占欲が刺激されるタイプ?」
意地の悪い笑みは止まらず、わざと彼女から聞き出すことで恋人が居るのに火遊びをしていることを
意識させてやる。
言いながら下着をずり下ろし、膝丈まで引き下げてしまう。
空気にさらされた秘部を絶えず指先でいじくり、指を二本三本と増やして慣らしていく。
■レナーテ > 首筋に重なる唇は、吸い付くだけではなく甘噛みをしながら、自らの爪痕を刻もうとしてくる。
求められる感触の深さに、ぞくりと腰から背筋へと電気が駆け上り、唇が薄っすらと開いていく。
「……」
お互いに綺麗なままでいられる立ち位置ではない。
ましてや、恋人は夜な夜な牝として抱かれてしまうかも知れない人。
そんな二人の関係を紡ぐ事をしなかったのは、掠れていく音の意味を何となく察してしまったからで。
想像もしなかった彼の音の変化に、こちらも首筋に鬱血を刻まれる合間、瞳を大きく開いて動揺してしまう。
言葉は出ない、掛けても彼の傷を抉るだけかも知れない。
ただ自分の思い違いならいいけれどと思いつつも、返事のないまま刻まれた花弁は隠しづらいような、首の付根や鎖骨の周りだろうか。
「んぁ……っ、どっちでも…な…ぃ、ですよ?」
ショーツのクロッチには僅かながら湿り気があり、指先が押し付けられていけば、徐々にその面積を広げていく。
白い布地がずらされると、透明な糸が幾つか流れていき、熱を帯びたクレパスは膣口をきゅぅっと窄ませながら、指の侵入を阻む。
しかし、簡単に蜜を絡めながら指を吸い込んでしまうと、快楽のパルスは一層強くなる。
弓なりに背筋をのけぞらせ、白い喉を彼へ晒しながら不規則に震えると、ゆっくりと向き直りながら濡れた金色を重ねていく。
「……興奮、するタイプ…かもです。マゾな人ですから…でも、心は奪えないって……信じて、ますよ?」
蕩けた表情で微笑みかけながら、惚気るような言葉をかけていくも、ひっそりと彼を試してしまう。
寝取られ、その嫉妬に興奮する性癖。
そして心の繋がりが確かだから赦される、そこにある肉体のつながりという隙間。
それを強調するように、ゆっくりと囁きかけるとショーツが引き下ろされる感触に、ひぅっ!? と素っ頓狂な悲鳴を零す。
だらぁっと愛液の糸が幾重にも垂れ下がり、薄っすらと熱が湯気を立てそうなほどに溜め込まれた様相に、思わず頬を真っ赤に染めて俯いてしまう。
「ひぁっ…!? んぐ……っ、ふぁ…っ……ぅあっ…!」
口元に掌を重ね、声を抑え込もうとしながらも、彼の手を止めることはない。
膝がガクガクと震え、指を濡らす蜜は重たくねっとりと絡みつき、床へと塊となって滴り落ちるほど。
その度に大きな震えを起こし、腰が下へと沈みかけ、いじれば弄るほどに、彼の指をドロドロに汚してしまうだろう。
■チェシャ=ベルベット > 自分が発した掠れた音を敏い彼女が気づいたと思ったのは金の瞳が揺らいだから。
その瞬間、自分でも意識していなかった何かを知られてしまったようでかっと顔が熱くなる。
だが何も言わない相手に誤魔化すように相手の首筋に顔を埋め、もう一度強くキスを残す。
顔を上げた時には視線を逸らし、わずかに傷ついたような表情を垣間見せた。
「ふぅん、マゾなんだ……。マゾ、好きなの? 男なんでしょ? 恋人」
淫猥に指を柔らかく吸い込む秘部、指先で襞肉をなぞり一番感じるところを探るように這わせる。
のけぞる背筋を逃さぬようにもう片方の腕できつく自分の方に抱き寄せる。
「心が奪えないって、本当か、試してみよっか」
幾重にも垂れ落ちる愛液を絡め取りながら、割れ目だけでなく親指でクリトリスを刺激していく。
先程よりも幾らか激しく、乱暴に。
そのまま指だけで軽く絶頂させてしまおうと、クレパスの中の指を蠢かせ細かく振動させていく。
「イッちゃいなよ……、恋人なんかよりも僕がいいって感じながら」
倒れないように逃さないようにきつく相手を抱きとめて、首筋にまた一つ痕を残していく。
■レナーテ > 友達以上で、恋人には為らなかった人。
だけれども、大切で少し自然な姿を見せれるそんな相手。
