2016/12/02 のログ
ヴィクトール > 小さいわりにしっかり者だと笑みが絶えないが、彼女の望みに叶うかと言えば少しわからないというのが事実だった。
魔族の血が馴染み、人を凌駕していく。
それこそ何時か自分も魔族となってしまうのではと思うほど、とは言え、実際は4分の1、魔族の血が混じっているので間違いとも言えない。

「んじゃあ…避妊の薬をシャロンに飲ませねぇとな、避妊具ってやつは千切れちまうんだよ」

菊座だけで満足はできず、避妊を選ぶも、方法が自身の乱暴さ故の答え。
苦笑いを浮かべながら甘い囁きに、楽しげな微笑みが絶えない。

「そうだぜ、シャロンを痴女にしたのは俺だ。だから…もっと卑猥にして愛して、グチャグチャにして貪ってやる」

そんな彼女だからこそ、もっと狂わせてやると獣のような欲望と、独占欲の強い愛情を低く囁く。
ある意味、雄と雌の関係といったらしっくりくるかもしれない。
蜜があふれかえる中、ショーツを掴んで引き下ろしていく。
裾を捲らせたまま、引き下ろせば、大洪水のショーツと股座の間がどうなっているかがよく見えるはずと覗き込んでいた。

「あれか…普通の男なら怒るところだぜ、ほんとによ」

自分に甘く抱きしめられる前の味付けに踏みにじられたいと、激しい快楽を求めてくる。
犯されたいという被虐的なお強請りに、眉をひそめて笑いながらも、敏感な肉芽の穴を爪先でくりくりと穿ると、上着のポケットに入れたままだった小さな袋を取り出す。
以前彼女の身体に嵌めたピアス、それと似たようなものだ。
肉芽の穴を通り抜ける針と、肉芽を上下から挟み込んで擦り付ける黒水晶の飾り。
それがついた物を一つ取り出すと、穴に通して嵌めてしまう。
ギチリと根本から絞り出し、皮がかぶらない状態で固い水晶がゴリゴリと肉芽を押しつぶし、快楽を絶え間なく与えていく飾り。
それを施すと、脱がせたショーツを見せつけるように広げてクロッチを晒して確かめてから再び履かせていく。
隠すはずなのに、剥き出しの肉芽が布地に動く度に擦れるという責め苦へと変わる。

「じゃあ行くとするか、この先の宿があるっていったろ、そこでそういうのも出来るだろうからよ」

何かアテがあるのだろう。
小さな手を握りしめると、ゆっくりと引いて歩き出す。
歩く度に刺激する飾りとショーツに晒される肉芽を可愛がりながら。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からシャロンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からヴィクトールさんが去りました。