2016/06/05 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にセラさんが現れました。
セラ > 街中でも歩くように、足取りも軽く歩くのは石造りの通路。
たむろする盗賊を潰した折に手に入れた怪しげな地図に、大した期待もなく足を伸ばしてみれば意外にも本当に怪しげなダンジョンがそこに。
そうして、そのまま足を踏み入れてまだ見ぬお宝を求めて奥へと突き進む。

「いや、冒険浪漫というのもいいものだな」

これぞ定番とばかりに、通路いっぱいの大きさの鉄球が押し潰さんとばかりに転がってくるのを目にして満足とばかりにひとり頷く。
逃げも隠れもせずに、どこかともなく取り出して黒剣を振りあげ、振り下ろす。
轟音が響いた後には、粉砕された鉄球の成れの果てが残り、塞がれていた通路は開かれる。
仕掛けられているトラップ類を解除するスキルがないのか、面倒なのか。罠は踏み潰してゆくものとばかりに、罠解除(物理)の力押しでここまで突き進んできている。
力任せの頭の悪い攻略法ながら、確実に奥へと突き進むその顔には、トラップが活きているという事はお宝などもまだ残っているのではという期待に、わくわくとした表情を宿し。