2020/01/15 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ほう……」

夜の山中を、ランタンを携え散策していた金髪の男は、その道中で小さな山小屋を発見して足を止めた。
男は顎に手を当て思案するような仕草をしながら、その小屋をジロジロと眺め。

「ほむ……ちょうどいいから今日はココに泊まるとしようかのう」

そう言っておもむろに近づけば、一応軽くノックをした後扉を開け、中へ。
明かりの灯っていない小屋の中を、ランタンを掲げて照らして眺め回す。
中には木製のテーブルが一つに椅子が2脚。
壁沿いに設置された木製の幅広のベンチのようなものは、布団のような寝具こそないが、おそらく寝床だろう。

「──ふーむ……ちょっと埃っぽいがたまに利用されてはいるといったところかな……ウム、上等上等」

などと満足気にウンウンと頷き、テーブルの上のホコリを軽く払うと、ランタンとバッグをその上に置く。
椅子のホコリもペシペシと払ってから、ゆっくりと腰を下ろし。

「さて……寝る場所を見つけたはいいがまだ眠気は来ていない感。それまでどうしてようかのぅ……」

そう呟くと、なんか暇つぶしになるもんでもあったかな、とバッグをゴソゴソと漁り始める。
ランタンの明かりは小屋の外にもほのかに漏れていて、中に誰かがいることを明確に示していて。

エレイ > その後何事もなく夜は更けてゆき、小屋から漏れていた明かりもいつしか消えて──
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にレンチェフさんが現れました。
レンチェフ > 「っらぁぁぁぁ!」

夜の山中の森の中、腰にぶら下げた小型のランタンの明かりだけを頼りに剣を振り抜き妖魔を切り裂く。
切り裂いた妖魔に追撃の一撃を叩き込み、事切れたのを確認すれば剣を引き抜き。

「何が簡単な討伐だ……話が違いすぎるぞ」

近場にいる妖魔は今のが最後の様子に大きく息を吐き悪態をつく。
剣を片手でぶら下げ腰に下げたランタンを手に持ち周囲を照らし直すが自分と妖魔の死骸以外は見えず。
剣を振り回し戦いながら移動したので来た道だけは判ると森の中を歩きだし。

「他の連中は無事だといいんだがな…」

警戒を緩めずに森の中を歩きながら考えるのは共に仕事を受けた顔見知り質の事。
数が多いが簡単な討伐という依頼を複数で受けて出向き、いざ明日に本格的にと言う所で夜襲を逆に受け散り散りになっただけに無事かはわからず。
ただ全員はそれなりな腕なので死んではいない筈、うまく野営地に戻れば誰かがいる筈、もしくは途中で合流出来ればいい。
そう考えて暗い森の中をランタンの明かりを頼りに歩く。

レンチェフ > そしてその後は無事に合流出来たか否かは神のみが知る事に…。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からレンチェフさんが去りました。