2017/05/28 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にカインさんが現れました。
カイン > 宵の口、山中の麓から少し上った場所。
街道からは山の方へ奥まった広場のような空間で、血なまぐさい光景が広がっていた。
明かに戦闘の後と思しき血痕と複数の骸。そのただ中に立っている剣を抜いた一人の男。
勝者であろうその男の表情はどうにも浮かない物で、忌々し気に闇の方を睨んでいた。

「チッ、付いてないな。あんまりに甘く見すぎてたかねえ、取り逃がすとは」

額に浮かんだ汗を拭い去り思い切りため息をつきながら剣で空を切る。
それだけで、自然と血糊のついた刃から簡単に血が弾けて飛び。

「こりゃ報酬は期待できんな」

カイン > 「こんな季節だからってのもあるがこいつ等よくこんな所で生活できるな」

自分の切り捨てた野党の一人の骸を軽く足蹴にし、感心と呆れの入り混じった言葉を吐き、
動けばすぐに汗の吹き出すような湿度に文句を漏らす。
深夜になり吹けばそれこそ寒い程ではあろうが、山の機嫌は野伏でも何でもない男にとっては図りにくい。
仕方なしに切り捨てた男達の様相を一人一人確かめて行き一列に亡骸を並べ、その先頭に陣取って地面に手を付き。

「――そらよ、っと!」

突然地面から大きな音が響き渡ったかと思えば男たちの亡骸の周辺が陥没し、土の中へと体が消えていく。
乱暴な埋葬を終えて両手を叩き合わせて土を払い除けてから億劫そうに周囲を見回す。
当然取り逃がした相手の気配などあるはずもなく、こんな山中では宿の当てもあるはずもない。気が重そうに肩を落とす。

「どっかに泉源でもあればいいんだがな。風呂に入りたいと心底思うのは久しぶりだ」

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にD・ペイルさんが現れました。
D・ペイル > そんな貴方の鋭敏な感覚に、ふいに引っかかるものがありました。
それは、思ったよりも近くて、そう、それは本当に近くて。
貴方が盗賊達を埋めた、土の中、その奥深く。

それはとても強大で、それはとても禍々しくて、そして、酷く不安定でした。
落ち込んだ貴方の目の前で、魔力で埋め込んだ地面が盛り上がり、爆発するように持ち上がりました。
突然現れたそれは、半透明の竜のようで、その身体の中に、盗賊達の死体を浮かべていました。
しかし、その死体は、貴方の見る目の前で、溶けて、消えて…貴方に、その透明なものは、にゅるりと身体を伸ばしました。

おおきくて、どろどろで…それは、しかし襲い掛かるではなく、ゆっくりとまるで観察するように…。

『だぁ、れ?』

貴方の頭の奥に、響く声がありました、若いようで、老いた様で、男のようで、女のような声。

カイン > 「――お?」

完全に不意打ちだった。用事が終わってさて帰るか、
という程度の軽い気構えを吹き飛ばすかの如く目の前で湧き上がる何か。
半ば呆然としながらも目を丸くして目の前に現れた巨体をまじまじと眺めてしまう。
さほど魔物の種類などに詳しいクチではないものの、一目で知れるのはそれが古い存在だという事と、
本来ここに居るような存在ではなかろうという事。相手をするだけ無駄と一瞬で見切りをつけた物の、

「…驚いたな。意志があるのか?誰と言われればそりゃあ、
 ただの傭兵だ。ここらを騒がせてる悪い奴を退治に来ただけさ。お前さんはなんでこんな所にいたんだ?」

聞こえた声に興が乗った様子を隠しもせずに大げさな身振りで声を返す。こちらは朗々とよく響く声。

D・ペイル > 『よう、へい たたかう、ひと ひと? ひと? ひとじゃない もっとおおきい
 ちいさいけど おおきい ひとみたい でもちがう』

カインの目の前に伸びたそれがぐるぐると色を変えます。 まるで虹色の飴のように。
形も変わる、人であったり、魔物であったり、老人であったり、子供であったり…。
そしてそれは、先程カインが殺した中の一人、女の顔に変かわり、透明な目で見つめます。

