2021/06/20 のログ
■リリア > 補給路が遮断されているとの知らせがギルドに入ったのは数日前のこと。
前を行く部隊との連絡が取れなくなったため、急遽ヒーラーを主軸とした救助部隊が編成され、この山脈へ送り込まれたのだが。
「……あぁ……。完全にはぐれてしまったようですね……」
神官女は、困ったように小さく呟いた。
そもそも、生まれも育ちも都会であるせいで、冒険者で有ることを差し引いても、山道には不慣れだ。
本隊とはぐれてから、すでに半日。
疲労感を覚えてとさりと座り込んだ場所こそ、翼を持つ少女が食事を続ける木の下で。
■サシャ > 「…ん?」
ふとした音に、枝の下を覗き込めば、誰かが座り込んでいるのが見える。
こんな山道だというのに、露出の多い恰好をした人間。
そういうのは大抵正規軍人ではなく冒険者だろう。
「一人だけとは、舐められたもんですわね」
サシャは立ち、そのままふわりと浮き上がると、そのまま重力に任せ気の下へ。
地面スレスレでふわりと一回浮き上がると、神官女の前で華麗に着地した。
「ごきげんよう人間さん?お疲れのようね」
にい、と口の端を釣り上げ笑うサシャの目には、しかし友好的なものは見えず、
威圧的に翼を広げ、足の鉤爪を地面に打ち鳴らしている。
「どうせ王国の冒険者か何かでしょう?運が無かったですわね?」
■リリア > 少しの休憩のつもりで木の根元で休んでいたが、所詮は前衛ではなく後衛、戦闘要員ではなく回復要員といったところで、索敵能力にはそう恵まれていない。
そのため、上から女性が降下してくるまでは、全く気付くことが出来ずに。
「……ひゃっ!?」
華麗な相手の仕草とは対象的に、ぺたんと腰を抜かして驚く始末で。
だが、威嚇するような彼女の素振りから、敵であることは理解して、ロッドを握りしめ、立ち上がり。
「……なぜ、かようなことをなさるのかは、存じ上げません。しかし、悔い詫びるお気持ちさえあれば、神は許してくださいます。……これ以上罪を重ねる前に、懺悔なさってください」
相手の敵意に呼応するように、防御の構えを取って。
■サシャ > 「まるで坊主みたいな事を言うのね?何故って魔族の為に決まってるじゃない!
補給路の遮断は戦の基本よ?貴女ド素人なのかしら?」
サシャは赤い目を揺らめかせけたけたと笑う。
その無防備さ、用心の無さから、サシャは目の前の冒険者としてもあまり上等ではないだろうと判断した。
つまりは、一方的に狩れる獲物だ。
「それに、坊主にしてははしたない衣装を着てるじゃない。
貴女の神はそれをお許しになるのかしら?」
顔も悪くない。乳も大きい。
サシャの頭には、悪い考えが浮かんでいた。
食事はできる、秘密の寝床もある、では足りないあと一つを満たすとしよう。
「そんなへっぴり腰で勝てるとは思わない、こと、ね!」
サシャは一気に距離を詰め、鋭い鉤爪のついた足で、
ロッドを叩き落そうと蹴りを繰り出した。
■リリア > 「ぼ、坊主とは宗教が違います!」
思わず言い返すが、それすらもやはりピントがずれている。
相手の指摘する通り、回復にだけ特化して育てられてきた純粋培養の箱入り娘だ。戦においてはズブの素人であることは否めない。
「……これは、神のお望みの……っ、私は、争いに来たのではありません! 神官として、あなたを正しい道へ導きに……」
との説明の最中で、相手の鋭いケリが繰り出される。
とっさに祈りの言葉を口にシールドを展開しようとするが、急ごしらえの呪文では、相手の蹴りを相殺するには至らず。
「ぐっ……」
腕がしびれ、カラリとロッドを取り落してしまい。
だが、たとえここで殺されてしまったとしても、神は貴方を見守っているのだということだけは伝えねばと、いささか気の狂った使命感を帯びた目で、相手をまっすぐに見つめて。
■サシャ > 「どうせ大して違わないでしょ?ノーシス主教の尼には見えないけど」
ロッドを蹴り落としながら、サシャは笑う。
爪を脅すようにカンカンと打ち鳴らしながら、彼女に近寄る。
「あらあら、私は間違ったことはした覚えがありませんわ?
