2018/09/01 のログ
■タマモ > 「まぁ、考え方は様々であろうな。
しかし………いや…まぁ良い」
実際に弱い者も居れば、それを隠れ蓑にする者も居る。
そう考えれば、本当は何か、なんて思い付くものだろうが…少女は面倒で、それをしない。
それよりも、後に続いた言葉の方が少女には引っ掛かっていた。
この少年が爺なら、己はどう表現するのやら…そんな感じに。
「おや、良い声じゃ、やはり男子も良いものじゃのぅ。
さて、どうじゃろうな?
楯突いておるのか、お主に対する気配りなのか…そう思わぬか?
体を残さぬ等と、そんな勿体無い事をする訳があるまい。
まぁ…後に何があるかは、ご想像にお任せ、と言うやつじゃ」
くすくすと笑いながら、その反応を楽しげに見遣る。
四つん這いにさせる、今はまだそれだけだ。
だが、それだけで少年の体は、僅かながらの反応を見せている。
「まだ触れもせんのに、こうしてしまってはな…?
じゃが、色々と楽しめそうではあるようじゃのぅ?」
くい、と軽く片足を上げる。
その爪先は、膨らみを見せ始める肉棒を、ぐり、と下から圧迫した。
そうしながら、少年へとこう囁くのだ。
「では、軽く楽しませて貰うとしよう」
■スナ > 「ふぅ……んっ!」
タマモの脚がスナの男性器を優しく蹴り上げると。その瞬間、足先に感じられるほどの勢いで、硬さと嵩が増した。
嬌声も、先のものよりは甲高くはないものの、艶を帯びている。
スナは後ろで九尾の狐が何をしているか、あえて覗き込んだりはしない。
後ろに蠢く気配だけで、そして媚神経に走る鋭い快感だけで、タマモの動静を伺う。一種の肝試し気分だ。
「……お、おうよ。九尾のお狐様のおめがねに叶うのなら重畳だがね。
できればお前さんの手練手管を身体に覚えたまま生きて王都に帰って、土産話にでもしたいところじゃがの。
お前さんに覚える気があるかどうかは知らぬが一応……俺はスナという。せいぜい四尾しかないヒヨッコじゃよ」
脚で竿をこねられただけなのに、スナの股間では男性器が目に見えて膨らんでいく。
そして、うやうやしい言葉を紡ぐその口調さえも、徐々に熱を帯びていく。ふぅふぅ、と呼吸も荒い。
絶対的強者の前に傅き、裸体を晒し、生殺与奪を握られながら愛撫されるという倒錯に、深い快感を覚えているのだ。
スナ自身も今この瞬間までそんな性癖が己に潜んでいたことを知らず、戸惑いすら覚える。
鈴口からはカウパーの雫が垂れ、アナルもまるで唇めいてくぱくぱとヒクつき、次の一手を待ち望んでいる様子。
「ああ、楽しいのう……ククッ。一歩間違えば死にかねんのに楽しい。こんな感覚は久しぶりじゃ……」
なおもポツリと独り言。声は抑えているが、享楽と恐怖の混じった肩の震えは抑えきれず、つられて尻尾も大きく揺れる。
■タマモ > なるほど、初見の少年ではあるが、こういった気もある訳か。
実際には少年自身さえも知らぬ性癖らしいが、尚更少女が知る訳がない。
それならばと、肉棒に押し付ける足は、その形を確かめるように撫ぜ上げ…時折、気が付いたように、また圧迫する。
それで更なる反応を見せるなら、徐々にその圧力も強めてゆくだろう。
「ふふ…そんな大層な事もなかろう、こうした事に何者であるかは、そう関係ないじゃろうからな?
どれだけの楽しみ方を知っており、どれだけ楽しませ、楽しめるのか…それだけじゃ。
妾はタマモ、九尾を継ぎし妖狐じゃ…ん?四尾?