『わるいの たいじ わたしも ころす? あなたが おこした わたしも またひとり?
 いやだ いや おきたばっかり またひとり いや いや いや』

ぶるる、とそれは波打つように震えました。
それは怯えるように、伸びあがった後、とんでもない速さでカインに巻き付きます。
しかし、敵意は無いようで、その透明なものは撒きついたまま少しの間動かず…。

「分からない、アタシは気づいたら一人だったから」

不意に肉声が生まれました。 それは、さっき殺したはずの女盗賊の声。

「皆が怖がって、アタシを暗い所に封じ込めた
 アンタもそうなの? 嫌だ、嫌だ、どうすればいい、あなたをたべればいい? そうしたらだいじょうぶ?」

カイン > 「まあ…人間ではないな」

何か言い返しかけて確かに人間ではない。それは間違いないと頷いて返し、
直後の行動に思わず身構えかけるも大して害意を感じない様子に好きなように刺せておく。勿論、危険そうであれば即座に振り払う用意は忘れないが。

「俺はお前さんには特に興味が無いんでな、倒すなんて面倒な事をする気はないぞ。――ン、だが…?」

不意に起きた目の前の現象をうまく呑み込めないまま、
小首が傾ぐ。ドッペルゲンガーやシェイプシフター、名前も実例も知っている
姿かたちを切り替える者たち。それとはまた違うような気がする相手の変化に、
顎に手を当てながら少し考える仕草を見せ。

「とりあえずその体は目立つからな、怖がられたくないならやめた方がいい。
 人間の形になれるならなっておいた方がいいんじゃないか?
 そこらの人間や魔族にお前さんが倒せるかどうかは知らないが、
 人間の形していれば少なくとも人間の形をしていないという理由で襲われはせんだろう」

D・ペイル > 『うそつき? うそはついてない じゃあだれ? だれ? あなたはだぁれ?』

包む様に巻き付きながらも、カインに触れるその身体は霞のように軽い感触があります。
しかし腕を動かせばそこだけ水の詰まった革袋の様な反発があります。
カインの鋭敏な感覚であればわかるでしょうか、その弾力の中に、とんでもない数の魂と、何かが詰まっていることに。

「怖がられるのはいや みんな、アタシを怖がって、皆がアタシをいじめて、暗い場所に閉じ込めた
 人の形…アタシの僕の俺の私の形って何かしら? アナタの好きな形はなあに?
 人の形が大事? 大事、なら」

ふるる、とそれは震えて色が変わりました。 肌色、艶色。
カインが瞬きする間に、その姿は女の姿に変わっておりました。
さっき殺したばかりの女盗賊によく似ているけれど、髪はそれよりも艶やかで柔らかく、
胸の張りは甘くカインの身体に押し付けられ、唇は赤々と笑みを型作っていました。

人の大きさに凝縮されたその姿の中に渦巻く沢山の『なにか』は今にも破裂しそうでしたが、
首を傾げる様子は、まるで無垢な乙女のようで。

「アナタと仲良くなるなら、これがいいの? 貴方の中、これ、好きって言ってる」

ね?と見つめながら尋ねる甘い声は、先程の断末魔からは考えられない程柔らかいのです。
それは、あくまで女盗賊の姿を借りた、子供の様な何かであるせいでしょうか。
その生き物の手がカインのズボンの上から股間を撫でます。
その指の動きは、百戦錬磨のカインの情欲すら煽る巧みな指使いでした。
まるで、外見の姿とはまた別の誰かが、身体を操るようで。

カイン > 「俺はカイン。それが俺の名前だ。…お前は?」

名前を問いかけながらも、己の体に感じる抵抗に少しくすぐったさにもにた感覚を覚え、
身をよじる。その合間に感じる明らかにこの世の物とは思えないような諸々の質量に呆れたような吐息を吐き。

「自然に生まれた物か作られたものか、それとも成長したのか――
 なんにせよこりゃ色々と凄いモノに出くわした気がする」

もう少ししっかりと勉強しておくべきだったかと正体不明の相手を前にして思う反省。
が、己のみを取り巻くソレが目の前で別の形を作ったのを見れば目をパチクリと瞬き。

「ああ、そうだな。確かに俺と仲良くするならその格好が一番だ」

無造作に己に近づいたかと思えば股間を撫でられる指に、
無遠慮に反応する一物。指の動きに合わせて硬くなるのを隠しもせず、
女の形をしたその体を軽く抱き寄せながらそっと唇と唇を重ねてしまおうと頭を動かし。

