2016/10/22 のログ
砕華 > 「私だけのものではないので、構いませんよ。」

(温泉は、無料で、誰でも利用できるもの。
それを砕華一人で、独占しようなどと、当の本人も、思ってもいなかった。
お邪魔してもいいか、と、既にお湯に漬かる準備を整えているラウラに、「ダメです」等と、意地悪を言うつもりも、勿論ない。
歳が若いのか、それともそういう体質なのか、陰毛の類が生えていないらしいが、そんなことは興味もない。
逸れに、薄さなら砕華も、負けてはいないのだから。)

「ええ、こんばんわ。いい月夜ですね。
九頭竜山脈に、こういう温泉が点在しているとは、噂にもありましたからね。」

(当然、この温泉はあると、確信めいた噂は、マグ・メールでも話題に上がっていた。
効能や、その場所も詳しく、説明されていたり、時にはツアーも、組まれることがある。
ただ、個人で来る場合は、それなりに時間と、体力に余裕を持っておかないと、探すことすら出来ないが。

一気に、潜ることができるほど、お湯はぬるくはない。
入れば、びりびりと肌が痺れる感覚と、じんわり温まってくる、肌の心地よい感触を与えられる。
だが、それが不思議と、張り詰めた心を、慰めてくれた。)

「ラウラさん、ですか。私は砕華(ソイファ)と申します。
マグ・メールで、『紅一朝』と言う薬屋を、経営してるものです。」

(どうぞよろしく、と顔が湯に漬からない程度に、頭を下げる。
下心を見抜く力は、砕華にはなく、その湯煙の向こうに、シェンヤン人である顔が、くっきりと浮かぶ。
肩まで漬かっている体は、残念ながら白濁色のお湯のせいで、全貌ははっきりとは見えない。
しかし、その白く、滑らかな素肌は、適度に手入れをされた、健康的な美で、溢れていた。
と、砕華の其処へ見えたのは、その胸の頂。ツンと尖ってしまっているそれ。
くす、と指先で、口元を隠すように笑いながら、「冷えますね…」と、一言呟いた。)

ラウラ > なら、良かった……かな。ほら、湯には一人で入りたいって人も、時々居るでしょう?
(安堵の吐息を零す頃合には、形良く隆起した膨らみも湯に一度、没する事となり……もう一度、はふ、と、安息の吐息が零れたのは言葉に対する物ではなく、純粋に湯への満足感である。歩いてきた身を包んでくれる湯は、その甲斐もあった、と思わせてくれようもの。そうする間にも、近寄ったお陰と目が慣れたお陰で顔立ちを判別出来る頃合となれば、ざぶ、と、少し湯面を搔き分ける形で彼女の傍らへと近づくようにとしてしまった)
私の場合は町で聞いて、地図も手に入ったし、評判も良いみたいだったから行ってみたくなっちゃったの。
じゃあ、砕華さん、宜しく、ね?……私は学生、って言うのが一番、立場としては近いわね、コクマー・ラジエル学院の、生徒なの。
(濁り湯が惜しい、と思わせる肌艶は、同性愛嗜好の身には湯の火照りとあわせて色っぽく思えてこようもの。しかして、彼女の笑みに気付けば、既に湯内に没した胸元を、かなり遅まきながらに片腕を添える形で繕って居た)
……そりゃぁ、うん、お外の、お風呂だもの、どうしたって外を裸で歩く時間、出来ちゃうもの。……砕華さんだって、ならない?
(なんて悪戯めいた言葉と共にゆるゆると右手を伸ばした矛先は、湯内ではあれども、相手の胸元。……濁り湯に隠れてあわよくば、と企てた代物ではある訳で、逃れられねばその膨らみを探り当てようとすらしてしまうだろう)

砕華 > 「殿方と、一緒にはいるのは、さすがに気がひけますけど、女性同士なら、私は構いませんよ。」

(フロを、一人ではいることは、日常茶飯事だが、それは家の風呂での話し。
狭い其処ではなく、女二人が占拠しても、十分な広さを保っているなら、一人で愉しむのは、もったいないというもの。
湯をかき分けて、近寄ってくるラウラを、咎めることもなく、其方に開いているのかいないのか、わからないような視線で、迎え入れた。)