でもそれは、自分がそう思うだけで、相手からすれば面倒な娘かもしれないと思っていたのもあり、特別な感情が宿っていたと思うと、心が波立つ。
目を伏せていく合間、誤魔化すようなキスももっとと強請るように腕を絡めていき、抱きしめながら自ら首筋を差し出していく。
「好き……というか、そうだったから…というところかと。んぅ……っ! でも、凄く……優しい、人ですから」
問いかけられる言葉に緩く頭を振りつつ、彼の追求に答えていく。
優しく、他の人の幸せも気にかける様な人だからか、少々女々しい感じもあるが、そんなところも可愛く感じられる。
細かなところまでは言わぬものの、恋人の事を語る瞬間は頬を緩ませながら、ゆっくりと思い出すように語っていた。
強く抱き寄せられ、囁かれる言葉に問い返す間もなく、探るような動きが変化すれば、快楽が決壊していく。
「ひぁっ!? ぁっ、んぁ……っ、ひぅっ!? そこ、駄……っ、んにゃ……ぁっ!?」
試すと言う言葉が指し示すとおり、激しい指の動きが膣内をかき混ぜる。
襞が指を絡め取るように窄まっていき、膣壁全体が撫でくりまわされると、腰の震えは止まらない。
たらたらと蜜が垂れ落ちては、糸を千切りつつ溢れていき、彼の腕の中で嬌声を奏で続けた。
肉芽と共に膣内を振動させられれば、ガクガクッと腰を引きつつも淡い絶頂は直ぐに訪れた。
「意地ぁる……ぅっ、ひぃ、あぁ、っ…ぁ、ぁぁ……っ!?」
不規則に力強く収縮する膣内は、彼の指をこれでもかというほどしゃぶりつくし、白く濁った蜜が滴り始める。
とろんとした金色が彼を見つめる中、首筋のこそばゆさに、鼻にかかった吐息を零しつつも、受け入れるように両手は彼の背中に重なっていった。
「……女の子の私…で、いられるのは……多分、チェシャさんの前……だけですよ」
嗜虐性と共にあるのは、どうしても秘書や長女としてのお姉さん的な部分。
しっかり者で、面倒見がよく、優しくエスコートして重なり合う。
けれど、まだ心身は少女のままで、背伸びを繰り返すばかりでもある。
彼の前にいる自分と、恋人の前にいる自分は少し違う。
そんな事を思いながら、ぼそりと呟いた言葉は彼にどう捉えられるかは分からない。
はっきりと残っていく不貞の爪痕、一つ一つが彼の欲望と思えば、ひくんと腰を震わせながら恥ずかしそうに微笑みかける。
■チェシャ=ベルベット > 自ら首筋を差し出す仕草に、憐れまれているのかそれとも何か違う感情があるのかわからないものの
なぜだか無性に惨めで、腹立たしくなってしまう。
言わせたのは自分なのに、彼女が恋人のことを話す度にずきずきと鈍い胸の痛みが大きく広がっていき
彼女の頬が緩む度に、かき抱いた腕にこもる力が強くなる。
「そーだよねぇ、僕じゃあ優しくってわけにいかないもんねぇ」
拗ねたような声音で呟きながら、より深く膣内へ指を潜り込ませクリトリスを指で弾いた。
すぼまる肉襞に、ねばつく愛液に指がふやけていくがそれも気にせず彼女の嬌声が切羽詰まれば
ぐりっと肉襞を指先で引っ掻き、クリトリスをこね回す。
淡い絶頂にレナーテの体が震え、くったりと力を抜いていくさまに腕の中に掛かる力がずしりと重くなる。
「……そんなの、それだけじゃやだ。あんたの全部が欲しい。
女の子だけの面だけじゃなくて、それ以外も全部」
無理とわかっていてねだるように彼女を抱きしめ、ますます胸が苦しくなっていく。
快楽の余韻が引き始めた頃にやっと彼女の体を引き剥がし、やや乱暴に逆を向かせると小屋の壁に向かい合わせる。
「そこの壁に手をついて、腰を突き出して」
それだけ言うと自身のズボンの前をくつろげ、すっかり立ち上がったチェシャ自身を取り出す。
少年らしい大きさと硬さをもった肉杭。
レナーテをすっかり準備させて姿勢を取らせたのなら、後ろから腰を掴み
彼女の膣口にそれをあてがおうとする。
■レナーテ > 彼の言葉に、想いにどう応えればいいか分からない。
ただ、求められる感触の心地よさと、胸の奥に感じる淡い痛みが、そうしたいと願うばかり。
腕の力がこもり、苦しさを覚えるものの、それでもただ彼の感情を無防備に受け止めていく。