そうかそうか、ならば、せっかくの機会、すべて見せておくれ?」
今、見た目は二尾にしか見えない。
側に居る狐が尻尾であると、そんな意識をしてなかったからだ。
名乗りを返しながらも、それを指示する。
「さて、死に繋がるものとも分からんが…どれほどに感じる様を楽しませてくれるのか、試してやろうかのぅ?」
少女は、まだこの時点でも拘束する尻尾四本と、肉棒を嬲る足しか使っていない。
もっとも…その足を通し、肉棒に、更に下半身に、尻尾にまで巡るように、力を流し始めてはいるが。
それは、本当にゆっくりと…ゆっくりと、気付かれぬように。
まるで本当に、少年がその行為だけによって感じているかと錯覚するように、感度を上げてゆく。
■スナ > 「ふぅ……ふぅ……ん、ああ。今は二尾しか見せとらんかった……の。
なに、ただ付け外しができるだけ、じゃ……こういうふうにの」
下半身を痺れさせるような愛撫に息を荒げながら、スナはそう応える。
そして、目の前で暇そうに2人の痴態を眺めている灰毛の小狐2匹に、スナの細めた瞳が目配せされると。
2匹は瞬時に四足獣の輪郭を崩し、丸っこい灰色の毛束へと変わる。背負っていた雑嚢がするりと抜ける。
そして、蛇が這うようにスナの体を昇ると、元から備わっていた2本の尾の根本に食らいついた。
スナの尻尾は切り離し、狐の使い魔として使役できるのだ。そうでもしなければ使い魔を持てない…とも言える。
「こういうわけじゃ、タマモ殿。
……ククッ、愛らしい名じゃ。シェンヤンにはあまりない響き、きっと別の場所の出なんかの」
尻尾を4本に戻したあとも、スナは相変わらず抵抗せず、背後も見ず、タマモの拘束と愛撫に身を委ねている。
体は震え、性器は熱く脈打ちながらも、余裕ぶった口調を紡ぎ続けるスナ。
しかし徐々に、呼吸は荒く、汗も多く、言葉さえもどもりがちになる。
「……ん、あ……ふっ……な、なんじゃ、この感じはぁ……んっ…。
暑い、暑いぞ、タマモ殿……いままで感じたことのないほどに、熱い……腰の中が、脚の芯が……。
チンポが溶け落ちそうじゃ……いやそれどころか、尻尾の巻かれた脚までもがチリチリと……感じるというか……。
なにをして、おるのじゃ……教えておくれ……?」
肩の力が抜け、顎が地面についてしまう。その一方でお尻はさらなる快楽をもとめ、ひとりでに突き上げられる。
ペニスは固く熱く勃起しきっていたが、タマモの足裏がひと撫でするごとに限界を超えて腫れあがり、グロテスクに脈打つ。
全身から玉のような汗が滲み、湯気まで立ちそうなほど。
『妖力』を流し込まれるような荒い攻めを受けるのは初めてで、戸惑っている。妖怪のスナにその責め方は大変相性がいいようだ。
灰毛の尻尾も徐々に無作為な動きを帯び始め、数本はタマモの体に絡み、恐る恐るながら撫でようとしてくる。
■タマモ > 少年の説明と共に、二匹の狐が尻尾へと戻るのを眺める。
こんな風に尻尾を扱う者も居るのか、と考えながら。
となると、己と同じように一本の本物の尻尾を持つのだろうとも、考えは到る。
「ふむふむ…なるほど、こんな扱いを出来るのも、便利なもの…じゃのぅ?」
今の二本は違う、となると、残るは二本。
まぁ、その区別を付けようなんて、いちいち考える必要もないか。
なぜなら、両手で二本なんて掴めるからだ。
「妾の地では、割と有名な名らしいぞ?
さて…ほれ、これはどうじゃ?」
にっこりと笑顔を浮かべるも、こちらを見てないのだから、それは分からないか。
そうしながら、伸びる両手が、両の尻尾を無造作にぎゅっと強く掴んだ。
これで、どちらが本物か分かるだろうと思うからで。
「はて…そうなのか?
スナ、お主が純粋に、こうして嬲られるのが好みなだけではないのか?ん?