「そうなんですか…、なら、他の温泉には、行かれたのでしょうか?
私は、薬草採取に夢中になって、帰り道が解らなくなってしまったときに、偶然この湯を見つけまして。」

(幸運だった、というべきだろう。
疲れ果て、夜も寒い中で、森の中での野宿など、考えるだけでもおぞましい。
獣に襲われるだけなら、刃物もあるし、やり過ごすことは出来る。
しかし、もしも夜盗などに襲われたら、身包みはがされるだけでなく、この肌を汚され、挙句、奴隷市場へ。
そんな未来も予想できるだけに、この温泉を見つけられたのは、本当に幸運だった。
せめて、体を温められる場所だけでも、見つかったのだから。)

「…ええ、右に同じく。」

(女性なのだから、寒い中を歩くと、どうしても先端が、立ち上がってしまうもの。
ここがお風呂なのだから、それは仕方のない、所謂生理的現象なのだから、咎めるつもりも、まったくなかった。
悪戯っぽい笑みに、砕華もつられて、笑みを返す、が。
その、胸元に不意に、何か柔らかいものが触れる。
最初は、葉っぱかなにかかと思ったが、それが、砕華の胸を、包み込むように、まるで探ってくるかのように。
砕華は、一瞬だけ、怪訝そうな顔をしたが、すぐに、微笑みのようなものに変わる。
甘えているだけ、そのうち飽きて離すだろう、と。

ラウラの触った胸は、掌にすっぽりと、覆い隠されるだけのふくらみ。
だが、その形も、弾力も、その健康的な素肌に見合うだけの、さわり心地であった。
そして、その掌の中央付近、何か堅いものが、掌を押し返してくる感触も…。)

ラウラ > あは……同感かも、特にこれだけ周りが静かだったり暗かったりすると、色々と……ねぇ?
(その“色々”に関して、ある部分においては危険因子足りえるのが己、と言うのは見事なまでに棚上げした代物である。……折角ならば同性と湯を堪能したい、と言う部分は、下心めいた部分を除いても頷ける箇所なのだから嘘が混ざって居る訳では無いと言うのが自己弁護。……問題があるとすれば、その特徴的な目元の分、己がつい、習癖として探る瞳の向いた位置が判り辛い、と言う点だろうか)
ええ、他にも幾つか。……けれど、ここまで周囲に設備らしい設備が無いお風呂の経験は、ほとんど無いわね。露天の所はあっても大体が簡易的だったりしても宿泊設備付きだったり、細かい所で商いの手が入っていたり……だから―――って、砕華さん、迷子だったの……?じゃあ、旅支度なんかも、もしかして、あまり持ってなかったり?
(そんな問いの最中……己は会話に混ぜ込む形で手指を彼女へと伸ばしてしまっていた。無事に、と、触れた乳房は思いのほかに柔らかく、目視しきれないだけに手探りとなる指使いは小振りながら程好い感触を指にと与えてくれるものだから―――ざぶ、と、終いには寄り添うような間合いまで身を近づけると、指の位置を揉みながらに動かし、掌にて感じ取れたころりとした感触へ親指を触れさせると、くに、くに、と、揉み転がすように蠢かせてしまっていた)
………ほんとだ、ココ、ツンってしてるわ。……暖まってても、すぐには戻ってくれないものねぇ……
(言うも、悪戯開始、となった己の指の所為で弛緩するのも難しくなってしまうだろうか、と、ついつい緩む唇の端。残る指は肌触りを堪能するかのように乳房をふにゅふにゅと揉み始め……調子付いた身の上は、自分の胸元を緩く隠した左手を湯底へと触れさせ、同じく手探りで彼女の太股を撫でるようにと滑って行く)
―――……抵抗、されるかな、って思ったけれど……ふふ、柔らかくて、良い手触りだわ

