2022/06/11 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > 「……うーん…」

散策中の本降りの雨に釣られるままに、濡れたローブを震わせながら見付けた山小屋の中へと赴いた。
早速火を起こして衣服や摘んだ薬草を乾かそうと並べているが、雨音が続く事が気になるまま、小屋の片隅に川の流水が溝を通され丸ごと引かれている事に気が付いた。
流れ自体は雨が降り続けていても流れない程度のものであり、作業用の小屋の一種だろうと何となく理解する。
物干しざおまで用意されている内装に少し考えながら火の側に掲げていた自分のローブを持ち上げると

「……よい、しょ、っ……」

こういう使い方であるのだろうと、通された川の水流にローブを浸して丸ごと洗い始める。
完全に乾くまでは身に纏えなくなる程に濡れ切ってしまい、水気を切ってから渇くまでには時間が掛かるようになってしまっただろう。
作業を終えて竿にローブを掛けると、裸体を晒したまま焚き火の前で身を縮こまらせ、雨音が響く中佇み始めて。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からレフェーリアさんが去りました。