2018/01/09 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」にセブンさんが現れました。
セブン > 強風吹き荒れる山中。
鬱蒼とした木々が一切手入れされていない魔境の如き森を形成していた。
似通い過ぎた景色の連続、昇っているのか降っているのかもあやふやな高低の連続。
方向感覚が麻痺するのは、必然だったのかも知れない。

「……やぁ…参ったな……」

彷徨い続ける事数刻。
辺りはもうすっかりと闇の帳が降りてしまっている中で、幸か不幸か、否、幸だろう。
限りなく運良く発見出来たのは雨風を凌ぐには充分過ぎる程の小さな洞窟。

「陽が昇れば多少は目処がつけば良いんだが…
…………一先ずは、野晒しで野宿にならなかっただけ、マシかぁ」

そうは言っても汗は掻いたし幾分腹も空いてきた。
一日位ならば、とせめて火を求めて燃料代わりになるものはないかと手探りで洞窟内を這い始め、無事枯れ木を洞窟の奥で発見すれば、本当に気持ち程度の焚き火。
しかしそれでも、一晩を明かすには充分だった。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」からセブンさんが去りました。