私には私の正しい道がありますの。お分かり?
ここで補給路を襲えば魔族(なかま)が大助かり、飢えたタナール砦を落とすのは容易いでしょうね。
まぁ、なんて戦略的に正しいのでしょう!」
明らかにこのハーピーのほうが年下であるにもかかわらず、
彼女は馬鹿にしきった目でリリアを見た。
そして、翼を大きく広げた。
「さて、ここでするのも風情が無いですから、私の隠れ家に招待して差し上げますわ?
まぁ、しばらくはそこで暮らしてもらうことになるのですけど?」
翼を羽ばたかせ、再度浮き上がると、
サシャは、両脚をリリアに向け、襲い掛かった。
肩を掴めば、そのまま急上昇し、己のアジトに向けて空の旅を始めるだろう。
■リリア > きっと賢い女性なのだろうと、直感的に理解できた。
強く賢く、そのためにこうしてたった一人で前線を張り、彼女のために大勢の人間が駆り出されている。
才能の塊、以外の何物でもない。
「……それでも、自分たちの利益だけを優先して、大勢を苦しめるのは、……けっして、正しいことでは」
そう口にするも、続く相手の言葉に目を丸くして。
「……隠れ家?」
ハーピーが獲物を持ち帰って日をかけて食らうつもりだろうか。補給路を断ったのなら、食料は十分に余っているはず。
あるいは生肉を食う趣味なのか。
色々と不穏な考えが脳裏をよぎり、すっと顔から血の気が引く。
次の瞬間、がっちりと肩を掴まれて身体が急上昇し。
「きゃああっ!」
思わず悲鳴を上げたが、その声を聞き届けたのは、きっとハーピーの女性だけだっただろうと。
■サシャ > しばらく空を飛び、サシャが目指したのは山の一つにある断崖絶壁。
その山肌に向け、彼女は一目散に飛んでいく。
あわやぶつかるかと思わせたその瞬間、彼女達はその山肌を突き抜けた。
どうやら、幻覚を起こす結界が張られていたらしく、その先は洞窟となっていた。
「さ、到着ですわ」
たどり着いた先にあったのは、洞窟の中とは思えない、小綺麗な小部屋。
窓が無くとも魔法で明るく、家具もいくつか高級そうなものが置いてある。
そして、砦に届くはずだった補給物資の類が山積みにされていた。
その部屋の床に、サシャはリリアを転がした。
「私の別荘にようこそ、神の使者さん?」
サシャがにやりと笑って呪文を唱えると、まるで蛇のように、天井の梁に巻き付いたロープが垂れさがる。
そして、リリアの両手を縛り付けると、彼女を無理やり吊り上げた。
「怖がることはないわ?気持ちいいことをするだけですもの」
そう言えば、サシャの両手と両足は、いつの間にか人間のものに変じていて。
ニヤニヤと笑みを浮かべながら、彼女は自らの服を脱ぎ始めた。
■リリア > 人間のちからでは到底敵わないような速度で空を飛んでいくサシャの思うがまま、どれほど空を飛んだだろう。
神へずっと祈りを唱え続けていたが、岩肌に突撃するかと思った次の瞬間に、洞窟の中に居たのには流石に驚いたようで、
「ひっ」
と小さく悲鳴を上げており。
だが同時に、彼女がどれだけ位の高い妖魔なのか、完全に理解できてしまい。
どさりと床に転がされて、また小さく悲鳴を上げ。
「っ……、ここ、は……」
室内を見渡す余裕はほとんどなく、すぐに蛇のようにロープが腕に絡みつき、自分を吊り上げて。
「……何を、なさるつもりですか。殺すのなら、いっそ一思いに……」
と口にする視線の先で、人間に化けた相手が服を脱ぎ始めて。
「……な、にを……」
あっけにとられて、さらされる彼女の柔肌を思わず凝視してしまい。
■サシャ > 「そう自分の命を卑下することは無いですわ。人間でも、奴隷として生きる価値はありますもの」
サシャが指を鳴らせば、下着姿の彼女を黒い影が多い、
次の瞬間には身に着けているものは扇情的なボンテージに変じていた。
白い肌と、黒い衣装とのコントラストが、リリアより年下とは思えない色気とサディスティックな雰囲気を醸し出す。
「何をって、決まっているじゃありませんこと?