「……チェシャさんは、意地悪、ぅぁ……っ、ですから。でも……嫌じゃ、なぃですから…」
自分を年上のように扱わず、寧ろ子供扱いされているかの用に感じるほど、意地悪で遠慮がない。
言葉が鋭くて、柔い部分を傷つけることがあっても、嫌うどころか、何処か安堵する。
そんな思いの全てを言葉にしたくとも、愛部が乱暴になると痛みに眉間に皺が寄りそうになる。
それをぐっと奥歯を噛み締めて堪えつつ、小刻みに体を震わせて、体重をすべて彼へ預けた。
「!!……それは…っ…」
きっと悪態を着いて誤魔化すだろうと思っていた心へ、不意打ちのようにぶつけられる告白。
それに瞳孔を震わせながら言いよどみ、はっきりとした答えを紡げず、視線を逸らす。
ずっと見つめていたら、それこそ無理矢理奪われそうで怖くなる。
徐々に強くなる心の痛み。
快楽と痛みが後者のほうが強まる頃、身体が離れていくと不安げに彼を見上げた。
乱暴に壁に追いやられると、有無を言わさぬ言葉に戸惑うように彼へ振り返る。
固く反り返った少年の肉棒、それを一瞥するとおずおずと両手は壁へと添えられていく。
そこへ寄りかかるように身体を傾けながら臀部を突き出すと、スカートの裾が少し上がり、太ももが大きくさらされる。
スカートをめくられ、開いた太ももと共に僅かに口を開く谷間へ、亀頭が充てがわれると、膣口は望むかのように収縮させ、濁った愛蜜を肉棒へ吐きかけた。
「……どうぞ」
壁に頭頂部を押し当てるように寄り添い、金色が不安げに彼を見つめる。
快楽に溢れたのか、涙が頬を伝い落ちていき、涎のように溢れる蜜が内股に幾重も垂れ落ちていった。
彼の自由にできるように、望むままに身体を差し出しながら、淡い痛みが奥へ奥へと食い込んでいく。
■チェシャ=ベルベット > 「意地悪だけど嫌じゃないんでしょ? ホントはレナーテって虐められるのが好きなんでしょ。
マゾ男なんかやめて僕の情婦になりなよ」
後ろ手にレナーテの腕を掴みぐ、と腰を突き出すと彼女の中に自分の分身を潜り込ませる。
堅く熱い肉棒が少女の狭い膣内をかき分けて突き進んでいく。
愛液で十分に濡れたそこは滑りがよく、それほど苦もなく飲み込んでいくのに気を良くして
わりと乱暴に奥へと突っ込んでいった。
最奥へと達すればごつん、と子宮口と亀頭をぶつけ合い、一息つく。
「どう、恋人のちんぽよりも僕のほうがいいでしょ。
あんたが望むなら女の子の面だけじゃなくって他のところも全部可愛がってあげる。
だからさ……」
そういうと一気に入り口まで肉棒を引き抜き再び最奥までごつんとぶつけるように腰を突き出した。
「僕のほうがいいって言ってよ!ねぇ、好きって言ってくれたら、そしたら……」
そうしたら、どうだというのだろう。自分でもメチャクチャなことを言っていると思いながらも想いは止まらない。
乱暴な抽送を繰り返しながらレナーテの腕を掴み、ぐっと背筋をのけぞらせ
肩口まで衣服を乱す。
覗いた項にがぶりと噛みつき、まんま猫の交尾のように相手に雌雄をわからせて屈服させようとする。
ふー、ふーっと猫のような、あるいは獣のような吐息が口の隙間から漏れ
ぐちゃぐちゃになった心の内を叩きつけるようにレナーテの内側をこすり付けかき回していく。
「中に出していいよね? 孕んでよ、僕の種で……マゾ男のなんかじゃなくって」
ぱんぱんと肉をぶつけ合う音が小屋の中に鳴り響き、今にも決壊しそうなほど膨れ上がった肉棒が子宮口を執拗に責めた。
■レナーテ > 「遠慮がなくて……好きですよ? べ、別に虐められるのが好きなわけでは……ない、ですから」
本当の自分はマゾヒストなのか、サディストなのか。
恋人や彼と過ごした去年からの思い出で、代わっていく自身は、どちらかわからなくなる。
言葉ではハッキリとマゾではないといい切ってみせるも、自分の心のありように戸惑う思考を、肉棒の力強い挿入に遮られる。
「情婦って――んひぃ……っ!?」
素っ頓狂な悲鳴を上げながら、子宮口と亀頭が激突する。
