2023/02/11 のログ
ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」にアラクレさんが現れました。
アラクレ > (アスピダの城門の前。
装備を固めて、つまらなさそうな顔をして門番として立っている。
鉄の棒は地面に突き刺して、いつでも抜けるようにしてときおり周辺に視線を向けて確認している)

「最近はここに急襲をかけるような気概のある奴もいねぇんだよな。
まぁ、来ても俺がぶっ飛ばしてやるから問題ないけども。
……退屈だな、敵でも何でもいいから来ないもんかね」

(ただ立っているだけに等しい門番という役目。
順番で回ってきたので仕方ないとはいえ、退屈であることに変わりはなく。
敵襲でも何でもいいから、退屈をしのぐ相手が来ないもんかと呟きながら、周りを見て何者かが接近していないかを確認している)

アラクレ > (それからしばらくして、見張りの交代時間になり、交代要員が来たところで軽く相手と手を叩きあってから門の中へと入っていって。
自分の部屋へと戻り、装備を外してはのんびりとベッドに寝転び、昼寝としゃれ込むことにした)

ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」からアラクレさんが去りました。
ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 山の中のせいか 風の音がやけに響く
大きいというよりも 耳に聞こえる大きさではなく 全体的に
こちらから向こうへと広がっていくような風の音の広さ。

天候は風はあり、粉雪がちらつく。
猛吹雪ではなく、静かに降る少なめの雪が風で勢いをつけているもので
その視界は目の前が白く染まってしまうような状態ではなく、木の陰までくっきりと見えた。

時間帯は午後
城塞都市アスピダ 城壁付近
濃いめの灰色雲が空を塞いだ中、単騎のメイラは現在 戦闘中である。


        「―――ッッッ!!」


狂気的な咆哮を上げるほどではない
足甲が埋まる程度に積もっている雪加減の地面の上にて
複数人の盗賊と会敵したメイラはギザ歯を食いしばり、冷気で体が鈍るといったもの
それがまるでないかのように、全身からはゆらりと薄く湯気が発せられている。

黒い髪 黒い鎧 黒いマント
それゆえに漂う薄い湯気煙が発せられる体は熱を帯びているとすぐにわかる。
目の前にいる盗賊らは、白く染め上げた衣や毛皮の帽子を纏い、天候に合わせたギリースーツ擬き
それで目くらましをしながら肌の色ですら口元を覆い、貌を白く塗っていた。

それが見つかった手前から始まる黒い鉄塊のような剣撃とぶつかり合う一撃達。
ショートソードや弩では致命傷に至れない しかしブロードソードのようなものでは
鉄塊の合間をくぐって抜けるには、メイラと同じようにケダモノになるしかないくらいには
この足場はキツイといえる。

目の前で ドンッ とぶつかり合ったような音を立て、鉄塊が真横に体を回して振りぬかれた。
赤いそれが ぐるんぐるん と螺旋を描いて白い地面を赤く曲線を描いていく
〇が半分ずつ重なったような形の軌跡が付く。

それを前に、メイラは剣敵必殺の笑みを浮かべて、ゴフゥッと熱い吐息を白く白く
そして大きく口元から左右に漂わせたことだろう。