楽しい楽しい凌辱の時間ですわ」
指先を向け、魔法を唱えれば、リリアの服を風の刃が引き裂いていく。
サシャは舌で唇を濡らしながら、つかつかと歩み寄った。
吊り上げる高さが、同じぐらいの目線になるよう調節される。
「さ、お互い楽しみましょう?んっ……」
リリアの顎を掴み、サシャは笑みを浮かべると、彼女の唇を無理やり奪った。
■リリア > 「なっ……」
黒のボンデージが、目の前の女性の体の起伏をより強調するのを、唖然として見つめてしまい。
敵であり、自分に対して明らかに攻撃的である女性であるにも関わらず、思わず目を引かれるような美しさで。
「……っ、楽しむ、など……今こうしている間にも、苦しんでいる人々が……!」
と訴える唇は、相手にあっさりと奪われてしまい。
「んんんッ……」
くぐもった声で抗議しようとするが、風の刃で引き裂かれてしまった布はすでに服の用をなさず、豊かな胸は見えそうで見えない状態のギリギリを保っており。
腹部の淫紋も、何もかも、相手の目前にさらされてしまっただろうと。
■サシャ > 「んっ…ちゅ…私が言うのも、何だけど、他人より自分の心配をしたらどうかしら?」
サシャの舌は遠慮なくリリアの唇をこじ開け、その口内で蠢く。
舌先は内部の粘膜をこすり、気持ちの良い場所を的確に撫でていく。
舌を絡ませれば、それを引き出してしゃぶり、唾液をたっぷりと交換する。
片手で彼女を抱き寄せながら、より深いキスを続ける。
「大きな胸ですこと。貴女、聖職者よりももっと適職があったのではなくて?」
自身の胸も彼女の胸に押し付けながら、左手で微かな布を引きちぎると、
露になったその豊満な胸を遠慮なしに揉みしだく。
柔らかさを楽しむように強く指を沈め、手のひらでその乳首をぐりぐりと刺激する。
「人間なんかこうなるのがお似合いですわ。まぁ男は皆殺しでしょうけど」
ようやくリリアの唇をキスから解放したかと思えば、サシャは息もつかせずその肌を愛撫し、口付けの痕をつける。
そして頬から耳へ、唇で食み、舌でたっぷりと舐めまわした。
■リリア > 「ふ、……ぁ、……ッ んっ、ァ……」
口づけされればされるほど、体から力が抜けていき。
酸素が少ないせいか、この倒錯的な状況のせいか、頭がぼんやりし始め。
「ちが……っ、だめ、です、そんな……」
せめてもの抵抗で首を振るが、そうする間にも、胸の先をぐりぐりと刺激されたり、豊満な胸に相手の指がむっちりと食い込んでいくのを見守ることしか出来ず。
「ぁ……ッ、んっ、う……ァ、っ」
耳元への愛撫をされれば、びくんっ、と身体が一度跳ねて。
「こんな、陵辱……私、……負けたりなんか……」
きっと相手にとっては序の口かもしれないが。
頬が上気し、呼吸を乱してしまいながらも、相手をまっすぐ見据える姿勢は変えずに。
■サシャ > 「ふふ、何が駄目なのかしら?身体はこんなに悦んでいるようですけれど?」
首筋に舌を這わせながら、サシャの片手は尻肉を揉みしだき、もう片手は乳首をぐりぐりと弄り回す。
彼女の攻める場所に合わせるように、縄がリリアを高く吊り上げていく。
そうして目の前にきた豊満な胸に、彼女は遠慮なしにしゃぶりついた。
「んっ…美味し……」
舌で乳首を舐めまわし、舌先で先端をほじり、しまいには軽く甘噛みした。
片方を存分に攻めた後は、もう片方。たっぷりとついた唾液が妖しく光る。
そうしている間にも、彼女の片手は太ももを外から撫で上げ、その内側に入らんとしていた。
「別に勝ちとか負けとかじゃありませんわ…。
貴女は私の楽しみのために徹底的にイカされますの。おわかりかしら?」