となると…あれか?こちらも、良い感じなのかのぅ?」
肉棒は足で嬲り続けながら、更に一本の尻尾が、ふわりと尾先で尻の谷間を一撫で。
何度かそれを繰り返し、今度は擽るように尻穴を浅く擦り、またそれを繰り返してと、徐々に強めながらも、焦らすように刺激し続けて。
己から何かしたのか?何て問われても、今はまだ素直に答えてはやらない。
もっとも…そんな遣り取りをしている間にも、力は流され続けている。
少年の下半身は、答えを貰えないまま、疼きと快楽に苛まれてゆく事だろう。
■スナ > 「はうっ……!? う、あ………ああああー……」
さわさわと振られ、タマモの脚や腹から雌の体温を貪ろうとするスナの尻尾。
そのうち、元から生えていた2本がぐいと握りしめられると、スナの背筋がびくびくと粟立ち、次いで脱力した。
どちらが過敏な反応を返したか、タマモにはすぐわかるだろう。一本だけ、『本物の』骨が通っている尾がある。
他の尾にも芯材は入っているが、一本だけは確実に背骨へとつながっている。力の通りも良いだろう。
「……ん、くっ!? い、いかん、今そこは、あ、ああああ……ふうっ、う……んっ!」
さらに追い打ちを掛けるように尻孔までもくすぐられれば、いよいよ感極まった様子で、甘い声を漏らす。
正しい用途以外の方法で使い込まれているのは如実であり、尻尾の愛撫に敏感に反応して、大きくひくつく。
ペニス・尾・アナルのそれぞれに快感が刻まれるたびに、腰は大きく揺れ、海綿体は脈打ち、体温が高まる。
注ぎ込まれる『力』によって感度を際限なく高められながら、下半身が麻痺したような錯覚を覚える。
タマモの愛撫に身を委ね、その一挙手一投足に備える、それ以外の所作ができない。
「…すまぬ、わからぬ、わからぬぅ……な…。こうして嬲られるの、好いとった自覚はなかったんじゃが……くっ。
人の嬲られるとこを見るのは好物じゃったが……いや、自分が同じ目に遭うのを見るんも、きっと同じコトなのかもの。
或いは……タマモ殿の手練手管が俺の知る所にない、のかもの。ふっ……ん、あー……じゃが、もうアカン」
握られた弱点の尻尾が、くたりと脱力しつつ、最後の力を振り絞るようにタマモの手に絡みつく。
快感に震えるだけだった小さな尻が、くねくねと8の字を描くように、艶かしく振られる。
カウパーの青臭い性臭が、清浄な泉の香りを縫うように2人の間に漂う。
「もう、堪忍ならぬ。出させて、出させておくれ、タマモ殿。ひとおもいに……。
弄ばれるのも焦らされるのも悪くないが、そろそろ……頼むぅ……っ、ふ……」
力を流されても、脚で甘く舐められても、それはあくまでスナの欲情を高めるだけの責め。
完全に下半身の神経を彼女に支配されてしまったスナは、射精許可を懇願する。
■タマモ > 「おぉ…こっちの尻尾が、本物のようじゃな?
ほれ、ほれ、気持ち良いか?」
握り締めてみれば、その感触で本物の尻尾は分かった。
となれば…掴むのを本物の尻尾だけにし、ごしゅごしゅと音を立てさせ、強く扱いてしまう。
「はて…そこ、とはどこじゃろう?
ちゃんと、どこの事か教えてくれんかのぅ?
ふふ…スナ、妾にどこを弄られ、感じておるか、答えるのじゃ。
『スナが妾に感じる場所を伝えれば、そこはもう妾が好きに出来る過敏な性感帯となろう』」
より強く、ぐりぐりと肉棒を踏み付ける。
根元から先まで、尻尾を強く握り扱き立てる。
刺激するだけだった尻穴には、しゅるりと先が捻られ少年自身の肉棒のように形作られた尻尾が、ぬぷん、と埋められた。
そのまま、ず、ずっ、と抜き差しを繰り返して…
感じていた場所をより感じ易く、力ある言葉によって感度を尚も引き上げてしまっていこうとする。
「ふむふむ…スナは、嬲られる事を好いておるんじゃな。
ならば、もっと教えてやらねばのぅ…こんなもの、とかのぅ?」
更に追加される尻尾が、少年の胸元を撫でる。
その尾先が乳首へと、しゅる、と絡まり、ぎゅぅっと引っ張って。
それは肉棒にさえ絡み付き、踏まれている根元辺りとは違い、先を覆い包むように…
カリを引っ掻き、尿道さえ、細い尾先でぐりぐりと穿り出す。
「そうかそうか、出したいか…ならば…」
そんな、求めるような少年の言葉に、すぅっと目を細め…
「い・や・じゃ♪
ほれほれ、もっともっとよがり狂ってしまえ」
耳元に唇を寄せ、そんな囁きを。
握る尻尾が一本になった事で、空いた手が、ゆっくりと振り上げられ…すぱぁんっ!と尻肉を打った。
射精をしようとも、肉棒を包む尻尾が、それを出させないように栓をしていて。
■スナ > 「くぅ……っ! い、意地悪な女狐じゃのっ!
『尻穴』じゃ、尻穴がこそばゆーてたまらぬ……っ!? お♥ お゛お゛お゛っ♥」
無造作に尻尾を引っ張られながら、立派な尻尾の毛でちくちくとアナルが責め立てられる。
タマモのいやらしい質問に、半ば毒づきながらスナは答えるが……それが罠であることにすぐに気づく。
力ある言葉、いわゆる『言霊』で他者の魂や体を支配する術は、シェンヤンにもあった。タマモもそれを使ったのではないかと。
……しかし、元からタマモとスナでは格が違う。抗ったとて抗いきれるモノでもないと悟れば、すぐに緊張は解ける。
そんな緩んだ尻穴に擬似ペニスが撃ち込まれれば、さすがのスナも汚い喘ぎ声を響かせてしまう。
柔らかな縦割れアナルは何の抵抗もなくタマモの尾を咥え、しっとりと湿った粘膜でくわえ込み、愛撫に同調して痙攣する。
「ふっ、く、う、ううううっ……タマモ殿っ、タマモ殿っ……無理、これ以上はっ……。
『乳首』も、『先っぽ』も、『竿』も『その中』も……やっ……ば……お、おかしく、なるっ……!
