2022/10/21 のログ
ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」2(イベント開催中)」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 引き籠り都市は、崩れない堅牢さを見せつけるものの
外部からの増援か、なんらかの切っ掛けがない限り
小粒に門から消耗するかのように解き放つそれを喰われるしかない構図を造っている。

最初は、たっぷりと出てくる敵を屠り続け、辺り一帯は赤と塩と鉄の匂いで塗れていた。
しかし今では、門の上で矢を構え、礫を握りしめていくことだけ。
しかし門を破壊しようとする動きを見せてしまえば、門を開き、押し返す勢力をたたき込むしかない。

中に入れなくてもめちゃくちゃにしてやるという 損得 の無い敵意と憎悪の塊をぶつけるような
そんな感覚に、都市から出ずる全てが浴びせられていく。

お前たちなぞ 全員 死ねばいいんだ と

そんなシンプルな感情を浴びせられては、今は膠着状態。
せいぜいが都市の壁を伝い、こそりと抜け出して仕留めようとするコソ泥か
外側からの攻撃を仕掛けようとする小粒の群れがいずれ来るくらいだろう。


「―――ッ(バリッ ガツッガツッ)」


その中で、メイラは鎧を着こんだまま、大剣擬きを地面に突き刺し、鋭気を養っていた。
骨付き肉の塊 外側が焦げるくらいに焼いただけの、長時間地面に押し込んで蒸すような
サバイバル料理とは違う 火が通って喰えればいいというかのような、齧りっぷり。


「―――プッ!」


コンッ、コロロ と軟骨の塊と硬いスジ肉の一部を吐き捨てる。
貴族令嬢とは思えない作法の中で、城壁都市を眺めながら周りは武器を傍に
いつでも殺しに行ける そんなスタイルで煮込みや肉を食べている。


「動きませんわね 穴倉から出てこないと、わたくしも減らしようがないというのに。」


おかげで、近寄ってきた山脈獣の数体を正当防衛にて仕留め
こうして丸焼きにしてしまいながら、肉を食らうという
敵を目の前にして飯を食らっているという挑発行為になっている。

ご案内:「」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。