指先が、ついにリリアの割れ目にそっと触れた。
■リリア > 「よろこんで、なんか……」
首を振るも、説得力は殆どない。
彼女の舌先や両手で身体をなぶられるたびに、身体がぴくりと動いて、反応を示してしまって。
身体を吊り上げられて、胸の先に吸い付かれた瞬間、またびくんと身体が派手に跳ねて。
「ぁっ……んッ♡ や……ァ」
執拗な乳首責めに、じたばたと抵抗しようとするも、叶うはずもなく。彼女の唾液でとろりと濡れた肌が、ぞくぞくするほど心地よい快楽を生み始めていて。
「イか、される……なんて、そんな……」
少し怯えたような表情で相手を見つめるが、指先を静止させることができるはずもなく。
触れた先の割れ目は、すでにとろりと蜜をこぼし始めていただろうと。
■サシャ > 「あら、悦んでたわけじゃありませんの?
ならこれは何かしら?」
サシャは割れ目に伸ばしていた指先でこぼれ始めていた愛液を掬いとると、
その指先をリリアの顔に近づけ、見せつける。
指を開けば、とろみのあるそれが指の間で糸を引く。
そしてその液をリップを引くように、彼女の唇に塗り付けた。
「媚薬も何も使ってないのに、魔族相手に触られただけでこんなになる、
まぁ何とはしたないのでしょう!聖職者ぶっていたのに呆れますわ…」
罵りながら、彼女は再度割れ目に指を這わせる。
そして、その粘膜を割って指を沈ませると、膣内に遠慮なく挿入した。
彼女の細指が、ぐちゅぐちゅといやらしい音を部屋に響かせながら、膣内をこする。
敏感なそこを、徹底的に攻め立てる。
「ほらほら、我慢せずに吹いちゃいなさいな!」
体を抱きしめ、彼女の顔を見据えながら、サシャは思い切り指を突き入れる。
Gスポットをこすり、手のひらでクリトリスを転がし。
さらには唇を奪い、上の口も攻め、絶頂へと追いやった。
■リリア > 「ああああッ……! やっ、ちが……っ、……んっ、ァ、はげし……っ、」
自分のこぼした愛液を自分の唇に塗られる屈辱的な扱いに、悲鳴を上げることしかできず。
罵る言葉を耳に入れないように、必死に神への祈りを唱えるが、洞窟の中に虚しく声が反響するばかりで。
やがて、ちゅぷりと膣の中へ指が差し込まれてしまえば、拒絶するように首を振り。
「どうか、……やめて、ください……っ、そこは、神のための、大切な……」
言葉を紡ぐ途中に、Gスポットを的確に責められて、身体が再び弓なりに反って。
「あ゛ッ……ぁあ、ッ、んんんんッ……!!」
まだ潮を吹くことはしなかったものの、どろりと多くの蜜をこぼして。相手の指先の陵辱を歓迎するかのように、奥がきゅっとキツく締まって。
■サシャ > 「そんなに神とやらに操を立てても、そいつは貴女を守ってもくれてないじゃありませんの。
そんな甲斐性無しに尽くす必要があって?」
膣の締まる感触を楽しみながら、サシャは軽く目元に口付けする。
そして、一旦彼女から離れて、指を鳴らした。
すると天井からさらに縄が二本伸び、それぞれ両足の腿に巻き付いた。
「では大切なそこを、もっとよく見えるようにいたしましょうか♪」
縄が徐々に巻き上がり、リリアの姿勢を変えていく。
両脚が吊り上げられ、無理やり開かれていく。
縄の動きが止まる頃には、M字開脚のはしたない姿勢で、秘所をサシャの眼前に晒していた。
「あらあら、まだ攻められ足りないって感じじゃありませんの。
もっともっと、攻めてあげますわ♪」
サシャはリリアの臀部を両手で掴み、自分のほうへ引き寄せながら、
その秘所に遠慮なく唇を付けた。
「んっ…濃厚ね……」
