2016/09/10 のログ
ご案内:「ミレーの隠れ里」にネスさんが現れました。
ネス > .....んんぅ...

(里のある高台の上、満天の星空を眺めながら寝そべる1人の魔王。今日は久しぶりに仕事が全くない休日だったため、子供達を妻であるカレリアへ預け、ミレー族の人間へ物資や資金などの提供へやってきていた)

相変わらず、廃れた里よね...
まあ、ここが人間に見つかればそれはそれで大騒ぎだけれど...

(ここ数年、ミレー族の者を自分の一族の従者になるという条件で物資や資金などの提供を行ってきたネスだったが、全く何も変わらない里の様子に少し微笑ましささえ覚える)

あぁ...何か面白いことないかしら...

(最近は子育てと仕事に追われ、娯楽というものも全くなかったのだ。少しは自分にとって楽しい出来事でもあればいいのに、なんて愚痴を吐く)

ネス > この里の人は皆、着飾らず目立たずで、ほんとに平和ボケしてるわね....

(立ち上がり、高台から見つめるその里の姿は数年前と変わらず、電気明かりもない。もっと明るい里にすればいいのにとは思うものの、この里の者を奴隷扱いする人間に見つかるのは凄く嫌だったのだ)

.....あー、暇

(このまま城に帰ってもいいのだが、城に帰れば帰るでまた子供たちの面倒を見、カレリアに仕事仕事と言われるのがオチだろう。だったら、もう少しこの里でゆっくりしたいものだ)

ネス > さて...

(あくびをしながら翼を羽ばたかせ下へ降りる。物資の配給や提供はこれからも続けていくつもりだ。しかし、最近はミレー族の者が次々失踪していることもあって気掛かりなところは幾つかある。それを調査するというため、なんて言い訳になるかもしれないがこれからもここへ訪れることになるだろう)

ネス > もういい時間ね...

(月明かりが、黒い雲の隙間から差し込み、そろそろ帰ろうかと里へ背を向ける。また数日後にここへ訪れるだろう。一人の魔王は吸血鬼の翼を羽ばたかせ、月明かりへ消えていく___)

ご案内:「ミレーの隠れ里」からネスさんが去りました。