2018/02/11 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 中腹」にシトリーさんが現れました。
シトリー > 九頭龍山脈の山頂へと目指す道をわきにそれた目立たず細い道。
片方を山肌、片方を崖に挟まれた細い道の先にある行き止まり。
周囲の山肌と比べて少し色が違う場所がガラっと音を立てて崩れ落ち、ぽっかりと横穴を開けてみせ。
その奥には黒いワンピースに身を包む女性があお向けで一人横たわっており。
女性のみぞおちの上にはまるで墓標のように剣が突き刺さっていた。

「っ……ごふ……ふぅ、ようやく動けるようになったかな」

死んだように閉じていた女性の目がカッと開かれるとともに口元から血を吐き出し。
ゆっくり息を吐き出したあと、腹に突き刺さったままの剣を握り、手が切れるのもお構いなしに無理やり引き抜いて。

「痛ったぁ……封印するにしてももう少し柔らかいところにしてくれればいいのに……全身固まってるじゃない」

ぶつぶつと文句を言いながら抜き出した剣を横に投げ捨てれば傷口はみるみる塞がっていき。
凝り固まった体をほぐすように動かしつつ、日の明かりが差し込む外の風景に目をやり。

「どれくらい寝てたのかな……寝過ごしってレベルじゃないのは確実だけど」

シトリー > 「景色だけだとあまり変わらない気がするけど……」

ゆっくり立ち上がり服についた土を払い横穴からでて風景を確かめてつぶやき。

「とりあえず何か町的な場所に行けばわかるかも、体も洗いたいし」

数百年封印されていたにも拘わらず、体には汚れらしいものは目立たないが、気分的にきれいに洗いたい気分で。
軽く伸びをした後、特に何も考えることなく山道を歩きだして姿を消していった。

ご案内:「九頭龍山脈 中腹」からシトリーさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にカイルさんが現れました。
カイル > 護衛の仕事の帰り道。遠方だった為、途中で移動するのもくたびれて男は山中で野宿する事に決めた。
仕事自体は戦いを求めて参加したものの、特に何も起こらず金は手に入ったもののただただ歩いていたのみで男にとっては欲求不満のたまるものだった。

男は近くの木々を集めて網状に組んではその中へと繊維質の植物のかれたものを入れて、男は枯れた草を握り込めばそれは赤く光を放って発火する。それを繊維質の植物の方へと放れば白い煙が空へと登り始めて網状に組まれた木々の隙間から赤い光が溢れ始めた。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にヴァルファルニフルさんが現れました。
ヴァルファルニフル >  山賊たちにつかまってしまった。護衛任務で伯爵の馬車を守っていた私たちは、オレンジの西日の中、山あいからでてきた山賊たちと対峙した。仲間がひとり切り込んだ後、あたしが援護に出る。道が開いた瞬間を狙って馬車は山賊たちの間を抜けていく。一人が前方の確認。一人が馬車の後ろを守りながら抜けていく。それを確認したあたしたちは馬車に続こうと馬に鞭を入れた。切り込んだ仲間は馬を加速させていく。あたしはそのあと、馬が走り出したとき、矢を受けた馬が立ち上がって、大きく体が宙に翻ってしまった。数人の山賊に囲まれてあたしの首の周りに刃が数本向けられた。


 武装を解除されて、後ろ手に縛られたあたしは山賊たちの馬の後ろに引きずられるようにロープでくくられてたぶん彼らの砦に連れていかれるのだろう。あまりいい想像ができないので、何も考えない。いつかスキがあればにげるつもりだけど、伯爵の趣味であたしの防具は軽装になっている。土の上を滑るようにして体が引きずられていくと背中が擦り傷で痛む。痛みに耐えながら顔をしかめている。あとでこいつらに思い知らせてやる。

カイル >  蛇の鱗をナイフでこそぎとって火にくべていると、耳に入ってきたのは馬の蹄が地を打つ音。もしや何か高価な荷を積んだ馬車か何かだろか。車輪の音は聞こえないからただの面倒事にまきこまれる可能性もあるがそれはそれでよいだろうと、そう考えて、生焼けの蛇を口に咥えて馬の蹄の音をする方へと足を進めた。

様子を見るように馬の後ろから近づくと身体を引きずられている女性の姿を目にして。

さあて、どうしたもんかね。(無精髭を撫でつつそう考えては馬の前へと移動して待ち伏せて。

 待ち伏せていた馬が向かってくるのを目にしては大岩を持ち上げて馬へと向かってなげつける。

「へへ。騎兵隊の参上だァってかァ」

と正義漢ぶって口にするも引きずられた女性に興味をひかれただけなのだが。