まずは割れ目をなぞるように、舌でゆっくりと舐め上げて、陰唇の感触を楽しんでいく。
彼女の整った鼻先も無意識にクリトリスをつつき、刺激していた。
■リリア > 「神は……いつでも、私達を、見守って……っくださる、ん、です……っ」
必死にそう言い返すも、現状彼女を思うがままにするのは神の意志ではなく、魔物の女性だ。
両足の太ももをがっちりと縄に固定されて、くぱりと開かれた秘部は、無毛に整えられた柔らかな場所で。
「みないで……、見ないでください……っ、そこは、神だけの、大切な場所……」
口にするうちに、相手の端正な顔が自分の秘部へ近づいていき。
柔らかな舌の感触と、クリトリスをつんつん突く鼻先に、必死に声を堪えようと。
だが、時折ちいさく、声が溢れて。
「んっ、……、ぁう……。ぁ……」
相手から与えられる刺激に、思わず腰が揺れて。自分のイイ場所を、相手の舌先にすり、とこすりつけるように、無意識にこびてしまって。
■サシャ > 「何もしてくれないくせに監視だけはいっちょ前、ただのストーカーじゃありませんの」
そんな言葉を返しつつも、リリアが腰を揺らめかせ、
こちらの舌を誘っていることを感じれば、にやりと小悪魔的な笑みを浮かべ。
「そう慌てなくても、思い切り気持ちよくしてあげますわ?んっ…」
唇をさらに押し付け、己の顔が愛液にまみれることもかまわず舌を膣内に伸ばす。
膣内の粘膜を舐め、愛液を舐め取ってはごくりと喉を鳴らして飲み下す。
片手の指も秘所の攻めに加わり、親指でクリトリスを撫でまわしていた。
「毛も無くて舐めやすくて…本当はこうしてほしかったんじゃありませんの?」
飲み切れない愛液がサシャの顎を伝い、床に垂れ落ちる。
舌は指より奥にはいかないものの、それでも敏感な場所を目ざとく見つけてはぐりぐりと刺激して。
「ふふふ、ほら、神様にごめんなさいしながらイッちゃいなさいな!」
絶頂が近いのが分かれば、クリトリスをつねりつつ、思い切り舌をねじ込んだ。
■リリア > そのまま、洞窟には貪られる女の悲鳴が響き。
妖魔が満足してくれるまでは、いいように弄ばれ続けただろうと――。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からリリアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からサシャさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にネメシスさんが現れました。
■ネメシス > 山賊街道沿いの砦。聖バルバロ騎士団が無数に所有する拠点の一つである。
普段はいかつい団員達が警備し、物々しい雰囲気が漂う場所であるが、今日はいつにもまして明るい雰囲気が漂っている。
「そうなのよ。 今回も私の部隊が大活躍したってわけ。
いやあ、皆にも見せてあげたいくらいだったわ。」
団員達に囲まれ、冷たいアップルジュースで喉を潤しているネメシス。
酒も入っていない状態でありがなら饒舌なのは城塞都市を占拠している勢力の一部隊に痛撃を与えることが出来たから。
庭に出て来ては楽し気に団員達と飲み明かし。
団員達の中には勤務中にも関わらず酒を飲みだし、足元がおぼつかなくなる者も。
日頃は街道を行き交う旅人を厳しく取り締まっているはずが、今日だけはほとんど声を掛けることもない。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からネメシスさんが去りました。