2018/02/07 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にマリカさんが現れました。
■マリカ > 山中、街道からほど近い木陰で、荒い息と通夜を帯びた嬌声が聞こえる。路上には旅人のものらしき荷物が飛び散り
道から少し外れたところには武器が落ちている。
この周辺では決して珍しいことではない。賊か、けものか……あるいは魔物か。一人の女が餌食となり
死にそうな声をあげている。
それは助けを求めるものか、それとももはやそんなことすら考えられないような鳴き声か……。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からマリカさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にマリカさんが現れました。
■マリカ > 静まり返った夜の闇にその声と肉のぶつかり合う音は良く響く。
激しい物音と草木がこすれる音。もしも、その声に気づき草木をかき分けるのであれば
そこに見えるのは、服をずたずたに引き裂かれ、長い髪をざんばらに散らした女。
その顔には疲労の色が濃いが、朱色に染まり吐く息は白い。
それに覆いかぶさるのは、けものか、けもの同然の男達か……。
■マリカ > 気温は低い。雄と雌の肩からは湯気が立ち上り、吐く息もその冷気に
冷やされ白くなる。規則的に響く音は
続く。助けはくるのか……それとも来るのは新たな犠牲者か……。
或いはすでに女の細腰をつかんだ男の話かもしれない。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 「……」
九頭龍山脈、街道。そこで散乱した荷物を見た男は、その場に屈み込み、荷物を検分する。
周囲に血痕などはない。
恐らく、この辺りを活動エリアにしている山賊などの仕業だろう。
「……こっちだな」
そのまま周囲の状況を確認した男は、近くに落ちていた武器を拾った。
獲物を襲う賊が武器を落とすなど考え難い。ならば、これは被害者の痕跡と考えるのが自然だ。
そのまま男は、耳に意識を集中し、物音へと近づいていく。
無音のまま。気配を遮断したまま。
「……ちっ、マズいな」
そうして男が目にしたのは、賊に襲われる女性であった。
見たところ若い。顔立ちまではまだよく見えないが。
明らかに緊急事態である。
「……」
無言のまま、男は懐から丸い物体を取り出し。
女性と、女性を襲う賊の元へとそれを投げつける。
こんっ、こんこん、ころころ……。
着地したそれは、乾いた音を奏で。次の瞬間……。
まばゆい閃光を放つ。同時に、男は風の如き速度で賊へと襲い掛かる。
「伏せてろ、お嬢ちゃん!!」
賊を殴りながら女性にそう声かける男。そのまま、目がくらんだ賊を一方的に叩きのめし、一気に縛り上げる。
■マリカ > そこには、一人の大柄な男と一人の女の姿があった。ほとんど全裸同然に肌を露出した女は木にしがみつき、立ちバックで犯されながら
喘ぎ声をあげている。嬌声がひときわ甲高くなり、のけぞって痙攣じみた動きの後、脱力する。
男も気を抜いたその時、何かが破裂する音がする
「!!」
すべてが終わったとき、女は地面に伏せ、るというよりは崩れ落ち、秘所から熱い精を滴らせるのを隠すことも思いつかないまま
驚きに身を固くしており、やがてこわごわと顔をあげると疲れた顔をセイン=ディバインに向けた
「…あ」
呆けた声をあげてぼっと見上げる。まだよく自体が飲み込めていないらしい
■セイン=ディバン > 投げつけた閃光爆弾が最大の効力を発揮したのを確認し、男は賊を叩きのめし、拘束した。
そのまま、犯されていた女性へと視線を向ければ。切り裂かれた服……。
いや、もはやただ身体にまとわり付いている布、というほどしか服の面積は無く。
露になっていた裸身に、男は苦い表情になるも。
「ふぅ。大丈夫か、お嬢ちゃん」
そう言って、自身のコートを相手に羽織らせると。呪文を詠唱し、空中からカップとポットを取り出し。
暖かい紅茶を注ぐと、相手へと差し出した。
「俺ぁ冒険者のセイン=ディバン。ちょっとここいらの治安維持任務として、山賊の討伐依頼を受けていたんだがな。
いや、間に合ってよかった……とも言いがたいか。
でもまぁ命があってよかった、だな?」
紅茶を差し出しつつ、笑顔を向ける男。女性にしてみれば、山賊に犯されるという不幸な目に遭ったものの。命を奪われなくて幸運だった、と男は言う。
相手を見つめる視線は、微妙に相手の裸からは反らしているものの。
その股間は、やはり隠しきれず。布の奥で、どんどん屹立してしまっている。
■マリカ > 「っ……」
絶頂の余韻とけだるい感覚にのったりと上半身を起こし、木に背中を預けると。服を掻き合わせようとするが、もはや腰回りの帯くらいしかまともな場所がない。
お尻を向けてちょっと恥ずかしそうに帯をほどくと腰回りだけを何とか隠し、胸は気持ち程度腕で押さえながらも
半ば隠すことはあきらめていて
「す、すみません、助かりました」
汗で張り付いた前髪を掻き揚げながら、矢に髪ながらお礼を言う。
「ええ、あのまま仲間のところに連れていかれてたら、もうだめだったかも」
どこか民族的な入れ墨を入れた少女は、カップを受け取ると恐る恐る口をつけた。口の中の深いな味が上書きされて行く。
「その……冒険者の方なんですか?」
そう言いながら視線を向けるが、固くなった股間に驚くものの、すぐ大丈夫ですよ、というように笑いかけて
■セイン=ディバン > 疲労と性交の余韻のせいか。木に寄りかかるようにする女性へ、男は首を小さく振る。
敵はいないのだから、あまり焦らなくていい、と伝えるように。
しかして、視線は反らしたいのに。どうしても時折相手の裸身を見てしまう。
「はいよ、どういたしまして、だ」
相手のお礼に、片手をひらひらと軽く振りながら応える男。
その表情は実に気楽なもので。この程度なら礼を言われることでもない、と思っているかのようだ。
「ははは、そりゃあゾッとしない話だな?
輪姦くらいならいいが、本当に殺されちまうかもしれねぇもんな」
ちら、と。視線の端。相手の肉体の刺青が目に留まる。
見たことの無い刺青だ。どういった意味合いの物なのか。
「あぁ、そうだぜ。こう見えても、冒険者暦20年超え。
……っ! す、すまん。なんだ。キミの身体が魅力的だし。
それに、その。覗き見するつもりもなかったんだが」
相手の質問には笑顔で答えつつ、指二本を示す男。
相手が笑いかければ、なぜ笑ったのか、と疑問に思うが。
すぐさま、自分の勃起したペニスをズボン越しに感づかれての笑みだとわかれば、言い訳じみたことを口にする。が、そうしている間にも、股間は臨戦態勢をばっちり整えてしまっている。