2019/08/18 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にノールさんが現れました。
ノール > 山中にある小さな泉は街道からやや外れにあった
知る者は旅の憩いに、と使う事があった
だが、より知る者は決してその泉を夜使うことはない

月が高い夜更け、雲がうっすらとかかる奇妙な風の吹く夜
星明かりは暗く、欠けた月の光が泉を僅かに煌めかせる
その泉を見下ろす高所に、ひょっこりと狗のような頭が覗いた
夜に光る眼を見下ろして、泉を見張る

「…………」

鼻先を掲げて、小さく蠢かせる
風に混ざった来訪者を探る仕草は猟犬を思わせた

ノール > ひょこひょこと、狗面が見えたり消えたりして暫く

やがて小さく、犬とも狼ともつかぬ獣の短い鳴き声が不満そうに漏れ聞こえて
泉の周囲の気配は無くなった

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からノールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中 山賊街道/山中」にガルルさんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中 山賊街道/山中」からガルルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にガルルさんが現れました。
ガルル > 山を登る少年。
手に持つククリナイフで枝を切り落としながら獣道を進んでいく。
今日の目的は少し珍しい薬草。

「早くお金を稼いで護衛さんとか雇えるようになったらいいのになぁ…」

小さく呟きながら鬱蒼と茂る下草を踏みしめながら山を登っていく。
体力には自信もあり無尽蔵とも言えるのは若さと種族の特性か。

ガルル > くんくんと鼻を鳴らしながらざくざくと足を進めていく。
目的の珍しい薬草を思い浮かべながら、様々な匂いを嗅ぎながら踏みしめる下草も次第に深くなって歩きづらくなり始める。

「怖そうな人の匂いも血の匂いも今のところしないし…」

そう呟きながらも夏のこの時期、やや蒸し暑く後ろのポケットからタオルを取り出し、流れるように浮かぶ大量の汗、首元を拭いていく。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からガルルさんが去りました。