砕華 > 「ええ、いろいろ…危険がありますからね、女として。」

(いろいろ、を経験していないわけではない。
だが、同意の上か、それとも襲われるかで、その判断は、そっくりそのまま、裏返る。
砕華とて、暗がりで襲われるのは、ご免蒙りたいのだ。
護身用として、見せるための獲物は、いつも持ち歩いている。
其れで怯えてくれれば、御の字、出来れば争いごとは、避けたいというのが、本音。)

「逆に、設備らしい設備がないほうが、私は好きですよ?
手の入った温泉は、どうしても、人の匂いがしてしまうけれど、こういう場所は本当に、お湯しか感じませんから。
迷子、ではないのですが、薬草採取が行き過ぎてしまって、旅支度などは皆無で、帰りに濡れた体を――…。」

(どうしようか、考えていた。
その言葉は、寄り添うように体を近づけてきた、ラウラの指の動きで、阻害される。
甘えているだけかと想われた、胸に沿わされた手は、厭らしい手つきで、胸の形を歪ませる。
掌で、折り曲げられ、押し潰されていた先端は、太い指の感触で、こね回される。
こり、と動かすたびに、背筋にゾクリ、と電気のようなものが走り、薄く瞳が開く。
ほんのり、朱色に染まった顔が、余計に朱色に染まり、その笑みが、徐々に消えていく。
ぴくん、ぴくんと肩を震わせ、堅い乳首が、ますます堅くなっていく。)

「……あの、ラウラさん…?
ちょっと、手つきが厭らしい…ですよ?」

(寄り添う、ラウラの体を、開いているのかわからない細めで眺め、悩ましげに、眉がひそめられる。
恥ずかしながら、少し感じてしまっている自分に、砕華は、羞恥を感じていた。
ラウラが、自分の前に回りこみ、太股に手が添えられて、内股にまで指が伸びていく。
さらに、ぴくんと体が跳ねて、だんだん息が荒く、逃げ場のない悪戯に、ますます顔が赤くなる。)

「あの…そ、そういうことは…ぁっ……ちゃ、ちゃんと、するって……んっ…。」

(同意を求められても、困るといえば困る。
しかし、裸同士の付き合いだと、こういうこともしばしば、経験していたため、抵抗らしい抵抗は、なかった。)

ラウラ > ……同感、でも、迷子の最中に……ってトコは、すこぅし危ない気もするけど……こんなお風呂があったら誘惑に屈しない自信、無いかも
(何せわざわざ求めて訪れた身が此処に居る、となる。……己も護身用の品はあれども外観からの示威行為に繋がり辛い代物でもあり、本命の護身手段に至っては各種、魔術。ソレが故に探査術式等の事前防衛が欠かせないのだがそこはそれ、現在も無意識下で展開できる程度の探査は起動させた侭、だが……)
……ひょっとして、脱衣所とかもなんにもない、岩肌にぽっかりあるぐらいの天然温泉なんかも、好きだったりする?って、あー……ひょっとして、タオルとかの類、持ってなかったり……?
(ふ、と浮かんだのは桃色めいた発想。……そうなる程度には目前の女性の、文字通り素裸を前にして意識はそちらに集中してしまっている有様である。万が一があれば術式が警告で強制的に意識を引き戻してくれはするのだが、今の所その気配は感じられぬものだから……ころ、ころ、と、尖りを増した蕾を親指が転がし、ついには、きゅぅ、と、圧しするような指使いで明確な刺激を落としてしまっていた)
……気付くの、遅いわよ、砕華さん?……手付きがやらしい、んじゃなくて……やらしい悪戯するから、こういう手付き、なの。……肌も敏感みたいだし、ひょっとして、こういう不意打ちで、しかも―――女の指でも……感じちゃう?
(にんまり、と、意地悪く緩めた口元を隠そうともせずに紡ぐ言葉。腿へと触れ、探り当てた指先はそのまま内腿を這い登り、目指すは下腹部、スリットを求める形で指先が滑らかに滑り行き……こんどはじゃれるような動きすら飛ばし、秘裂へと触れてしまえば其処を中指で、くに、くに、と、煽るように撫で解して行く魂胆で)
―――ね、砕華さん。……私に悪戯されたおっぱい、どうなっちゃってるか……みせて?
(つまりは、ゆったり浸かった肩口を上げ、己の視野に乳房を晒せとのオネダリである。そんな言葉を紡ぐ吐息は次第に甘さを帯び、惹かれるようにと彼女の顔へと寄ってしまえば……徐々に互いの吐息が絡まりあう程の間合いともなろうか)

