2021/06/13 のログ
ご案内:「山賊街道」にネメシスさんが現れました。
■ネメシス > 九頭竜山脈近くの街道に突然として現れた関所。
聖バルバロ騎士団が街道を通る者を拘束する為に設けた物である。
関所内では白銀の鎧を纏ったネメシスの指揮の元、取り調べが行われる。
男なら通行料だけを受け取り、そのまま通すのであるが相手が女の場合、そう簡単には通れない。
身に覚えのない嫌疑をかけられ、取り調べと称して弄ばれるのであった。
特に最近は性交を通じて魔力等を吸い上げる方法を身に付けており、若い女性は軒並み餌食にあっている。
関所を無理やり突破しようにも、団員たちは凶悪な無法者で構成された大所帯である。
各々武器を携えており、歯向かう者は簡単に殺害してしまう。
さて、今日はどんな犠牲者がやってくるのだろうか。
ご案内:「山賊街道」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 日の沈むには、もう少し先だろう、気温もなかなかな頃合。
ここは九頭龍山脈、山中でも中腹辺りの場所だ。
木々に囲まれた山林、少し大きめの河川が流れており。
少し視線を上流に向ければ、滝が流れ、良い感じに滝壷が出来ている。
…別に、滝に打たれる為に、こんな場所に来る訳はなく。
いつものように、偶然に見付けたのだ。
ちなみに、少女が今居るのは、そんな滝の裏。
隠れるように存在する、そう深くない洞穴だ。
「………で、見付けたは良いのじゃが…
さて、どうしたものかのぅ?」
こちらからは、水の流れる向こうは、おぼろげに見える。
が、あちらからは、この洞窟は見えなかった。
ここで待機していれば、こう、あれだ…
釣りをしたり、水浴びしたり、そんなところを、驚かせる事が出来るだろう、多分。
しかも、この洞穴の中、場所が場所だけに、少し涼しい。
こうして、待っているだけでも、涼み寛ぐ事が出来るのだ。
適当な、腰掛けられる岩に腰を下ろし、のんびりと、流れる水の向こうを眺める。
誰か来るかどうかは…いつものように、時の運だろう。
■タマモ > 暇潰しになる何か、持って来るべきだったか。
滝の奥から、滝壷と、その周囲を見詰めながら、そう考える。
この洞穴の中、本当に、何もないのだ。
涼しいのは良い事だが、それでは、暇過ぎて堪らない。
じーっと見詰める、その瞳を細めれば。
とん、と地面へと、軽く足で踏み締める。
ゆっくりと、そこから広がる力。
それは、滝の水から、その水を伝い、滝壷を満たす水へと広がってゆく。
一見、何も変化のない、ただの水。
しかし、それに触れる時間経過で、身に変化を起こすものとなる。
…どんな変化か、なんて、問う必要もないだろう。
力を掛けたのが、この少女なのだ、碌な力ではない。
「まぁ、もう少しだけ、じゃな。
適当に見て、戻るとするか」
力の広がり、それを確かめれば。
ぐーっと伸びをし、軽く、肩を回し解す。
そもそも、この場所自体、そう誰か来る場所、でもないだろうか?
そうであれば、誰か来るのは…
ふむ、と軽く頷けば、よいせ、と立ち上がる。
流れる水の前まで歩み寄り、じーっと遠くを見るように、目を細めて。
■タマモ > 「後は…まぁ、これくらいはしておくかのぅ」
その言葉、それに反応するように、ず、ずず、と影が揺れる。
それは、伸びて、伸びて、流れる滝の水の中に。
伸びた部分から、ふつ、と切れて。
後は、少女の足元の影は、元の影へと戻っていた。
水の中へと消えた影、それが、どうなったのかは。
今は、少女しか知らない。
誰かが、この滝壷へと近付いたならば、それを知る者は、もう一人増えるのだが、さてはて。
■タマモ > その後の結末、それがどうなったのか。
それを知るのは…
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。