2016/12/09 のログ
■シャロン > 流せる体液の殆どを垂れ流した少女は、次なる凌辱の舞台に上がる。
手にしていた斧の正体は、実を言えば少女も見抜いていた。
何せ元々は神聖騎士団の切り札たる聖女だ。呪いの品に対抗する術も体得済みだった。
しかし、今はまだそのときじゃない、とでも言うべき命乞いをもって、この場を切り抜ける。
あれで切断されるのは、自身が敗北に敗北を重ねた後じゃなければ、と。
持ち主が死ねば、次に持った者が手足を継ぐ権利を得る事まで理解していて、旦那が勝つと信じているから出来る遊び。
自分の命すら掛け金にした、しかし確実に勝てる賭け――命綱を付けて谷間を綱渡りするようなもの。
安全圏から楽しむ凌辱と、首を絞められて覚える死の恐怖は格別だった。
「こ、今度は、何を――ひっ、わ、わかりました、踊ります、からっ……!」
精液をたっぷりと飲み込んだ子宮には太いディルドを、そして尻には何やら緑色の液体と何かの結晶が混ざった液体を注がれる。
カウンターに腹を乗せ、宙に浮いた足を開かされ、その奥の尻穴に嘴が突き立つ。
その後注がれる液体は、強烈な灼熱感と快楽を腸壁全体にぶちまけた。
硬い粒子が腹の中を満遍なく擦りあげ、それが僅かな抵抗になって腹を膨らましていく。
数回に分けて、最早入らないほどに注ぎ込まれると、次いで差し込まれるのは少女の拳ほども有りそうなプラグ。
ぐりゅ、と肉穴を広げて入り込んだそれは、肉を食む様に返しが食い込む抜けにくい代物だった。
「ひ、ぁ、ぁぉ、ぉおおおっ……く、るひっ……ちゃん、ばらっ……負け、ませんからっ――」
腹を妊娠初期の妊婦の様に膨らました少女は、ナイフのように短い、細身の棒を受け取る。
変わる男が持っているのは長剣のような長さの、しかもしっかりとした太い代物。
不利を分かっていながら少女は、懸命の踏み込みを見せた。
それでも、万全とは言い難い体での、腹を気遣った動き。
当然先ほどよりは数段下の、しかも竜の力も膂力も失った少女の一撃。
懸命に幾度か責めるも皆あしらわれて、徐々に体力を消耗していく。
最初の一人すら倒せずに疲弊しながら、ふらつく足で攻め続ける。
実際の所、少女は微塵も勝とうとは思っていなかった。
だから、男の振り下ろす棒にうまく合わせるようにして短い棒を合わせると――。
「はぁあっ――!」
渾身の一撃に見せかけ、自ら得物代わりの棒を叩き折る。
――こうして勝利の術すらなくなった時、男達はどうするだろう。
否、どうしてくれるだろう。そんな、淫蕩な思いが滲み出る。
一発も当てられずに得物を折られた、運すら悪い少女――その末路に、期待を抱く。
実を言えば、少女もすっかり興奮しすぎて、本気で負けに行ってしまったのは秘密だ。
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