砕華 > 「せ、せめて…暖だけでも、取れればと……はぁっ…。」

(岩肌にある、脱衣場も何もない、本当の秘境の温泉。
勿論、そういう場所にある温泉も好きだ。もしかしたら、そういう温泉のほうが、好みかもしれない。
だが、それを答えようにも、ラウラが触っている、乳首から伝わる刺激が、少し強い。

寒いという事もあるが、温泉に長く漬かっていた所為で、肌が敏感になったのだろうか。
普段は、ただ触られただけで、こんなにも感じることはないのに。
温泉ばかりの所為ではない、ラウラの指先が、器用に砕華の、弱いところをついている。
乳首を折り曲げ、こりこりと転がされ、最後には、指先で圧し潰され。
手先を変えて、刺激を送り込んでくるラウラに、砕華はだんだんと、思考を蕩けさせられていった。
お湯の温かさと、ラウラの肌の暖かさが交じり合い、火照った体が、さらに体温を上げていく。)

「んっ…最初から、こういうつもり、でしたね……?
まったく、厭らしい…人、ふぁっ…なん、ですね…ぁっ、あぁっ…。」

(感じてしまうのか、と言う問いかけに、答える必要はないだろう。
少し、背中を湯船の縁に預けて、のけぞるように、白い顎を晒している時点で、快感を憶えてしまっているのは、明白だ。
太股へ、そして内股へと、指を滑らせ、下腹部の下にある、秘部を目指す指に、陰毛の感触はなかった。
中指が、其処を擽るように、入り口が解される。
年齢の割りに、小さいその入り口は、こね回されるたびに、湯に紛れて、ねっとりとした液体を、ラウラの指に纏わせていた。
薄く開けば、その上に頓挫した秘核に、湯が当たって――)

「あうぅっ……!」

(その熱で、仰け反るほどの刺激を、感じてしまった。
胸を見せて欲しい、とせがまれる、近づいてくるその顔に、砕華は言われるまま、縁に座るように、上体を湯船から出す。
ふっくらと膨らんだ胸、その先端は、既に刺激と寒さで、堅く尖りきってしまっていた。)

ラウラ > ……温まった後、濡れたままで服、着るの?それとも……ふふ、裸で乾かす心算だったのかしら
(後半は冗談まじりではあるが、それはそれで眼福だろうな、なんて思ってしまう程度には指から伝わる柔らかさが至極、甘い。ツンと尖った蕾を狙う手指は同性との情交への慣れを伺わせる代物で―――ソレは外見的な幼さを裏切りかねないモノ。湯による火照りだけではなさそうに思える頬の赤みにも煽られ、最初から、の言葉に返すは二本指で、きゅっ、と、蕾を強く挟み込む刺激であった)
―――砕華が一人きりで、おまけに私が近くに寄っても距離、取らないんだもの、スキンシップしたくなっちゃったし……ふふ、おっぱい触ってたら、こういうつもりに、なっちゃった
(弁明めいた言葉ではあるが裸身の魅力に屈したのも、その本能や煩悩に従ったのも、紛れも無い事実でしか無い。下腹部を撫でる指が、やけにつるりとした感触を捉えたものだから、ついつい下腹部を執拗に撫で―――無毛である事を妄想するや、にんまりと劣情に濡れた唇が釣りあがってしまった)
……感じちゃって、濡れちゃってるわ。それに……素直、色々と、ね?
(従順に胸元を晒してくれる彼女を邪魔せぬようにと一時、弄る手指を離しはすれど、露出したのを良い事にその稜線を、じぃ、と、好色に濡れた瞳が視姦する始末。なれば、と、己はさも当然とでも言うかのようにその胸元へと顔を寄せ、つぅ、と、唾液の滴る舌先で尖った蕾を、ころり、と、舐め転がしてやった)
……乳首もツンってして、可愛いわ。それに、すごく美味しいし、ずぅっと砕華のおっぱい、揉んでいたくなっちゃう
(煽るような言葉を発したその直後、露出せしめた膨らみへと掌を伸ばすと下方から掬う形を取り、ふにゅり、ふにゅり、と、他者の手指にて其処を弄られている有様を見せつけてしまう。挙句……甲高く上がった声音を聞き捉えて居た耳は、左手指を蜜口へと伸ばし、くち、と、浅く挿入するなり残る指で左右に割り開き、互いの挙動でちゃぷちゃぷと揺れる湯にて最も敏感な秘芽を刺激せんとして)
―――だから、選ばせたげる。ね、砕華……乳首を舐めてイかされるのと、もーっとえっちなトコを舌で舐めてイッちゃうの……最初は、どっちで、乱れたい?