堪忍じゃ、マジ堪忍っ……ふっ♥ うううううううっ♥」
さらに尻尾がスナへと殺到し、全身への責めを開始すると。
スナは意識的にか無意識にか、無残に責められている箇所をその口から紡いでしまう。
そしてそれを契機として、人外の体の中で「なにか」が繋ぎ変わり、「力」の流れが変わる感覚を明瞭に感じる。
これはもはや責めではない、改造である。そんな気さえしてくる。そして内心、その改造を受け入れていたのだ。
「1回、1回でええから、出させて……でないと俺ぁ……頼む、頼むからぁ……っっ!!?
くっ!!? う、んんんんんんんーーーーーーーーーーーーーっ♥」
とどめとばかりに尻を勢いよく叩かれると、スナはこれまでにないほど甲高く甘ったるい嬌声を響かせた。
痺れた皮膚の内で骨盤が軋み、性器全体に甘い快楽の波が走るのを感じる。
尻穴が、尿道口が弛緩し、潮吹きめいて先走りが溢れる。それでもまだ、イケない。細く閉じた目の端から涙が溢れる。
「くっ! ふ、ふうううっ……く、ククッ……まるでこれじゃ…俺が『稚児』みたいじゃ……。
ああ……タマモ殿からすれば俺はまさしく稚児……っ、ふ……当然の体たらく……悪くない、悪くない……」
へそから下が爆発しそうなほどの強く激しい力の奔流を感じながら。脳の芯までも焼かれそうな熱の高まりを感じながら。
それでもスナは、震える舌で悪態を紡いで見せる。
もうこうなったら、タマモの手管で己の体がどれほどの『高まり』に耐えられるか、それを極めてみるのも悪くない。
■スナ > 【後日に続く…】
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からスナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」に紅月さんが現れました。
■紅月 > ーーーりん、ちりん、しゃら…
月日が経つのは早いもので、もう長月に入ってしまった。
長月…すなわち、9月。
少しずつ風が涼しくなり、秋虫の歌を聴きながら紅葉狩りなんて乙やも知れない…紅葉月なんて異名もあるくらい、だもの。
とはいえ、まだまだ暑い盛。
ひとまず紅葉する植物がありそうか、後の月見酒の為の下見に山を分け入ってきた。
「楓系、色々あったなぁ…これは秋が楽しみだ」
ホクホクとした笑顔を浮かべ、見て回るついでに摘んでおいた木ノ実なんかをオヤツ代わりに食いつつに。
小さな滝と滝壺と、泉の広がる其処で星を眺めていた。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」に紅月さんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」に紅月さんが現れました。
■紅月 > しばしゆったりと過ごすと、樹に背を預けて目を閉じた。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」から紅月さんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にカイルさんが現れました。
■カイル > 首に貴金属をジャラジャラと下げた男。これは先程、貴族の馬車隊を襲った時の戦利品だった。 馬車隊には手練の傭兵が沢山乗り込んでいたが、後ろから急襲した事で簡単に皆殺しにする事ができたのだった。
「しかし、なんであんな役にも立たない連中引き連れて目立ちたがるのかねェ。俺としては完全に亀が甲羅の上で派手な祭りでもしながら歩いているようにしか見えねェ。まだ馬車一台でこそこそ通った方がこちらとしては見つけにくくて骨が折れるっちゅうもんなんだがな。」
日もくれてきてもう完全に辺りは真っ暗だ。この辺りで日中に山中を抜ける事ができなかったやつでもいねェかな。とそう考えながら山中を散策する男。近くに水の染み出す岩を見つけるとそこに口をつけて染み出す水をすすった。
「っかあ、海苔くせェ。ちっと喉乾いちまったな。手頃な川とか泉とかあればいいんだけどよォ。」
■カイル > 水を求めてしばらくいくと滝へとたどり着いた。
滝というよりもただ単に崖から水が注いでいるといった表現の方があっているように思えたが、それでも水分を顔に感じる。
「こりゃあいいや。」
男は鎖帷子を脱ぎ捨て滝の下へといくと身体へと冷たい水があびせられる。
「へへ、こりゃあ、ちょっとしたシャワーだぜ。」
牙をのぞかせながらニイと笑えば手に水をとって喉へと流し込んだ。