2020/03/06 のログ
ランバルディア > 男は更に森の奥へ、姿を消した――。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からランバルディアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にキザンさんが現れました。
キザン > 奥の山々で騒ぎがあったので、様子を見てくるというのを名目にこの山奥まで遠出をしている。
真黒な外套をこの暗い山奥の夜風になびかせている男が釣り道具と魚籠をぶら下げて歩いていた。
部下達には夕方ぐらいまでには戻るというように伝えていたが、軽く見ていた小さな川で思いのほか
魚が釣れたので、夢中で釣り糸を垂らしている内にこんな時間にまでなっていたのだった。

部下達は粒ぞろいの怠け者であるので、恐らく自分等待たずに帰り、詰所はがら空きといった所だろう。
男はそんな事を気にする事も無い、何故なら自分もそうする。

「岩魚がココまで釣れるとは思わなんだ」

魚籠に詰め込まれた岩魚を見つつ、釣り竿を持っているが空いた指で器用に煙草に火をつけると
ソレを斜口に咥え、詰所への道のりを歩きながら、食いきれない魚の処遇について
考えていたのだった。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からキザンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 温泉」にシスター・マルレーンさんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈 温泉」にランバルディアさんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈 温泉」からランバルディアさんが去りました。
シスター・マルレーン > 腰を痛めた。
ついでに手首も傷めた。

やはり屋根の上からの全力落下は、流石の彼女と言えど堪えるもの。
いや、痛めた程度で済んだのだからありがたい。

「………うう、温泉に行って湯治の時間を貰えたのはありがたいのですけど。」

傷めた身体を引きずって、とりあえず温泉に向かう。
何故か温泉も指定されていたのだが、それはそれ。 街道傍の自然温泉だった。
多分"本当に怪我に効く温泉"にはお金がもったいないのだろう。

とほー、と肩を落として街道から横道にそれるシスターが一人。
金色の髪を靡かせながら、のんびりと温泉を探して歩く。時折腰を押さえる仕草に、手首を押さえる仕草。

「暗くなる前にゆっくりとして、明日までキャンプを張らなきゃ。」

怪我を治すために泊まりの旅。なんか本末転倒ではないかと思って空を見る。遠い目。