2022/05/04 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にセラサス・セルラータさんが現れました。
■セラサス・セルラータ > 山脈の山中は基本的に物騒という見方が強い。
何故ならそこは山賊の隠れ家であり 獣の住処であり
そして邪教などを含め街中や表を堂々と歩かないような者がうごめいている。
時には中に入り込む狩人が金品を狙って一人者を狙うことだってある。
獣も人も金品も ここでは須らくゴルドの対象として見られてしまう場所。
そのせいか、不思議と山の中は仕事が多い。
近場の湯宿で体をリセットさせ、再び仕事に臨むこともできるように
この山の中で滞在する騎士や傭兵の集まりは当然のようにいた。
宿の経営が捗る上に盗賊もいなくなるのなら、いう事はない。
浅ましい賄賂で見逃す者らも当然 王都の腐った騎士の流れでいるものの
見つかればこの山の中 刑罰 は恐ろしい数が実行できてしまうせいか少ない。
山の中で逞しく育っている姿は果たして、平地慣れしている者からしたらどれほどのものか?
今もこうして、削り上げた木剣を片手に鎧を外している兵の一人とセルラスは向かい合っている。
身長差が逆で生まれているものの、その肉付 特に両腕の先が普通よりも大きいせいか男負けはしていない。
互いに周りからの野次も含みながら 木剣独特なぶつかり合う音と共に カンッ、カンッと稽古に打ち込んでいた。
「―――ハッ!」
そんな剣と気の乗った言葉が続く。