D・ペイル > 「わかんない 色んな名前で、皆私を呼ぶから
 魔王、魔王、怖いもの、沢山呼ばれたけど、最後に呼ばれたのは…」

D・ペイル。 その生き物はそう名乗りました。 それは、遠い昔の御伽噺の魔王の名前。
カインのが大きくなるのを感じれば、指がするりとズボンの中に滑り込みます。
それは濡れた感触で、でも衣服を濡らさずに、カインの下着の中に滑り込みました。
重ねた唇は瑞々しく、女盗賊の姿には見合わないくらいに甘くて、柔らかくて、貴族の娘のようでした。
驚いたような目を瞬かせながら、その生き物は手を動かします。
カインの大きなものが指で包まれた感触がしたと思ったら、突然の事でした、
カインは、まるで極上の娼婦にぶち込んだような、快感を覚えるでしょう。

「ん、んふ…ぁむ カイン、は、こういうの、好き? 交尾、子作り、種付け、…赤ん坊、欲しい?
 こう言う風に、したい? 女が好き、射精したい、汚したいって思ってる」

たどたどしいキスをしながら、確認するようにあけすけな言葉で確認します。
その内に、カインの一物を包むそれがぐじゅぐじゅと濡れたように蠢き、激しくそれをしごきあげます。
トロトロと絡みつく襞に、飲み込むような感覚、その生き物は手を動かしているけれど、
カインは上質な女陰を生で味わうような感覚に襲われます。

カイン > 「…どこかで聞いたことがる様なない様な…まあいい、ならペイルと呼ぼう。
 解りやすいに越したことはないだろう?」

唇を暫し堪能した後ゆっくりと唇を離し、項へキスを落としながら耳元で囁きかける。
下半身に感じる不可思議な、随分と多くの女を抱いた上でも味わったことのない感触に背筋の震える様な感覚を覚え、
熱のこもった息を吐きながらも腰を抱き寄せた手をそのまま下に動かせば秘所の入り口へと指を押し当て、
二本の指で入り口を押し広げながら中指をゆっくりと押し込んでゆく。
人とも魔族ともまた違う相手の体の様子を確かめるかのように丹念に内部を解してゆきながら、
相手の愛撫に応じて膨れ上がった肉棒が時折大きくはね。

「ああ、好きだぞ?ペイルの事を孕ませたいと思ってる。
 お前さんはどうだ…?こういう事、あんまり経験がある風にも見えないが」

相手の中に入っている者たちはまた別だろうが。
口には出さないまでもそう考えつつも、額と額を軽く押し当てて笑いながらに問いかけ。

D・ペイル > 「ペイル、じゃあ、私は、アタシは、僕は、ペイル カイン、ペイル 怖くない?」

色んな声音にコロコロと変わるけれど、うつろにも見えるその目の奥に、確かに知性の光がありました。
囁く声に子供がくすぐったがるように首を竦めるその生き物は、カインが快感を覚えれば、
それを増幅させるように激しく手を動かします。 水音、蕩ける感触。

「ん、そこ、何もないけど…作る? 今、作る …ん、こう?
 男が喜ぶ形、これだって、知ってる… カイン、気持ち良い、ねー?」

カインが生き物の服の中に手を入れれば、その奥の秘裂はとろとろと濡れた感触を返します。
つるつるで何もないような感触が指に返って居ましたが、少しすれば、
そこは今カインの男根に絡むものと同じ形に変わります。

「カイン、私は、子供を産む形を知らないから ごめんなさい、孕めない、子供は作れない
 作り方、判らない、やり方は知ってるけど、身体の形が分からないから」

ごめんなさい、ごめんなさい、と答えられないことを謝る表情は、子供の様でした。
額を押し当てて微笑むカインに、ごめんなさい、ごめんなさいと謝りながら、
カインの怒張にドロドロぐちゅぐちゅに絡みつき、腰使いでは出来ない激しさで快感を押し付けます。
謝る声はまるで、お仕置きで押し入れに閉じ込められた子供が怯えるようで、
カインが最初に感じていた強大で歪な存在感はそのままなのに、
謝りながら、カインがしてくれたようなキスを返すのです。
抗することが、ごめんなさいの代わりであるかのように、ぺろぺろと唇を舐めます。