視野が一瞬ホワイトアウト仕掛けるほど、落雷のような快楽の電流が脳髄へ叩き込まれ、がくがくっと身体が震えて崩れ落ちそうになる。
口を呆けたように開きながら腰を震わせていると、それでもまだ足りぬというように続けられる重たいストロークに、身体が揺さぶられ、思考力を削ぎ落とされていく。
「チェシャ、さ……ぁ、ぁっ…! ひぁっ、あっ、んぁ……っ!? ひぐっ、奥……奥ぅ……ぁぁっ!」
必死に自分を求めてくる彼の声が、心の痛みに食い込んでいく。
一言一言が切なく感じるほど、不器用な言葉の羅列で、最後にどうしたいのかすら言えない彼の声に、視野がぼやけてにじむ。
瞬きと共にこぼれ落ちた涙は、自ら痛みに零したものだと分かるほど。
乱暴なピストンの合間も襞はもっともっとと肉棒を絡め取り、子宮口へぶつかるのを誘うように奥へと吸い付ける。
柔らかに、ドロドロに肉棒を扱き上げながら、引っ張られた腕から戦闘衣が崩れていき、胸元が僅かに覗けていく。
真っ白なブラには黒いレース飾り、ショーツと同じデザインのそれが上へズレてしまい、隠れていた小振りの乳房が貫かれる度に、先端を揺らす。
「あぐっ……!? っ……」
項へと重なる唇は、甘噛みというには強すぎる力。
盛った雄猫が、噛み付いて捻じ伏せながら交尾を強要するかのような仕草に、鼓動はうるさくなるばかりで、彼にも身体づたいに聞こえるかも知れない。
興奮というよりは動揺と快楽、それを加速させる交わりに、膝が幾度も笑う。
「……出来ちゃったら…っ、私……の、全部…なくなっちゃいます、よ?」
恋人との関係も、組合での秘書という立場も。
壊れ尽くして、少し腕っぷしの強いミレー族の少女に堕ちてしまう。
彼がそれでも自分を孕ませたいと望むなら、罰のように飲み込むしかないのだろうか。
痛みが食い込んで、今にも心臓に届いてしまいそうなほど苦しい。
喉が引きつる中、掠れた声で絞り出した言葉と共に彼へ金色を向ける。
不安に満ちた視線、それでも嫌だと突き放すこともせず受け入れ、奥がぶつかる度にビクリと身体を跳ね上がらせる。
眉をひそめ、声をこらえるようにして快楽に歪み、そして、膣が痙攣する。
蕩けた金色が改めて開かれると、彼を見つめながら身体を差し出し続ける。
■チェシャ=ベルベット > 「嘘つき。中はそう言ってないよ。乱暴に小突く度に……っ絡みついて、もっとって言ってくるもん……」
事実レナーテの中は柔らかく具合がすこぶる良かった。
とろとろと解れていく膣肉と愛液がペニスとの隙間からぐぷりと溢れ出していく。
まるで彼女自身が誘うようにうごめく肉壁にチェシャも呻きながらそれでも抽送を止めない。
レナーテの衣服がはだけ、まろびでた双丘を片手で鷲掴み強い力で指を食い込ませていく。
尖った先端を指先でぐりぐりと弄り回し、時たまつまんで引っ張る。
「……何それ……っ、なくなるって、抵抗のつもり?
いいよ、なくなっても……っ、ホントは、色んなものかなぐり捨てたいんじゃないの……?」
ふん、と鼻でせせら笑う。
彼女の心がどうであれ、今こうしているのはチェシャが相手で、抵抗することもなく身を差し出し続けている。
本当は彼女も色々な束縛から解放されたいのではないのだろうか、
そうであってほしいと思ってしまうチェシャがいて、
でもこれが終わってしまえば、彼女はまた元の所に戻ってしまうような気もして。
「くそ、っ……! ふ、ぁ……っんぅ、でる……っ!
ほらっ、孕んじゃえっ……!僕のザー汁で……、イッちゃえ!」
腹立ち紛れにがつんとぶつけた一呼吸が呼び水となってチェシャが射精する。
最奥にぶつけた先端から若いほとばしりが溢れ出し、レナーテの子宮へと白濁を叩きつける。
射精している間もなお、ぐりぐりと亀頭を子宮口にぶつけ押しつぶし子宮の形が変わってしまうほどの力を込める。
同時に歯型がつくほど力を込めた項への甘噛を行い、前のめりになるほどレナーテを強く抱きしめ、抱き潰そうとする。
「――っ~~~~~~!!」
ちらりとレナーテの瞳と視線が合えば、忌々しそうに、あるいは悲しそうに瞳が揺らいで潤み
目尻からぽろりと一筋涙をこぼした。