2017/11/29 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にジードさんが現れました。
ジード > すっかり暗くなった山脈を横断する街道の中腹付近に道行く影がある。
夏が終わり秋風が吹き抜け始めた、山中は時に肌寒ささえ感じさせる。
おまけに物取り追剥の跋扈する危ない場所だというのに、明かりを煌々と照らしながら
岩の上に腰を掛ける様子は存外に落ち着いたもの。手にした地図を覗き込んでいる。

「ここからだと宿までそう遠くはない、か。とはいえ護衛もいないのに動き回るのもな」

この当たりの山賊が活発になる事態は大体目算が付いている。
護衛でも見つかれば別だが、後数刻は動きが大人しくなるまで待とうと判断しての小休止だった。

ジード > 「そろそろ頃合いだな。日付が変わる前には宿にたどり着けることを祈ろうかな」

天上の月を見上げて大よその時間を計って立ち上がる。
宿にたどり着くまでの間に狼藉物に出会わない事を祈りながら
足早に明かりを消して広場を後にしていく。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からジードさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈/山中」にジェイルさんが現れました。
ジェイル > 久しぶりに依頼を請け、向かうことになった先は九頭竜山脈だった。
山中を歩き回り、まだ見つかっていないダンジョンでも洞窟でも温泉でもなんでもいいから地図に書いてくるという仕事。
普通であれば夜に動き回るのは誰であっても避けるところだろうが、この女には暗闇など無意味。

「…地図が雑すぎやしないか?」

大分ざっくりと描かれた地図にため息を漏らしつつも、まずはそれらしい手近な洞窟をまずは見つけて。
ここから自分でもっと詳細な地図を描きながら探索を始めることにした。

ジェイル > 「………特にこれといったものが見つかってないのは…こっちか」

元斥候、方角を見失うなどということはない。
目印が明らかに付いていない方向へ向かって歩き出した。
実際行って何もないならないでいいし、もしかしたら何か危険なものがあって誰も探索できていないのかもしれない。
時間は割りとある、しらみつぶしに行こうと。