2019/02/09 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にディアさんが現れました。
ディア > 魔法を使い空を飛ぶ練習をしていた少女。
ふわふわと漂いながら風に乗り気づけば山賊街道の上に。

程よい場所を見つけ、少女はゆっくりとスカートをたなびかせながら高度を下ろしていく。

ディア > 「ふぅっ… ちょっとお休み♪」

タシッと軽い足音を響かせながらスカートの裾を抑えながら着地し、一息つきながら周囲を見渡す

見つけるのは少女の膝ぐらいの高さの平べったい岩。
とてとてと近づくと持ってきたリュックの肩紐から腕を抜き、体の前にもって来るとタオルを取り出し、その岩の上に敷き、腰を下ろす。

ながれる風はまだ冷たく感じながらふるりと、その小さな体を震わせる。

ディア > 「よいしょっと。」

ぽすっと敷いたタオルの上に腰を下ろすとリュックを小脇に置いて、中から水筒とコップを取り出し、自宅で入れてきたお茶をコップの中に注ぎ一口。

「ん…。体温まる…。」

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にセシルさんが現れました。
セシル > そしてこちらは男装の少女。
山賊街道などと言う所はさほど治安は良くないと思われるが、散歩みたいな軽い感じで歩いていた。
その途中で見つけたのは自分よりも遥かに小さい、お人形のような女の子。
どうしても興味が出てしまう。

「こんにちは、かわいいお嬢さん。」

遠目では男に見えそうな格好ではあるが、顔や声は完全に女の物だ。
どこか間延びしたのんびり口調で話しかける。

「こんな所でお茶ですか?
 わるーい狼さんに襲われても知りませんよぉ?」

ディア > のんびりとお茶を楽しんでいると、現れる姿。
自然と少女のくりっとした大きな瞳はそちらの方へと向けられる。

こんにちわとあいさつされれば、爛漫な笑みを向け挨拶を返す。

「こんにちは、おねーさん。
うん、ちょっと疲れちゃったから休んでいたんだ。
悪い狼? 逆に剥製?にしてお家に飾るのがいいかも。」

襲われると聞いても少女はコロコロと笑いながら、薄い胸を張ってフフーンと、なぜかドヤ顔。

セシル > 元々にこにことしてはいたが、その大きな瞳と笑みに思わず一層目を細める。
可愛くて食べてしまいたい、とはこの事だろうか。

「ふふ、頼もしいですねぇ。
 剥製にしたら、おねーさんにも見せてくれますか?」

そんな事を言いながら隣に座る。
許可を取るほどこの少女は謙虚ではなかった。
自分が座りたい所に座るのだ。
お茶請けにどうです?なんて言いながらチョコレートを差し出すくらいの事はしたが、そのチョコだって割ったとは言え食べかけだったりする。

ディア > 少女の手には余る大きな手でカップを包みこみちびちびと味わっている…
「ん。いいよーその時は見せてあげるね?」

隣に座る相手を嫌がるそぶりも見せずににこにこ。
むしろ差し出されるチョコレートを受け取ると少女はさらにニコニコ。
わぁっと嬉しそうに受け取り。
「ありがとおねーさん♪ じゃーおねーさんいは紅茶をオスソワケ?してあげるね♪」

目をキラキラと輝かせながら、差し出された割ったチョコレート。受け取る前にrucksackからもう一つカップを注ぐと未だ湯気立つ紅茶を注ぎ相手へと。
そして、もらったチョコレートにかじりつくとぱりっと砕きもぐもぐ口を動かす。
口の中に広がる猪口が美味しいのか足をパタパタと揺らしていて。

セシル > 「ありがとう、楽しみにしてますね。」

本気にしているのかいないのか、ぽやんとした笑顔のままそんな風に答えた。
お裾分けしてもらった紅茶にも礼を言って受け取り一口。
遠慮なんて微塵も感じない程に堂々とした、どこか気品のある仕草である。
お茶を頂きつつ嬉しそうにチョコを頬張る小さなレディを眺めていたが、ふと悪戯心が芽生えてきた。
それも割とろくでもない感じのが。

「お嬢さん、チョコがついてますよ?
 取って差し上げますね。」

などと言いつつ少女の頬にそっと手をやり親指で唇を優しく拭おうとする。
実の所チョコなんてついていないのだが、何となくその可愛らしい唇に触れたくなってしまった様である。

ディア > 「うふふー約束ー♪」

少女はコロコロと楽しそうに笑う。
堂々と気品ある態度で紅茶を飲みながらこちらに向けられる瞳。
小さな頭を首かしげ。

猪口が付いていると言われれば、顎を小さく突き出すように、相手の親指が触れるのは柔らかく瑞々しい少女の唇。

「ん…おねーさん 綺麗になった?」
と、ニコニコ微笑みながら問いかけた。