2020/02/02 のログ
■ハク > 「イキったい、イキ、イキたいっっっ♪♪っぁ、イキたい、イキたいイキたいイキたいっっっ♥♥♥」
そう言えば、そう叫べば絶頂に登ることができる。
そう信じて何度も何度も、外に響き渡るような声で絶頂懇願をし続けるが――
「んあ、なに、っゆぇっ♥♥イ、っけ、ぬ、っぅう♪♪♪」
決してそれでも体は絶頂へ上り詰める事ができない。
しかし、先程までと体を襲う責めの変化を感じる。
絶頂直前から少し引き戻されるのではなく、もっと強く責めてほしいと思うような強さの刺激が、全身の性感帯にくまなく与えられ続ける。
絶頂には遠い、だが延々絶頂をお預けされていた体はそれでも絶頂に登れそうな、そんな刺激。
あと3分もこの状態を続けられれば、満足するような高みへ駆け上がる絶頂ではないがじっくりと長イキするような絶頂に登ることができる。
そんな直感に口元が笑みを浮かべるように口角をあげて、きた所で――
「ひ、ぉ」
目の前に浮かぶ光の輪。理由がわからないが浮かんできたそれを見た瞬間、頭の中の何かのスイッチが入り、集中力が極度に高められていく。
もともと何か一つのことに夢中になっていたらそれにのめり込むハク。
今回のそれは――
「は、ひゅ」
どぎゅ、と音をたてて膣穴と尻穴に突き刺さった触手がペニスの形状に変化する。
一気にニ穴貫通状態にされて、絶頂。
「え、ぉあ」
膣穴と尻穴が絶頂痙攣でペニスから精液をねだるように淫らに絡みつく中、乳首を強烈に吸い上げられ、母乳を一気に絞り出されて、絶頂。
「い、ぁ」
度重なる絶頂で甘みと魔力を増した母乳が水風船のように蓄えられていく中、同様の吸い上げがクリトリスと尿道へ。肉芽に痛い程の刺激をあたえられ、連続絶頂で潮と尿を交互に漏らしながら、絶頂。
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♥♥♥」
もはや口は言葉を成す事ができない。
毛布の中で尾を振るどころか固く硬直させながら、乳房とクリトリスと尿道と子宮と膣肉と肛門と腸壁の全てに意識を強く集中させ、絶頂絶頂絶頂――
頭の中が廃人になるほどの多幸感に包まれ、ようやく与えられた絶頂に全身を強烈に痙攣させながら、口の端から泡じみた唾液を漏らしながらも意識を失わずにただただ1秒に数回絶頂しつづけていた。
■ブラッドドレス > 意識を無理やり明瞭化されたハクが、全身を貫く殺人的絶頂に壊れた玩具めいて応答する。
『遊び』の仕上げである。
ブラッドドレスもまた、その意識を研ぎ澄ませて、女体の反応をつぶさに観察しようとする。
――極太ペニスを打ち込まれたときの、内臓の動き方、痙攣する箇所、骨盤への負荷。
――吹かれる潮と愛液の量。濃度、成分、味、温度。それらのコンマ秒単位の推移。
――母乳の勢いと魔力濃度、乳腺の拡張具合。まだどれくらい力を溜め込んでいるかの推量。
――絶頂の強度、間隔、精神や肉体への負荷の度合い。どのくらいであれば『ヒトは壊れないのか』
まるで厚布製のミイラめいて、ハクの小さな体を締め上げて。
まるで射的のマトめいて、胸と股間からだらしなく水風船をぶら下げさせて。
下品なオブジェを演出しながら、極限的絶頂に悶絶するハクを拘束しつづけ、『遊び』の結末を見据えるブラッドドレス。
……だが。
ニンゲンが壊れる限界を見据えようとしたブラッドドレスのほうが、先に『壊れた』。
その身に余る高純度で大量の魔力をあえて溜め込もうとしてしまい、さらに《紋様》に向けて巡らせようとしたのが失敗だった。
未だ毛布のテクスチャを保っていた触手生物の表皮に、まるでヒビ割れのようにまばゆい光の筋がいくつも走る。
そして、外敵に驚いたクラゲのごとくグニャリと身を捩らせ、のけぞるようにハクから飛び退こうとするが。
間に合わず、ブラッドドレスは無数の肉片へとちぎれ飛んでしまう。
血のような体液の漏出はない。ただ、なめし革がひとりでに千切れていくように、体が無造作に分かれていく。
もっとも、風船状の膜に溜め込んだ母乳や潮や尿は盛大に飛び散るハメになるが…。
〈 …… あ あっ ……… だめ だっ た どうし て な んで … たすけ て … 〉
断末魔の悲鳴が淡々とハクの脳裏に流れ込み、すぐに途切れた。
ボロボロと力なく地に落ちる触手生物の成れの果ては、まるで赤く染めたなめし革の切れ端のよう。
グロさは少ないが、美味しくもなさそうな感じ。
ハクの肢体を弄んで、思う様に発狂寸前の絶頂を叩き込んだあと、唐突に消え去った触手毛布くん。
ある意味では勝ち逃げと言えるかもしれない……。
■ハク > 何度も何度も、何度も何度も何度も意識が途切れる事なく絶頂を続ける。
頭の中にスパークが走り、何か致命的なものがちぎれてしまう感覚を得ながらも、与えられる快感に絶頂を続ける。
ペニスが打ち込まれるたびに、体を軋ませながら子宮を突き上げられ。
過負荷を与えられて、しかし思いの外頑丈な子宮は必死にペニスの乱暴に耐え忍び。
クリトリスや尿道拡張を受けながら、濃く塩味の強い体液を散らし。
母乳に関しては体力以上に魔力を損耗して生み出されるため、いくら絞っても尽きる事はなく。
――ただ、その代わり周囲の魔力を吸い上げる力が強くなり、それで元毛布の命も吸い上げてしまうかもしれないが。
ぎしりと全身を締め付けられ、乳首と股間の先に水風船を作らされながら、吠えるように何度も何度も絶頂の声を上げ続け――
ぱん。
その音とともに、体を包む元毛布が弾け飛ぶ。
同時に膣内や尻穴に入り込んでいた触手のペニスも力なくしぼみ、しおれていく。
脳裏に響く声をきくには――ハクの頭は既に壊れてしまっており、両手両足をだらしなく投げ出し、膣内に残った布の破片を咥えこんだまま、おもらしを続けてしまっている。
もっとも、ハクの体はあと数時間もすれば蘇生し復活するだろうが――
もし、膣内に残っている布片に意識が残っていれば、子宮から溢れる魔力でそちらも蘇生するかもしれない。
それすらできないのであれば、断末魔のままに消えてしまうことだろう。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からブラッドドレスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からハクさんが去りました。