砕華 > 「それを……考えて、いたんです…。」

(おそらく、このまま何事もなければ、濡れたまま服を着て、後は乾くまで、待っていた。
むしろ、濡れた体を拭くための、手ぬぐいすら持っていないのだから、そうするより他、方法はなかった。

同性との性交は、砕華とて、経験がないわけでは、なかった。
異性との経験も、同性との経験も、いくつか数える程度に、味わったが、なれている、とは言い難い。
その点、ラウラの手つきは、同性を「悦ばせる」ことに関して、随分慣れている気が、する。
二本の指の間に、乳首が敷かれ、其処が強く挟まれると、口元を手で抑えて、大きく仰け反った。
耐え切れたかどうか、怪しいけれども、なんとか気をやることだけは、耐えた。
あっけなく、絶頂に上り詰めさせられた、などと、恥ずかしすぎて、顔を覆いたくなる。)

「…ラウラさんが、甘えてきてると、思ったんです……。
こ、こういうつもりだったら、私だって…。」

(素直に、求めに応じたわけでは、なかっただろう。
不意打ちだったからこそ、体を許すことになり、ラウラの妙技に、翻弄され始めている。
露出した胸元、鎖骨に至るまで。肌がお湯を弾き、瑞々しく月明かりに、照らされている。
視線を感じて、思わず顔を背けるほどに、羞恥を感じてしまうも、次の瞬間に、またびくり、と体が震える。
胸の先に感じる、くすぐったさと、唾液の感触。口元を、手で覆っていないと、声が出そうになる。
ラウラを、その気にさせてしまった、己の浅はかさを呪いつつも、どこかこの行為に、期待している。
砕華は、己の胸が揺れ、ラウラの手で歪んでいる胸を見下ろし、とろりと視線が、蕩けて開く。
薄く開いている、その瞳は、既に浴場の色が、色濃く出始めていた。)

「ら、らうらさっ…それ、だめぇっ……!
そこは、そこは、ほんとに、弱いんです、ぅぅ…っ!」

(弱い場所、秘核を湯の温かさが襲う。
暖か意を通り越し、熱いと感じるその場所、ビクビクッ!と体が震え、ついに耐え切れなくなり、嬌声をあふれ出させる。
胸を吸われて果てるか、それとも――。
砕華の答えは、意外と早かった。)