カインの男根を射精に導く暴力的な動きと真逆の、たどたどしいキスと言葉遣いでした。

カイン > 「自分が抱く女を可愛いと思う事はあれ、怖いと思うようじゃ男失格だな。
 俺にはペイルの事がちょっと変わってるが女の子にしか見えんな」

ちょっとばかりの強がり交じりの言葉ではあるものの、
実際のところ相手が差して悪い存在に思えないのもまた事実。
攻め手が激しくなるにつれて、まるで弄ばれているかのような感覚に苦笑いしながらも、
相手の体を弄る内に文字通りできた穴へと指をすべり込ませて中身を確かめた後、
怯えたように言葉を繰り返す様子に思わず軽く吹き出してしまい。

「ハッハ、全く…そんなのは気にする事か。
 それに見たところ子供はさておき、学習してけば形の固定はお前さん何とでもなるだろう。
 そこまでできるかどうかは知らんが、っと――ほら。もうそっちはいいぞ」

やんわりと相手の手を己の下腹部から引きはがしながら、相手のキスに応じる様唇を重ね、
秘所の散々苛められて明らかに人の規格から外れた大きさにまで怒張した一物を外に晒す。
そのまま、両手で相手の体を抱きしめれば背中をゆっくりと撫でる。
己の体温を相手に伝えるようにピッタリと体をくっつけ。

「確かに子をなすというのは大事な事ではあるがな、
 こうやって繋がるってのは相手の事を感じられるってのも大事な事だ。
 そうすれば何となく嬉しく成るモンでな、不思議なな事だ」

子供をなだめるようにかみ砕いて説明しながらゆっくりと一物を相手の作られた秘所に押し当て、埋め込んでゆく。
その間も体をしっかりと密着させたまま宥めるかのように背中を撫でる手を止めまま。

D・ペイル > 「女? おんなってなあに? ん、でもこわくないなら、よかった
 食べないから、大丈夫、起きたばっかり、お腹いっぱいだもの
 カインがくれた? 沢山、死んでたから、貰って良いの、ねー?」

物騒な事を言いながら、他の女盗賊の顔に変えました。
そのどれもが、生前よりもどこか幼くて柔らかな表情。
すると、唇の感触も変わり、押し付けられる胸の感触も変わります。今は、豊満で。
しかし、カインが指で広げるそこの感触はカインの物にぴったりな奥深さでした。

「うん、でも、カインは子供を作りたい、孕ませたい、でしょう?
 それが出来ないと、仲良くなれない? カイン、私と仲良く出来ないなら、
 また、アタシを閉じ込める? ん、んん…ちがう?」

ずるりと男の者から引き抜かれる手を、真似するようにしてカインの背に回します。
撫でて抱き締める感覚がなんだか新鮮で、くっつける身体にこちらもくっつけ返して、
さっきされたみたいに額を合わせて、微笑んで見るのです。

「ふしぎ、ふしぎ、ねー? カイン、繋がる、繋がれば、怖くないから
 カイン、そうしたいのね、赤ちゃん、出来ないけど…んん、とかしちゃだめ?」

やっぱり物騒な事を言いながら、脚を広げた女はゆっくりと根元までカインを飲み込みます。
快感はあまり感じていない様子ですが、カインの表情を見て、ニコニコと子供のように微笑みます。
カインの名前を呼んで、気持ち良い?と尋ね、もっと?と逆側に首を傾げます。
そんな仕草は子供のように純真で、でも、腰の動きは年季の入った娼婦以上のくねりです。
カインの腰に絡んだ脚がとろりと溶けて、半ばカインの下半身を包むようです。

他の誰かがその姿を見れば、カインが女型のスライムに下半身を溶かされているように見えるかも知れません。
でも、ズボンの中まで入り込んだ粘液が、カインの脚の指までを包み、下半身全部をトロトロくちゅくちゅにして、
カインに新しい快感を与えます。 気持ち良い?と子供のように微笑みながら、激しく、執拗に射精を導きます。