2018/10/21 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「───くぁーわわわ……」

夜。
見通しの良い広めの山道のど真ん中を、大欠伸をぶっかましながらのんびり闊歩する金髪の男が一人。
右の腰に下げたランタンを揺らしながら、警戒感や緊張感の欠片もない様子で、山道をただひたすら上ってゆく。

特に行き先や目的があるわけではなく、単なる散歩だ。
一応、山賊やら魔獣やらの討伐の依頼は請け負ってはいるが、男としては現状特に急いではいないので
仮に遭遇したならその時はその時で処理しよう、という結構適当な考えだった。

エレイ > 「うぅーむ……この道を歩いているだけでは何も起きない気がしてきたなあ……てなわけでこっちへ行ってみよう」

ふと足を止めてそんな事を言い出せば、おもむろに山道から外れてガサガサと茂みの中へ突入してゆく。
……男が向かったその先に何があったのか、はたまたやはり何もなかったのか。
それは当人のみの知るところで────。

ご案内:「九頭龍山脈 山中」からエレイさんが去りました。