「こ、後者…っ!わ、わたしぃ…強いほうが、いい…っ!」

ラウラ > ……だったら、そこは私、お手伝いできるかもしれないわ。元々、湯を求めて来たのだからそれなりの備えは、持ってきているもの。
―――砕華さんの肌、後で拭いてあげる?替えの下着までは……って、ショーツとかは着けないのだったかしら
(異文化に触れる機会が無い訳ではないのだが、細やかな所での誤解や先入観といった物が存在してしまうだろう事も否定できない側面である。
しかして今は、と、露にさせた乳房へと注ぐ視線も包み隠す事もなし、思った以上に敏感な反応を返してくれたものだから……とろり、と、指先に感じる蜜を手繰り当てるまでの間も、そうかかる事は無かった。そのまま、くち、くち、と、湯と蜜を攪拌するかのように指を躍らせ、弄んでしまうものの決定的な刺激の、二度目、を落とさぬままで)
……甘えてるわよ、砕華さんの柔らかい肌と、綺麗なおっぱいに。……でも、こういう“スキンシップ”をしたくなっちゃう甘えが―――私の、甘えてる、って状態なのかもしれないのよね
(傍目にすれば、襲った、と称されてもあながち否定の出来ないやり口だろう。それでも従順に肌を晒してくれるものだから……ついつい我慢ができなくなった頬は、そのままツンと火照りも露な乳房へと頬ずりし、その柔らかさを味わってしまって)
あは……ほんとに敏感……それに、えっちだわ。お湯と、えっちなお汁、どっちが、って、指でもわかっちゃうんだもの。だから―――イかせてあげる、だから……ね?……腰かけて、えっちな所も、全部丸見えにして、足、開いて……お外で素裸な砕華さんの姿、ちゃーんと、みせて?そしたら……私のお口で、一番えっちな所にキスしたげる
(そう、ココへきて尚も命ずるは自ら、隠すべき場所を晒せ、と言う羞恥じみた命令である。ほら、と、煽るようにか細指は蜜壷へと浅く挿入され……それでも秘芽へ触れる事のない寸止めじみた角度で膣壁を撫で圧している有様。―――蕩けた視線には色欲と、滲み、隠し切れぬ嗜虐心が滲んでしまっている事だろう)

砕華 > (拭いてあげる、のこと番は、軽く頷く程度であった。
ここまでされてしまったのだから、もう、何を言っても、無駄だという諦めのようなものが、砕華の頭に浮かんでいた。
しかし、それはただ単なる言い訳、本当は、愉しんでいるのだ。
元々、薬屋をしている間でも、こういう情事な行いは、嫌いではなかった。
スキンシップもそうだし、触られる、触るという行為が、人肌が、とても。

決定的な、二度目が来ない、淡い攻め。
それでも、砕華からは「あっ…んぅぅ……」と、甘く切ない声が、時折あふれ出してくる。
お湯と、愛液が、混ざり合っていく。白濁の湯の中で、ラウラの指によって。
二度目がこなくても、砕華は、素直に快感を感じることで、その心を満たそうとしていた。
決定的な、上り詰められない、淡い攻めであったとしても。)

「…はぁ…ぁ……。…だ、だったら……甘えて、いいよ?」

(甘えられるのも、嫌いではなかった。
行きずりの関係で、体だけ求められるとしても、砕華が、自分の体で満足できるなら、と。
思考は、既に蕩け始めてる、こうなったらもう自分も愉しんでしまえ、と自己防衛的な思考が、働き始めている。
頬ずりする胸は、その顔を押しやる程度の弾力と、柔らかさで、ラウラの顔を愉しませる。
敏感だ、と煽られ、笑われても、もはや否定する気も起きなかった。
エッチなところ、即ちそれは、己の秘部だろう。
全部、ラウラの前に見せてしまう、その行いに、もはや羞恥など、微塵も感じなかった。
いわれるまま、砕華は湯船の縁に腰掛け。片膝を持ち上げて、背中を少しそらせるように、後ろ手をついて。
産毛すら生えていない、己の恥部を、ラウラの前に惜しげもなく、晒していた。)

