2020/05/07 のログ
ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > ハテグ方面での戦を控えた数日前。
ネメシスは自前の砦から抜け出し、騎馬を駆って噂の”騎士”狩りに出向いていた。

と言っても、騎士が確実に出てくると言った保証があるわけではない。
手が空いている時に王国軍側の被害情報が多く寄せられた地域を動いているだけである。

「今日も外れのようね。
連中、私たちとは会ってくれないのかしら。」

並走する護衛の一人に声を掛けながら、退屈そうに漏らすネメシス。

「「副団長に恐れをなしたんじゃないですか?」」

「それはないでしょう。」

余裕の表情を見せている団員達のたわ言に気を良くしつつ、
岩陰に集まり暫し待機。

ここから先は城塞都市に近くなる。
時折罠や奇襲による被害もあると聞いているだけに、ネメシス達と言えど慎重になるのだ。

ネメシス > 「そもそも騎士ってのは人間かどうかも怪しいんでしょう?
まあ、出てきたらいつもどおり単独で相手しない事ね。」

聖バルバロ騎士団の大多数は弱兵である。
食い詰めものや社会から弾かれた者たちが寄せ集まっている集団であり、数はあれど戦力としては心もとない。

強敵の出現には距離を開けての射撃戦がメインである。
今日連れてきた団員も弓や槍を持った軽装の騎兵が多い。

「もう少し先に進んでみるわよ。
何かあったらすぐに知らせること。」

ネメシスは慎重に馬を進ませる。
怪しい物陰には団員が先行して槍の先で突いてみたりと、その歩みはゆっくりで。

ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」からネメシスさんが去りました。