2021/05/04 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にザンさんが現れました。
■ザン > 日の高い時間帯の街道。
旅人行き交い山賊が現れたりとするその場で一人の男が街道を眺める事の出来る岩場に腰を下ろして。
「……今日は平和なもんだ。何か起きればな」
平和な事は良いがこの辺りで山賊狩りをする身としては退屈の一言。
何か起きればと物騒な事を口にしては視線を巡らせて獲物を探すようにし。
もし獲物にふさわしいと思う者が来ればいつでも腰を上げれるようにして。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にソラムさんが現れました。
■ソラム > 昼下がりの街道を一人走るのは、14歳程の小柄な体格の少女。黒いコンバットスーツの上に群青色のロングコートを羽織り、頭はコートについているフードで覆われているため目元は見えないだろうか。
少女は山中の途中で足を止めると、懐から黒いファイルと小さな木の実を数個取り出すと、木の実を口に放り込み咀嚼しながらファイルのページを捲ると、あちこちを見回し、歩き始めるだろうか。
「(此処と此処は、異常無し....っと).....平和」
ファイルに何かを記すと、ウンウンと頷き、また走り出すだろうか。その速さは人が出せる速度を軽く超えているだろうか。
■ザン > 旅人などには手を出しても面白みがないと見送り。
この場で何度か山賊を始末している為か警戒をされ山賊も現れず。
欠伸を一つ零し街道を眺め続ければ聞こえてくるのは駆ける様な足音。
その音に人が来たかと音の方角へと視線を向け待てば変わった姿の小柄な人影。
視線の先で足を止めたと思えば何かを取り出すのが見え、それをしまえば駆け出し。
「足が速いだけの奴か…?」
旅人なのか判断が付かない事に首を傾げ、とりあえずは絡んでみるかと岩場から腰を上げては進路を塞ぐように街道へと足を向け。
■ソラム > 「......人?」
自身の進路を塞ぐように佇む人影を確認すると、加速し始めていた速度を足を踏みしめ殺し、急ブレーキをかけるだろうか。
彼女よりも大きな体格の男性。腰にナイフを幾つか携帯しているのを見ると、冒険者みたいな奴なのかと思うだろうか。
「.....何か、用ですか?」
私に用事があるのかと思い、目の前の男に問いかけるだろうか。
■ザン > 進路を塞ぐように街道に出れば足を止める人影。
そこでもう一度確認するように姿を見ると人間ではないようだと確認できる。
「ずいぶんと足が速いな。腕は立つのか?」
相手の問いかけには返す言葉はそれだけ。
返答次第では戦いを仕掛けるというようにナイフの一つへと手をかけて見据えて。
■ソラム > 「腕は....ボチボチ」
ナイフの一つに手をかけて見据える男に首を傾げつつもそう答える。
戦闘を仕掛けて来そうな勢いの男を前にして、少女はいつでも対応できるように腰のエストックの柄に手を添えて男の行動に警戒するだろうか。
■ザン > 「そうか。それなら……」
相手の言うボチボチはどの程度かは判らない。
手ごたえがあればよし、無ければそれはそれと割り切る事に決めればナイフを抜き逆手に構え。
「悪いが俺の暇つぶしに付き合ってもらう」
相手が腰の武器に手を添えたのを確認すれば後は言葉は不要。
姿勢を低くし相手に向け突き進み、直前で右へと飛んで強引に向きを相手に向ければ肩を切り裂くべくナイフを振り上げて。
■ソラム > 「.....っ!」
突撃してきた男が直後彼女の左側へと跳躍しナイフを振り上げたのを空間そのもので認識すると、左手で逆手にエストックを抜き放つとその刃を男をナイフへと向け迎撃しつつ、右手には純白のハンドガンを握りその銃口を地面に向け、トリガーを3回引き、射撃する。
3発の弾丸は真紅の光を放ちながら地面へと着弾すると、砂埃をあげながら地面から空中へと跳弾し、生きているように弧を描きながら男へと唸りをあげて襲いかかるだろうか。
■ザン > 振り上げた一撃は相手の武器により防がれ、直ぐに距離を取るように後ろへと下がる。
見えた武器を持つ逆手に見える銃は警戒をする必要があるのは見てすぐに判るもの。
ただそれが撃たれた先は自分ではなく地面、どこを狙っているのかと相手に視線を向けるが、放たれた銃弾が跳ね向かって来るを見れば相手を中心に回るように走りだし。
「なるほど…手品師か」
どういう原理か向かってくる3つの銃弾を魔術か別の手段か魔では考えず。
迫れば身を捻っては避け、ナイフではじき、2発を防げば最後の一発はナイフの刃が砕けるのも構わずに振るい銃弾を地面へとはじき、そのままナイフを相手に投げつける。
■ソラム > 「手品じゃ、ないけどね」
札の切り時を間違えた、かな。そう思いつつも自身の腰辺りに龍血を集中させ、完成したのは、縮小させた自分の尻尾。
銀鱗で覆われた尻尾を振るい飛んできたナイフを弾き、相手の方へと身体を向けるだろうか。
短い。そう言ったとしても彼女の身の丈以上に長いため、短いとは言い難いものだろうか。
「.....続けるの....?」
出来れば戦いたくないんだけど、と付け足しつつ、男へと声をかけるだろうか。
■ザン > 「俺から見れば十分な手品だよ」
投げたナイフはいつ生えたのか銀色の尻尾に弾かれる。
短い時間であったが相手の地良さはよくわかったと満足そうにして。
「いや、十分だ。続けてもいいが終わりそうにないのは御免だ」
それはそれで楽しいかもしれないが他の楽しみを逃す可能性もある。
それを面白くないと思えばもう十分だと肩の力を抜き、進むのを邪魔しないと道の脇によって。
■ソラム > 「わかった。ありがと」
道の脇に寄る男にそう言うと、少女は再び走り始める。
彼女が何処に向かうかは、誰も知らない。
「ふふ、次は、あそこに向かおう、かな」
______一陣の風が吹く。その風が、自然が、知っているのかもしれない______。
気ままな少女は山中を軽快な足取りで走り去っていくのだった。
■ザン > 相手が去っていくのを見送れば元の岩場へと戻っていき。
再び誰かが通りかかるのを待ち、そして通りかかれば相手によっては気紛れに戦いをまた挑むことにとなるはずで。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からザンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からソラムさんが去りました。