2017/09/17 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にジードさんが現れました。
ジード > 昼下がりの山脈を横断する街道の中腹付近に道行く影がある。
うららかな日射しの元、夏が終わり秋を迎えはじめた風景は風光明媚なように見える。
だがここを通ろうとするものに、物取り追剥の跋扈する危ない場所だという事を知らぬものはいまい。
男も当然その一人ではあるのだが――

「道案内に護衛を雇った方が良かった。後悔先に立たず、だっけ」

かつて東国で耳にした言葉を口にして周囲を見てみる者の状況は当然変わらない。
とどのつまり男がどのあたりを歩いているのかわからないという状況だ。

ジード > 「街道なんだからどこかに繋がってるとは思うんだけどね。
 山賊か追いはぎか…出くわさない事を祈りたいなあ。荒事は嫌いなんだけど」

出来ない訳ではないがかといって好むものでもない。
少々嫌そうな顔をしながら遠くに続く一本道の街道を歩きだす。
途中分かれ道に突き当たる度虱潰しに正解を探す羽目になるのだった。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からジードさんが去りました。