「……こ、これで…いい、ですか?」

ラウラ > ……さっきの脱衣所、灯りもちゃんとあったし、砕華さんの裸をぜーんぶ、見ちゃえそうね?……今も月灯りがしっかりあるし、ばっちり、見えちゃってるけど
(入浴中の裸身、と言う点だけを鑑みれば、それが当然の格好であろう。……そこに付け入った悪戯娘が此処に居る事にさえ目を瞑れば、ではあるが、では脱衣所にて相応の時間裸身を晒し続けろ、となればまた別の羞恥を与えられるだろうか、とは内心での妄想である。そうした辱めを強いる事も、この娘の危うい性癖に内包された代物なのだから性質が悪いと言えなくもないだろう)
……ええ、じゃあ、たーっぷり甘えさせて貰っちゃう。……砕華さんのおっぱいも乳首も、その、えっちな声も……あは、やっぱり、そこ、つるつるだったんだ。……丸見えで、凄く……私の好み
(そう開脚を強いた秘裂へと露骨な視線を注ぎ、感想まで吐露してしまえば此方も躊躇った様子もなし。顔を倒す形となる所為で垂れてくる髪を指で後方に撫でつけ、丸見えとなった蜜口へ、まずは、ちゅっ、と、甘く誘うようなリップノイズを交えて口付けてやって)
―――ええ、そのまま、おっぱいも、ココも、隠しちゃだーめ。……丸見えのまま……イくところ、見せて貰うわ
(そう宣言するなり、先程まで散々胸を弄って居た右手指にて秘裂を割った……かとおもえば少女らしく細い、それでもやや長めの指を中指、人差し指を二本揃え、ぐぢ、と、一息に深奥まで突き入れてしまう程。責め手はそれで収まる事もなし、膣壁をぐちぐちと、蜜を攪拌する音を伴わせて圧するようにと犯し……くす、と、嗜虐的な吐息を秘芽へと吹きかけたその直後、ちゅぅ、と……無毛が故に、また、背を反らしてくれた格好が故に余す事なく視野にて愉しめる肉芽へと口付け、舌で挟むと同時に、強く、吸い上げるような刺激にて絶頂を煽ろうと)

砕華 > (入浴中であるが故の裸、それは至極、当然のこと。
ただ、それを利用して、己の羞恥を煽り、卑猥な行動に出てくる彼女を、悪質かどうかと判断する。
砕華の頭が出した答えは、否、であった。

情事は、人が持つ本能。
だからこそ、彼女が同性とはいえ、ひと時のぬくもりを求めるのも、至極当然。
羞恥を煽るように、砕華にすべてをさらせ、と命じてくる少女の、歪んだ性癖を、己は否定できなかった。
それはなぜか、「砕華も、愉しんでいるから」に他ならない。)

「……は、恥ずかしい…。こんな辱め、生き地獄です…。」

(つるつるで、丸見え。
元々、体毛が生えにくい体質で、陰毛が生え揃うことがない。
昔から、生まれたままの姿の恥部を、自ら晒す羞恥に、砕華は顔を背け、羞恥で耳まで赤く染まる。
蜜口から、お湯ではない液体が、トロトロと溢れて、甘酸っぱく香る。
わざとらしく、唇から甘い音を出し、その割れ目に接吻が落とされると、「んくっ…」と、押し殺したような嬌声が、砕華の口から溢れた。)

「…手、手短に、お願いします………。
恥ずかしくて、顔から火が、出てしまいそう…。」

(こんなに恥ずかしいのは、初めてかもしれない。
丸見えのままなど、本当に、火が出るのでは、と思うくらい、顔が熱い。
胸を触っていた手が、今度は恥部を開き、その奥へ、二本の指が突き刺さる。)

「んあぁっ…!」

(少しだけ、気をやってしまった。
「はぁ、はぁ」と短く、荒く息をつき、高ぶる鼓動を、何とか落ち着かせようと勤めるものの。
ぐちゅ、ぐちゅと忙しなく、己の股間から沸きあがる、粘着性の強い水音に、それすらもままならない。
その光景を、見下ろしながら、砕華は薄く、開いた瞳で、ラウラの口元を、凝視していた。
自分の秘核へ、息を吹きかけられるだけで、ゾクソクッ!と背筋が震える。

寒くはない、むしろ熱いくらい。
秘核へ、口漬けが落とされ、舌が絡まり――)

「んあっ。んああぁぁぁ……っ!」

(強く、吸い上げられる。
その瞬間、自分でも驚くくらい、あっさりと絶頂の波に、攫われてしまった。
目を見開いて、大きく背中を仰け反り、そのよいんで、体を痙攣させながら。)

ラウラ > ……隠すな、って言ったの、私だし、隠したらちょっとしたオシオキしちゃおうかなーって思ったけれど……全部丸見えにして、ってオネダリにしたがってくれちゃう砕華さんだもん。……もっと恥ずかしくさせたくなっちゃう。
(魅力的な同性を前に、劣情、と言う衝動を我慢できる程に元々の理性がそう強い方ではない。……加えて言えば寒空の中を一人、伝聞した秘湯探索の為とはいえ歩んできたのだ。―――なればこそ求めた温もりに、あっさり欲情してしまう事は、己にとっては自然な代物である。
……その証拠にとでも言うべくか、愛撫の為に湯面から身を起こした己の乳房の先端も、先程、寒気による尖りを見せてしまった時よりも一際ツンと自己主張し、その桜色すら情欲に僅か、色濃くしてしまう痴態を晒してしまっていた)
ん、ふ……はふ……えっちぃお汁、思ったより、とろっとろね。……手短だなんて勿体無い事、しないわ。―――言ったでしょう?“最初は”どうイかせて欲しいか、って
(揶揄るような言葉を繕う様子すらなく紡ぎ、躊躇いなく女の股座に顔を埋めるは、年頃とあわせ見れば背徳的な風景となってしまうかもしれず……湯から半身を出した事で珠と浮く湯が、日頃から手入れされたモノである事も悟れそうな代物、もっとも、今の彼女にその余裕は無いかもしれないが、そうした手入れ、と言う贅沢を日頃から甘受できる身の上である事の、ささやかな証でもある)
ん、ふ、ふふ……イッちゃったわね、砕華さん……?えっちなトコ、ひくひくって震えてるし……蜜も、たぁっぷり……おいし……
(その甲高い嬌声に、いよいよその劣情を擽られたのか、己は零れ来る残滓をぴちゃ、ぴちゃ、と、ミルクでも舐める小動物のように味わうのみならず、ぐぢ、と、重く湿った音と共に引き抜いた指すら、美味とばかりに舐め拭って行く始末。……その童顔に少なくない飛沫を纏っている事には、むしろ行幸とすら思ってしまって)
―――ちょっと休憩したら、もっかい“甘えさせて”ね?
(そう紡ぎ、ざば、と、己も湯面から完全に上がると火照った肌を彼女へと押し当て、胸と胸か重なる形の抱擁を強請る魂胆。
……そうして全身の温もりを味わう、文字通りの“甘え”を暫し堪能する心算だが……彼女の呼気が整い始めれは再び、と、その肌へ悪戯な手を伸ばしてしまうやもしれず。
―――湯冷めも逆上せも避けるべきとの理性は辛うじて残っているのか、頃合を見て脱衣所へと誘う心算でもあるし、告げた通りに彼女の肌から湯の雫を拭う心算でもある、が、それまでの間、幾度、彼女の艶声を求めたかは二人の危うい記憶にと綴られる事となるか―――)

砕華 > (砕華の愛液、というよりも、体には染み付いた、薬草の匂いが、かすかに残っていた。
髪や、皮膚についた薬草の匂い、それは早々、落ちるものではない。
ましてや、常時、薬と向き合っているような女に、人のような匂いは、少々期待できない。

まるで、羞恥を煽るような、ラウラの言葉。
その言葉も、聞こえているのかいないのか、よく分からない。
ただ、解ることは、この少女に、呆気なく絶頂を味わわされてしまい、それを甘受している、自分がいるという事。
一度、燃え上がってしまった劣情の炎は、そう簡単に、沈下するものではない。
日ごろから、手入れをされているその肌、まるで胸同士が重なり、その先端同士を、こりこりと擦り合わせているような。
自然と、絶頂のよいんに浸っていた砕華から、淡い嬌声が、響く。)

「……はぁ……はぁ……。」

(しばし、荒い息のまま、ラウラにされるがままに、体を弄ばれてしまうのか。
それとも、彼女の魂胆どおり、もう一度湯を楽しんだ後、体をタオルで拭いてもらう際に、また嬌声を、響かせるのか。
ラウラの悪戯は、もしかしたら、まだ始まったばかりなのかもしれない。

しかし、砕華は飛びかけている理性で、こう思った。
この娘は、次は私が啼かせる――と。)

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からラウラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」から砕華さんが去りました。